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スズキ・ソリオ ガソリン(MA27S)とハイブリッド(MA37S)試乗レビュー 乗り心地や燃費それに運転のしやすさや室内の広さについて

人気ハイトワゴン 2020フルモデルチェンジしたスズキソリオを試乗しました

人気のハイトワゴン「スズキ・ソリオ」MA27S(ガソリン車&スタビライザー無し)とMA37Sw(ハイブリッド&スタビライザー有り)を借りて試乗レビューさせて頂きました。

先代ソリオ「MA46SやMA26S」とどう違うのか参考にして頂けると幸いです。

外観の写真は都合上MA37Sのものしか有りませんが、MA27Sガソリン車も基本的に外観デザインは大幅には変わらない。

ソリオ・ハイブリッド・MA37S

2020年12月登場したソリオの外装の特徴

2020年12月にフルモデルチェンジしたソリオの特徴は、ミニバンかなと思うくらい存在感あります

全長3790・全幅1645・全高1745mmとBセグメントサイズの車なのに見た目以上に大きく感じさせてくれます。

背が高いのでそう見えるのかもしれません、慎重180cmのわたしと背比べするとこんな感じです。

先代ソリオよりも10cm全長が長く荷室が8cm広くなっているのも特徴。リヤバンパーとタイヤの間、オーバーハンクが少し長くなっています。(先代ソリオのオーバーハンクと見比べてみるとわかりやすい)

後は見た目が今までのスズキ車と大きく異なるのも特徴的です。今までのスズキ車はざっくり言うとZC32スイフトの兄弟見たいなフロントフェイスをしていたのだが、新しいソリオは完璧に差別化されている感じです。

ガソリン車はリフレクター式のハロゲンで少しヘッドライトは異なりますがデザインは概ね同じで、ヘッドライトやアッパーグリルそれにロアグリルそれぞれソリオ独自性を出している感じです。

リヤの方も流行りの縦長テールレンズにLEDブレーキランプに繋がるメッキトランクガーニッシュはインパクトが高く、W風ルーフスポイラーがリヤの見た目を引き締めている感じ。

真後ろから見てなかなかの存在感で、全体的にスイフト感がなくなっていてラグジュアリー性が出てきている。

内装の特徴

内装は誰が乗っても広いとびっくりする位に室内は広いです。写真は後部座席。足元がすごく広くて乗り降りしやすいのはもちろん、乗車してルーフクリアランスも大きいのでまったく窮屈感はありません。

助手席側とスライドドアを開いてみた写真です。Bセグメントサイズには見えない。ルーフが高いので乗り降りも抜群にしやすい。

全長が10cm延長され荷室は先代より8cm広くなっており、180cmある私でも荷室に乗ってトランクリッドを閉じる事もできる程広くなっている。

運転席周りもチープな感じはなく自家用車にふさわしい仕上がりでなかなかラグジュアリー性も高いと思いました。

センターメーターレイアウトは好みが分かれるかもしれませんが見やすかったです。

燃費が見えると思いますが、先代MA46Sの燃費と変わらず16.2km/L(ハイブリッド・MZのものです)です。ISGアシストユニットの燃費限界点なのかもしれない。

オートスライドドア挟み込み防止機能の安全性

グレード別設定になりますがオートスライドドアの挟み込み防止機能をテストしてみました。自分ので手を挟んでもらったのですが、全然痛くなかったです。これなら小さなお子さんを乗車させるときも安心です。

ソリオのガソリン車とハイブリッド車を運転してみた感想

MA37S(ハイブリッド車)を運転してみた感想ですが、先代ソリオと同じくらい運転(車幅感覚・車庫入れ・車線変更・アクセルとブレーキ操作)しやすいのですが、さらなる向上点も顕著にありました。

1つは発進加速ですがモーターパワーは余り感じませんが遅くは無い。加速は大幅に向上(ルーミーのターボには大幅に負けるが)していると思いました。ガソリン車はもっさり感はなくなりましたがハイブリッド車ほど早くは無いです。

またスタビライザー標準装備になるので、交差点を曲がる時の大きなロールもなく安定感が高いと思いましたし、乗り心地も悪くない。

最大の向上点(個人差があると思うのでご了承願います)はガソリン車もそうですけど、ハンドルが意図してまっすぐ向こうとしない点。今までのスズキの車はハンドルが異様にまっすぐ向こうとする力が強くてこの辺に違和感(運転しにくい的な)はありましたが、MA37Sや27Sはよりナチュラルなハンドリング仕上がりになっていると思いました。

車幅感覚のつかみやすさに加えハンドル操作、ブレーキングに加えアクセル操作も違和感なく行えるので誰でもすぐに馴染むコンパクトハイトワゴンだと言えます

ソリオを借り出しして割と狭い道路をいきなり運転しないといけなくなったシーン。割と問題なく車幅は把握できている感じです。

 

ソリオのアラウンドビューモニターとバックカメラの映像

ソリオの車庫入れのしやすさの参考になると思います。リバースへ切り替えると素早くアラウンドビューモニターとバックモニタに切り替わります。

アラウンドビューモニターでは無いバックカメラの映像

MA27Sを借りた時の車庫入れの様子。アラウンドビューモニターはあったほうがいいかもしれない。

スタビライザー標準装備のソリオのコーナーリングについて少し語ってます

ソリオハイブリッドにはスタビライザー(前後標準)と言う車両を安定させるバーの様なパーツ。詳しくは「クスコ スタビライザー」を御覧ください。

 

一方スタビライザー無しのMA27Sでカーブを曲がった時の感想ロールが大きいと言ってます。ハイブリッド車の場合はそんなにロールは気にならなかったのでやはりスタビライザーの効果は大きい。

燃費

最大の購入の目安「燃費について」。

ガソリン車もハイブリッド車もほぼ燃費は変わらないです(タイムズカーシェアの燃費データです)。

MA27Sガソリン車の燃費14.2km/L

ソリオMA27Sガソリン車の燃費

MA37Sハイブリッド車の燃費16.2km/L

ソリオハイブリッドMA37Sの燃費

ソリオ買うならガソリンorハイブリッドどっち?

ハイブリッド車は約180万~210万円の価格設定でやや高いのですが、オートスライドドアや全方位モニター(アラウンドビューモニター)が標準装備だったりするのと、ヘッドライトがLED化されていて高級感はハイブリッド車の方が圧倒的に高いしスタビライザーが標準装備になります。

また長時間運転するならスタビライザー付きの方が疲れないし全方位モニターがあると運転に慣れてない人でも車庫入れとても楽にこなせると思います。

少しお高いですが私ならソリオハイブリッドグレードをおすすめする次第です。

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