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箱根路でランエボ6 トミ・マキネン エディションを試乗!

かげまるさん、「車情報車大好き」をご覧の皆さま、こんにちは。

gafujinと申します。

「車情報車大好き」で日々勉強させて頂きております。

8月5日、神奈川・箱根にあるスポーツカー専門レンタルショップ「fun2drive」さんに訪問しました。

http://fun2drive.co.jp/cars/

当店の魅力は、多種多様なスポーツカーを豊富に取り揃えていること。
「GT-R35」や「S2000」といった日本を代表する車種を始め、往年の名車である「ハコスカ」や「ケンメリ」、「AE86」を保有しております。
更に、イギリスのロータス社の逸車「スーパーセブン」や「エリーゼ」もあり、国内外の名車を箱根の林間の中で風を切って愉しむことができます。

スポーツカー専門レンタルショップ「fun2drive」

AE86レプリカ

ロータスエリーゼレンタカー

GT-R 32 33 34 レンタカー

RX-7レンタカー

NSXレンタカー

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今回私が試乗したのは、「三菱・ランサーエボリューション6GSR トミ・マキネンエディション(TME)」。
ランエボと言えば、スバル・インプレッサWRX・STiとともにWRC(世界ラリー選手権)を席巻した、世界的にも有名な車です。

■ ランサーエボリューション6GSR トミ・マキネンエディション 諸元表
・最大出力:280ps/6500rpm
・最大トルク:38kgf・m/2750rpm
・車両重量:1360kg
・駆動方式:4WD

エボ6・トミマキネンモデル

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今回のエボ6の試乗テーマは

「インプレッサとどのように乗り味が違うのか」

私はインプレッサWRX・STi-GC8(Ver6)を所有しております。
お互いにライバル車として長年に亘り熱戦を繰り広げてきたエボとインプ。
両車がWRCから撤退した現在においても、ファンの間で「どちらが優れているか」という議論は未だ尽きることはありません。
私も「インプ乗り」として、「それぞれの特質がどのように異なるのか」、また「エボの良さはどういったところか」という興味はありました。
しかし、エボを運転する機会などそうそうになく、興味だけが膨らんでいく日々が続いておりました。

その折に「fun2drive」のホームぺージを目にして、試乗を決断しました。

インターネットで「お試し3時間」を予約し、箱根の峠路で「ランエボの特質」見出すことに努めました。

試乗コースは、
仙石原(fun2drive所在地)→小田原市街→ターンパイク箱根→箱根峠→芦ノ湖→仙石原

山間にある仙石原から箱根山麓の小田原市街までは、国道138号線→国道1号線のダウンヒル。
小田原で折り返して、有料道路のターンパイクから箱根峠までは長い登り坂が続きます。
ラリー車であるランエボの性能を堪能するには、急峻な箱根の険は最適なステージです。

極めて私見な試乗記ですが、どうぞお付き合い下さい。

箱根ターンパイク

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ランエボの特質

 《 峠ではかなり乗りやすい車 》

「ランエボの長所」と言うと、下記の2点が議論の題材として挙げられます。
① 低速トルクの太さ
② コーナリング性能の良さ

実際に運転して実感したのは、「街乗り運転では①②ともよくわからない」という点です。
少なくとも、インプレッサとの差はありません。
今回訪問時は平日でしたが、仙石原から小田原市街までの区間は渋滞しておりました。
街乗り同様の速度が続いたこの状況下では、「エボとインプの差異」を見出すことはできませんでした。

小田原で折り返しターンパイクに入ってからのステージ。
最高地点990mへ向かう高速コーナーが続くアップヒルですが、ここでエボの特性が本領発揮します。
インプレッサならシフトダウンしなければならないところを、エボならば「アクセル一踏み」で強引に引っ張れます。
仮に3000回転を下回ったとしても、アクセルワークのみで容易にパワーバンドまで回転数を上げることができます。
この立ち上がりの良さが、「極太低速トルク」と評される所以でしょう。

次にコーナリング性能(②)。
回頭性が非常に優れております。
少々Rがキツいコーナーでも、スムーズにクリアできます。
その秀逸なコーナリング特性は、「踏ん張る」や「滑らか」というより「クイックリー」。
GC8ではブレイクしそうなシチュエーションでも、「グイッ!」と曲がります。

「低速トルクの太さ」と「コーナリング性能の良さ」とのコンビネーションは、抜群の立ち上がりを実現します。
この立ち上がりの鋭さを持ち合わせるランエボは、峠を駆け抜けるのに最適な車と言えましょう。

インプレッサ(GC8)との差異

先述したとおり、街乗り走行時では両車の差異はほとんどありません。
誤解を恐れずに言えば、「同じクルマ」と言っても良いくらいです。
それくらい乗り味は良く似ています。
歴代インプレッサの中で非力なGC8でもそう感じさせられるので、エボ6と同時期のGDB型インプレッサならば僅差と言えるかもしれません。

しかし、峠走行時では両車の差異が現われます。
「楽に速く走る」という観点では、断然ランエボです。

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試乗時間

今回の試乗は「お試し3時間」を選択しました。
ランエボの特性を把握し、GC8との差異を検証するには、充分な時間であったと思います。

~ 最後に ~

fun2driveでは豊富な車種を顧客のニーズに合わせ、各種利用プランやそれに見合った走行コースを用意しております。
また、「名車の乗り比べ」など、車好きの琴線に触れる企画も随時開催しております。

夏真っ盛りですが、箱根路でスポーツカーの魅力を愉しんでみませんか?

※撮影を快諾して下さったスタッフ様、ありがとうございました。
次回はS2000試乗でお願いします!!

fun2drive
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1143
・営業時間:8:00~20:00
・電話番号:050-3693-8090
・URL:http://fun2drive.co.jp/

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「箱根路でランエボ6 トミ・マキネン エディションを試乗!」への2件のフィードバック

  1. かげまるさん、本当にありがとうございます!
    念願であった記事作成が叶いました。
    長年のお付き合いではありますが、改めて御礼申し上げます。

    今回の試乗に際して、周囲からは「(インプと同じ毛色である)ランエボじゃなくとも・・・」と散々言われました。
    しかし、エボに対する私の知識は「ネット難民」と同等です。

    「身銭を切ってでも体感する必要がある」と常々考えておりました。
    結果は「自身で体感した事は100の情報をも上回る」と痛切しました。
    何事も経験なのだなと、「知識先行」である私にとっては良い経験となりました。

    まあ、本当に「経験が大切」と痛切したのは、1週間後の同時間帯・同ロケーションでの「ある体験」でしたが(涙)。
    「背理法」で言及するならば、エボを駆った上で「運転が上手くなった!!」というのは、明らかに大きな勘違いでした・・・。

    1. いえいえい、こちらこそ貴重な情報ありがとうございます。

      ランエボの極太トルクがどんなものなのかさっぱりわからないですし、こればかりは実際に運転してみないとわからないです。

      そうした情報をインプレッサと比較してもらえる情報は本当に貴重です。(^^)

      エボを運転してみて運転が上手くなったと思うのは、私はある意味ありかなと思いますよ。今度機会があれば人気のEK9のレビューも書いてくれると嬉しいです。

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