トヨタ ミニバン 80 ノア 2.0Lガソリン車を借りてきた
トヨタの人気ミニバンノア(VOXY・エスクァイア姉妹車)の2.0Lガソリン車を借りてきたので、運転してみた感想を解説させて頂きます。
借りてきた 80 ノア 主な内容
借りてきたノアはタイムズカーシェア所有の車で、登録は令和2年4月と比較的新しい個体でグレードは2.0X(2.0Lガソリン) 8人乗りになります。
以下借りてきた80ノアの車検書。
内外装はVOXY・エスクァイア姉妹車とほぼ同じ
ノア・VOXY・エスクァイアは姉妹車なのでフロントフェイス以外は見た目ほぼ同じ、内装等も素材に若干の違いはあると思いますが運転席・二列目シートウォークスルーや2列目・3列目シートの足元の広さは同じ。
・写真は「80・ノア」です。
フロントフェイスはヘッドライトユニット&アッパーグリルデザインが3姉妹車それぞれ異なる。ノアは少しオラオラ感が強い。
ステアリング&メーター周りもほぼ同じ。
運転席を開いた写真は三車種の見分けが付けにくい。
室内は共通でルーフトップのクリアランスが十二分にあります。
2列目シートのスライド幅も同じ。
3列目シートの足元は三車種同様広いとは言えない。
荷室は広さも三車種それぞれ同じ。
トランクリッドを締めた状態の荷室。狭くもないが広くもない、3列目シートを収納すると広い荷室を確保する事が可能になるし、ママチャリなら車に積むことも可能だと思います。
乗り心地について (VOXY・エスクァイアと比べた感想)
注意事項、あくまでも私個人の感想です。
VOXYはスポーツミニバン的な感じの硬めの減衰設定で、エスクァイアは割と重量感の有る乗り心地でどちらかと言うとアルファードに味付けが近い感じがしました。
ノアの乗り心地はと言うと、一番無難なセッティング(VOXYとエスクァイアの中間)で減衰は伸び側も縮み側も割と硬めでバネレートが少し柔らかめの感じがしました。
少しふわふわとした感じはありますが、5人以上乗るとちょうど良い乗り心地になるのかもしれない。
運転は抜群にしやすい (VOXY・エスクァイア共通)
姉妹車なので当たり前なのですが、ノアも非常に運転しやすいです。初めて乗っても車幅間隔がわかりにくいな~と言う不安感も無く、いきなり滅茶苦茶狭い道に入っても余裕でクリアできます。
狭い道だけでは無く、交通量の多い混雑した道路も窓が大きく死角少ないので運転しやすいし車線変更もしやすいです。
3ZR-FAE型 2.0Lエンジンは割と速い
VOXY・エスクァイアそれぞれ2.0Lガソリン車を借りたのだが、ノア含めて同じ3ZR-FAE型エンジンですけど割と速いんですよ。
狭い道路もフットワークも良いし加速からの伸びも良くて、動画の道路は上限60キロの道路なのですが他の車に遅れること無く普通に巡航運転する事ができます。しかも直進安定性抜群なので運転しやすい事は言うまでも無い。
恐らく家族5人乗車しても、ストレス無く走ると思います。
VOXY・エスクァイアと比較してノアを選ぶメリットはあるのか?
姉妹車なので、運転の”しやすさ”・車幅感覚の”掴みやすさ”・比較的車庫入れも簡単・乗り心地やハンドリング及びブレーキ性能については不満な点は無く「VOXY・エスクァイア」と比べて甲乙付け難く主だった特徴もこれと言って無く
昔「マークⅡ・チェイサー・クレスタ」と言う三姉妹車がありましたが、これと同様にノア・VOXY・エスクァイアも同様に走行性能に主だった差異は無い。
結局の所、ノアを選ぶのであればブランドが好きでたまらないまたはローコストで入手を目指すならと言う点でしょうか。
しかしながら一生乗り続けるのならそれも良いのかもしれないけど、何らかの理由で乗り換えるとなるとノアのリセール(将来乗り換えるときの下取り価格)は少々悪いような気もします。
この三姉妹車で中古市場人気があるのはVOXYだと思います、ノアとエスクァイアの中古市場人気を調べてみると(カーセンサー比)、販売価格帯が一番低いのは「ノア」で次に人気があるのが「エスクァイア」。
ノアを選ぶメリットはなかなか厳しいものがあるのかもしれない。