80系ノア・ヴォクシー姉妹車 エスクァイアを借りてきた
エスクァイアはノア・ヴォクシーと姉妹車で、以前ヴォクシーをレビューさせて頂いたので特に借りる必要は無いなと考えていたのですが、視聴者様から是非ともと言うご依頼がありましたのでレビューさせていただきます。
こちらがエスクァイア、写真下がVOXYです。プラットフォームは同じだがフロントフェイスが大幅にエスクァイアの方がラグジュアリーに仕上げられています。
運転して思ったのが重厚感がある点
借りてきたVOXYも同じ2.0Lガソリン車だったのですが、VOXYは割とスポーツよりのミニバンと言う乗り心地で少し跳ねるのが特徴的だったのに対し
エスクァイアは乗り心地が重厚で、重たい車に乗った時に感じるずっしりとした足の動きだなと思いました。
乗り心地は良い方で突き上げ感もVOXYより小さく、高級車に乗っていると言う意識が強くなるなと私は思いました。
ハンドリグ項目の動画にでこぼこ道を走っている動画がありますのでご参考までに。
ハンドリング操作感 悪くないが戻りが遅い
運転しにくいわけではありませんが、ハンドリングもなかなかの重厚感があり安定操作しやすいと思いますしVOXYで懸念していたややラグがある感じも2018年式なので改善している感じです。
しかしながらハンドルをぐるぐると回して交差点を曲がり終えてからアクセルを踏むと、通常自然にハンドルはまっすぐ向こうと元に戻るのだが、このエスクァイアはハンドルが元に戻るのが遅いので手で補助を入れてあげないといけない感じです。
不便ではありませんが気を抜いているとふらつきの原因になるかもしれない。
運転はとてもしやすいし車幅感覚がとても掴みやすい
トヨタの車は総じて車幅感覚が掴みやすいです、また窓も大きいので死角少なく交差点の右左折も安全にクリアできるしドアミラーも見やすく狭い道路もらくらく通過する事ができます。
車庫入れもやりやすい
全長4695mmもあるので慣れていないとなんとも言えませんが、個人的には車庫入れはしやすいと思いました。
特にドアミラーだけでリヤタイヤの位置がわかるので、どの辺りでハンドルを切り出すのが良いのか判断しやすかったです。
最後に死角になるトランクリッド周りをバックカメラで目視しながららくらく駐車完了できました。
ブレーキとアイドリングストップからの再始動について
ブレーキはよく効きます、エスクァイアのブレーキ性能は申し分ないと思いますが、回生ブレーキが入っているような停車前に少し引っかかる感じの挙動がありました。
念の為トヨタのカタログを確認してみたらハイブリッド車には回生ブレーキが搭載されてますがガソリン車にはありませんでした。
あと気になるのはアイドリングストップからのリスタートですが、少しラグ感(遅い)がありました。
信号が青に変わる少し前にブレーキを離すとドンピシャで発進できるようになると思います。
燃費は悪いかもしれない
燃費アベレージの資料を取り忘れましたが、メーターパネルの左に表示されるエスクァイア(2.0Lガソリン車)の燃費を確認すると11.3km/Lでした。
微妙に燃費は悪いような気がします。先日アルファード2.5Lで大人の男性5名乗車で10.0km/Lを超えたので(山道が多い道路)、アルファードよりも軽量なエスクァイアなら12~13km/Lは伸びて欲しい所だと思います。
アルファード燃費レビュー記事よければ見てください。
動画内でギリギリ燃費が見えるシーンをスクリーンショットしました。ジャギーで見にくいかもしれませんが11.3km/Lと確認できると思います。
外装
外装につきましては、子アルファードのようなフロントフェイスでヘッドライトは色温度6000kの白いLED2灯でなかなかスタイリッシュです。
リヤ側のデザインはごく普通。ヴォクシーの方がスタイリッシュだと思います。
テールランプ類はLEDなのだが、ブレーキランプがブツブツLEDなのが少し残念だし、レンズ全部点灯してくれると夜かっこいいと思うのですが。
斜め前かあら見た写真。ヘッドライトがなかなかいかつい。
サイドから見た写真。リヤのさすがフロントよりもリフトアップされている感じで前下がりに見えてスタイリッシュです。ルーフスポイラーに合うかもしれません。
内装
内装はノア・ヴォクシー姉妹車と言う感じで、安物臭さは無いけどラグジュアリーでもない一般的なトヨタのミニバンと言う感じでしょうか。
メーター類もアナログ3眼でごく普通。
エアコンコントロールパネルは非常に操作しやすいしインパネシフトもかなり操作性が良いレイアウトです。
室内の広さ・乗り降りのしやすさについて
運転席と二列目シートは広くウォークスルーもなかなか使えますしルーフトップのクリアランスも十分あります。
二列目シートに座ってみた写真です。身長180cmある座高の高い私が乗車しても全然余裕のクリアランス。
しかしながら三列目シートはルーフが左右に落ち込んでいるので意外とルーフトップクリアランスが少ないし少し窮屈感があります。
二列目シートが30cm程度前後にスライドするので大人数での移動で窮屈感を感じることは無いと思います。
乗り降りですがスライドだ側は写真のように縦にバーが付いているのでこれを掴む事で非常に乗り降りしやすいです。
運転席と助手席側ですが、身長が高い人はピラーが寝ているので頭が当たります。
トランクスペースの広さ
トランクスペースの広さは3列シートがリクライニングするので、背もたれを建てるとなかなかのスペースを確保できますし、3列目シートを収納して2列めシートを一番前にスライドすると縦に収納できるので、ママチャリ一台乗せられると思います。