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ノア ハイブリッド 90系 車幅感覚の運転・掴みやすさや乗り心地・燃費をチェック

ノア ハイブリッド 90系 2022年1月登場のミニバンを借りてきた

2022年1月フルモデルチェンジしたトヨタ人気ミニバン「ノア・ハイブリッド」(90系)を借りてきて、運転のしやすさや乗り心地それに燃費やクルーズコントロールを試してきたので気になったところをピックアップさせて頂きたいと思います。

2022年式 ノア・ハイブリッド・90系

車幅感覚が最初とても掴みにくかった

80ノアを試乗したことがあるのですが、車幅感覚がとても掴みやすく狭い道路も全然苦もなく運転できたのですが、90ノアに乗り込むとノーズが異様に長く感じ幅はわかりやすいけどノーズ位置が非常に掴みにくい印象でした。

これは90ノアを初めて運転して駐車場から出庫する時のシーンで、右折時にノーズと内輪差が気になって目視でチェックしながらクリアしているシーンです。

80ノアでも同じ道路を通ってみたことがあるのですが、90ノアはちょっとやっぱりノーズの感覚が掴みにくかったです。

これは80ノアで道幅4m未満の超狭い道路を運転したシーンです。90ノアでも同じ道路を通ってみたのですが、サクッと通り抜けができなかった。

ノア 80系 2.0Lガソリン車を運転してみた感想 燃費・速さ・ハンドリングの安定性・車幅感覚のつかみやすさについて

車庫入れもちょっと手こずりました(バックカメラ&ソナーアラートの表示見れます)

道幅4m道路で車庫入れをしてみたのですが、ノーズが解りにくいのでかなり手こずりました。アラウンドビューモニター的な装備があれば違っていたのかもしれません。

ただ、車庫入れ自体は難しくなくバックカメラのイエローガイド線の通りにハンドル操作をすれば難なく入ります。フロントノーズの感覚が掴みにくいですが動画内ではソナーアラートは余り反応しなかったので、思っているよりは障害物とのクリアランスはあるのだと思います。

トヨタ車のソナーアラートが最初に鳴った時の障害物との距離

90ノアでは確認していませんがセンサー類の反応する障害物との距離は基本的に同じなので、60プリウスのものを確認しているので、もし90ノアでやや苦戦しているオーナー様は参考にしてみていただくとより扱いやすくなるかもしれません。

この障害物を検知してくれるアラートですが、Rレンジ(バックギア)に入れているときは信頼性高いです、Dレンジ(ドライブギア、前に進むギアです)で前ギリギリ寄せるときは余りセンサーアラート宛にしないほうが良いかもしれません。

一応ですが、車庫入れしている時にアラートが最初鳴った時に障害物との距離は約30cmはあると判断していいと思います。後、レッドアラートになるとRレンジの時は自動でブレーキで停車する場合もあります。

全体的に運転はしやすい(加速性も良い)

ノーズの事を散々書きましたが、肝心の通常の道路では非常に運転しやすいです。ドライブポジションが高いので人や自転車が多い混雑した道路でも安全に運転できますし、ハイブリッド車は加速が良いので合流や車線変更も楽に行うことができます。

動画は阪神高速環状線でやや難易度が高い合流してすぐに一気に3車線変更しないといけない箇所ですが、90ノアハイブリッドの加速性がともて良いので難なくこなす事ができました。

こちらは交差点を右折するシーンですが、横断する人を比較的把握しやすかったです。

 

ノア・ハイブリッド(90系)燃費 街乗りと高速道路を合計約20キロ前後運転

ノア・ハイブリッドの借り出し時点での燃費は6.8km/Lでした。何故こんなに悪いのかはわからないのですが、PDA(プロアクティブドライビングアシスト)が有効だった為かもしれないです。

街乗りから阪神高速環状線を一周して約50分程運転してから燃費を確認したら12.8km/Lまで伸びていました。ただハイブリッドにしてはやっぱり燃費が良いと言う感じはしなかったです。

もし燃費が悪いなと感じでいる方は一度PDA設定を確認してみると良いかもしれません。

トヨタ車の燃費を良くする方法 PDA(プロアクティブドライビングアシスト)を無効化にする説明

乗り心地について

乗り心地は悪くないですが、アルファード(30系)には及ばないです。シエンタ(10系)よりはしなやかで上品な乗り心地でしょうか(一人で乗っているので重量不足なのかもしれない)。

ただ、多人数乗車した時は恐らくですが悪くない乗り心地になると思います。

クルーズコントロールとキープレーンアシスト機能について

2022年度に登場したトヨタの新型車にはPDAと言うかもしれない事故予防運転を自動でやってくれる機能が追加されているので、特にクルーズコントロールとキープレーンアシストを適用しているとカーブでは勝手に減速してくれるシーンが多いです。また阪神高速環状線の様な無数の車線を左右に車が車線変更をするようなポイントでも予測ブレーキを自動でやってくれて安心してクルーズコントロールを任せられました。

ただ、カーブでは外側に膨らむ傾向が強くてカーブは100%レーンアシスト任せにするのはちょっと怖いと思いました。

動画では阪神高速環状線でクルーズコントロールとキープレーンアシストを試していますのでよかったら参考にしてみてください。

コーナーリング特性とブレーキ性能について

剛性面では格段に今までのミニバンに比べると非常に高いので、通常のミニバンと比較するとカーブはよく曲がると思います。なので、多人数乗車しても峠道でも不安なく運転できると思います。

ただ、個体差なのかはわからないですがブレーキがちょっと甘い箇所があって、初動は制動力発生するのですがそこからやや踏み込んでもリニアに制動力が発生しない感触があって、個人的にやや気持ち悪いシーンが何度かありました。

ブレーキ面でやや気に食わない所がもしもあれば、ブレーキパッドをフロントだけでも良いのでwinmax製品(エンドレス・ディクセルの製品でもOKですが、winmaxは安くてよく効きます)に交換するのも良いのかもしれないです。

2022年1月発売 ノア・ハイブリッド まとめ

走行性というか速さで言うととんでもなく加速性は良いので、走行に関しては何ら不満は無いと思います。ノーズ感覚は慣れると思うのでその辺は問題ない感じでしょうか。

ブレーキは個体差かもしれないのでご了承ください、もし他で姉妹車のヴォクシー(90系)借りられるようでしたらブレーキを確認してきます。

全体的には良いミニバンだと思いますが、ラグジュアリー感で比較するとアルファードには大きく負けていると言う印象でしょうか。上位グレードになるとそうでも無いのかもしれませんが通常グレードはシート素材は商用車をちょっとましにした感が否めないです。

実用性については抜群に良くて、ステップ位置が低いので乗り降りや荷物をトランクに載せたり下ろしたりするにはとても楽だと思いました。またシートレイアウトも2列目シートが大きくスライドするので使い勝手がよく車中泊も可能。

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