トヨタの大型SUVで悪路の走破性に定評のあるランドクルーザー70シリーズが期間限定(2015年6月30日まで限定販売)で国内にて販売を再開しました。悪路と言ってもダートトラックの様な道路ではなくバイクのトライアルコース的な道路の悪路で大きな岩や倒木や泥濘があるような林道の走破性に長けた走行性能を持ちます。地上最低高が高くエンジンに粘りが有り、オンロード走行時はパートタイム4WDモード(2輪駆動)で走行しオフロードは2種類の4WDモードで悪露走行に対応することが出来るようになっております。尚トランスミッションは5MTのみでATとCVTの設定はありません、なのでAT限定免許では運転できない。
販売されるグレードはバンタイプ、車両型式CBF-GRJ76K-RKMNK。車両価格360万円(8%消費税込み価格)
ピックアップタイプ、車両型式CBF-GRJ79K-DKMNK。車両価格350万円(8%消費税込み価格)
ランドクルーザー70のスペック
グレード | バン | ピックアップ |
重量 備考1 | 2120kg | 2220kg |
最大積載量 | 500kg(2名乗車時) | 600kg |
車両サイズ(全長×全幅×全高) 備考2 | 4810×1870×1920mm | 5270×1770×1950mm |
トレッド幅 フロント / リア | 1555mm / 1460mm | 1515mm / 1420mm |
ホイールベース | 2730mm | 3180mm |
地上最低高 | 200mm | 225mm |
最小半径 | 6.3m | 7.2m |
定員 | 5名 | |
トランスミッション | 5MT | |
駆動方式 | 4WD(パートタイム4WD) | |
エンジン型式 | 1GR-FE | |
エンジンタイプ | V型6気筒DOHC | |
排気量 | 3955cc | |
内径×行程 | 94.0×95.0mm | |
圧縮比 | 10.0 | |
最大出力 | 231馬力/5200回転 | |
最大トルク | 36.7kg.m/3800回転 | |
燃料供給装置 | EFI | |
燃料 タンク容量 備考3 | 無縁プレミアムガソリン 130Lタンク | |
JC08モード燃費 | 6.6km/L | |
ブレーキ フロント/リア | 前後ベンチレーテッド | |
サスペンション フロント/リア | 車軸式コイルスプリング / 車軸式半楕円リーフスプリング | |
ステアリング | リサーキュレーティングボール式 | |
タイヤサイズフロント/リア | 265/70R16 AT20&16 7JJアルミ | 7.50R16LTTG21&16×5.50Fスチール |
備考1、ウィンチ装着で+60kg。電動デフロック装備+10kg。それぞれ車両重量が増加します。
備考2、パワーは下がりますがレギュラーガソリンでも走行できます。
備考3、ウィンチを装着で40mm全長が長くなります。
外観
重厚且つ頑丈そうななフォルムでオフロードがとても良く似合うフォルムをしています。
ピックアップタイプは商用にも十二分に利用できるのですが、シティータイプとしてもいい感じに乗りこなすことが出来そうですが非常に車両が大きいので都内や市内だと駐車場を探すのに困るかもと要らぬ心配をするのも楽しいです。
ピックアップタイプはテールバンパーにアルミのものを装着すると見栄えしそうです。そのままだと少しトラックに見えてしまいます。
テールデザインはバンタイプの方が見栄えはとても良いですよね。スペアタイアのカバーも取り付けたくなります。
サイド周りのデザイン。大人はいいですが子供さんの乗り降りは少し大変かも知れません。
ピックアップタイプは地上最低高が225mmなのでより昇降が辛くなるかもしれません。車庫の低い車の乗り降りも大変ですが車高が高い車も乗り降りが大変になりそうですよね。
バンタイプのトランクスペースです。後ろの席を倒した状態です。2シータになるのですが積載容量は最大500kgまで対応。
ピックアップモデルの荷台です。商用利用に最適、土や草花に木材に建材に普通の荷物も積めるので実用性は非常に高い。
V6の4Lエンジンです。あちこち手が入りやすいエンジンルームでメンテナンス性もよさそうです。
悪路走破性
ランドクルーザーにはフルタイム4WDのハイギアとローギアが用意されます。ダートトラックの様な砂利道や雪上や凍結した滑りやすい路面はハイギアで安定的に走行出来ます。
左側がリバースと1速から5速切り替えシフトノブ。右側がパートタイム4WD→フルタイム4WD(H、ハイギア)→フルタイム4WD(L、ローギア)
フルタイム4WDローギアはトライアルコースのような普通車では通れないような道路状況の時に使うそうです。
オプションとなるのですがウィンチを装着すれば走行が困難な場所でもウインチで引っ張り上げる事が出来ます。
因みにSUVがとてもうらやましく思えた場面です。大雪降って通行止めなのに料金所の人が教えてくれなくてそのまま出たら大変な事になってしまった動画。実際問題一般の乗用車って舗装整備されていない道路は基本的にまともに走られないです。それを考えればやっぱりランクルはすごいです。
https://youtu.be/1cGMFqC0HeE
内装
運転席はいたってシンプルですがとても視界が広く運転しやすいと思います。
インパネです。左タコメーターと右側スピードメーターのデザインで上の2つの小さなアナログメーターは左が油温と右が燃料計、真ん中2つの小さなアナログメーター上は水温計と下は電圧計です。
ピックアップタイプの後部座席の写真です。
ピックアップタイプも後部座席を折りたたむことが出来トランクスペースを作ることが出来ます。
ランクルに取り付けたいオプションパーツ
オーストラリアで販売されているランクル70シュノーケルタイプのエアインテーク。
サファリシュノーケールと言うそうです。復刻に併せてアウトバック社のシュノーケルも再販されるかも。
TJMエアテックシュノーケル
IPFフォグランプ、取り付けるなら写真の様に丸型の大きなタプがよく似合います。
四連だとちょっと派手ですがかっこいいと思います。
スペアタイヤカバー(純正)
ウインチ。これは純正タイプです。
グリルガード。メッキタイプの方が似合うかもしれません。
マイティベアグリルガード(Bタイプ)。これはプラドの写真なのですがメッキタイプでフォグランプ二連もピッタリよく似合います。