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LEXUS GS F V8直噴5リッターエンジン搭載しスポーツカーには欠かせない駆動コントローラーを搭載

2015北米自動車ショーにLEXUSの最新モデル「GS F」が公開されました。V8直噴5リッターNAエンジンで最大出力は473馬力となるそうです。トランスミッションは8速AT(8-Speed SPDS)を採用し、ドライブモードMを選択時シフトアップのシフトチェンジ時間がなんと0.1秒でシフトアップしてくれるそうです。MT乗りの方ならわかると思うのですが0.1秒だとクラッチ踏む程度の時間よりも短い時間でシフトアップってものすごいですよね。販売時期は某誌によれば2015年8月と予想されています。

今までのLEXUSと同じフロントはスピンドルグリル(炭素繊維強化プラスチック素材採用)を採用し、ある意味涙目の様なデザインの3灯LEDヘッドライトを採用します。

GS F

今までのスポーツタイプのLEXUSから比較すると若干テール周りが丸みを帯たヨーロッパスタイルデザインとなっています。テールスポイラーは取り付けてあるのですが嫌味のない程度のスポイラーが装備。

GS F 写真2

Fの象徴四本出しマフラー(4連エキゾーストディフューザー)を採用し、86やBRZにも採用さいれているタイプよりも新しい新型アクティブサウンドコントロールを装備させる事が出来ます。これによりエキゾーストサウンドを車内で楽しめることになります。リアエアロバンパーとアンダーカバーが何とも言えないレーシーな感じを醸し出し、テールライトデザインがウルトラマンの目の様なデザインをしています。

 

GS F テール

運転席と助手席シートは殆どフルバケットタイプのシートが装着され四点式を通す穴も開いてます。

GS F 運転席助手席

インパネ周りですがDシェイプを採用せず小さめの丸型ステアリングを採用。メーター類はどまんなかに液晶だけれどもアナログ表示のタコメーターが配置されます。ナビの下エアコン吹き出し口の中央部分には大人感を出すアナログ時計が装備。レーシーなんだけどこのギャップがLEXUSらしさをアピールしています。

GS F インパネ

中身と外見は圧巻だけど足回りもものすごくて三菱の四駆技術の様なコーナーリング時の駆動輪制御を行う駆動力制御システムTVDを搭載します。RF Cだとオプション装備だったのですがこちらのグレードは標準装備となるのでしょうか。ヨーモメントを検知しつつ最適なトルクをコーナーの外側を回るリアタイアに与え、内側には若干負荷を与えてコーナーをより小回りに回れるようにする制御しすてむです。三菱の四駆は四輪全部にこれが働くのでものすごい旋回性が良いのです。

駆動力制御システムTVD

 

ただLEXUSの違う所はTVDの状態を目視確認できるように液晶で表示されるサービスが搭載されます。ただスポーツ走行しているときはこの辺は見れないのですが。でもワクワク感は高まると思います。トラクションコントロール系とスタビリティーコントロール系はシフト付近にあるスイッチで無効にする事も可能。

TVD動作イメージ

北米仕様主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 4915×1845×1440mm
  • ホイールベース 2850mm
  • トレッド幅 フロント/リア 1555/1560mm
  • 車両重量 1830kg
  • エンジン型式 2UR-GSE
  • 直噴機構D-4S V型8気筒5.0Lエンジン
  • 総排気量 4969cc
  • 最高出力 348kW(473ps)/7100回転
  • 最大トルク 527Nm(53.7kg.m)/4800-5600回転
  • 駆動方式 FR
  • トランスミッション 8-Speed SPDS
  • フロントタイヤ ホイールサイズ 255/35R19 & 19×9J
  • リアタイヤ ホイールサイズ 275/35R19 & 19×10J

しかしNAエンジンで473馬力ってとんでもない出力でパワーバンドが高回転型に設定されています。7100回転に設定された最大出力、これって扱い切れるのだろうかと乗ることはありませんがカタログスペック見ながら要らぬ想像をしてしまう次第です。いや~しかしかっこいいですよね一度は乗ってみたいです。

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