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ランクル200 初のトヨタセーフティーセンスP全車標準装備

トヨタの大型SUVランドクルーザー200が2015年8月17日にビッグマイナーチェンジされます。今回の大きな改良点の特徴としてはエクステリアの大幅な変更と注目のドライバーアシストシステム「トヨタセーフティーセンスP」(ミリ波レーダー+カメラによる歩行者検知含む自動ブレーキアシスト及びレーダークルーズコントロール)がランクル200の全グレードに標準装備されます。

フロント周りのデザインが大幅変更され、エンジンフードであるボンネットはセンター部分にパワードームとは逆の凹凸が加えられがっしりとした力強い存在感をアピール、グリルには3本のバーの上下にメッキが施され、細くシャープなヘッドライトレンズを採用し2灯のロービームハイビーム用LEDライトが装備、ヘッドライトレンズの下にLEDイルミネーションデイライトが施されます。バンパーからフェンダー周りも大きな変更が加えられ現行モデルのノーズ周りに比べるととてもシャープで力強いデザインとなり、新デザインの20インチアルミホイールで足元もかっこよく引き締まったスタイルに仕上がっています。

写真が新型ランドクルーザー200です。

初のセーフティーセンスP搭載となる

セーフティーセンスCは先日モデルチェンジされたカローラーフィールダーとアクシオそれにオーリスにグレード別で設定されていて今後モデルチェンジされるトヨタの車に続々と装備されていく予定なのですが、このセーフティーセンスPはランクル200が初めて装備します。

ところで「C」と「P」何が違うのか?

C」のドライバーアシスト機能の方は掲載させているリンク先にある公式説明の通り次の衝突回避とドライビングアシストを持ちます。レーダーとレーザーとカメラにより約時速10km/hから80km/h同行時の道路状況をECUが把握しつつ、自動ブレーキによる衝突事故追突事故の回避もしくは衝撃の軽減と、脇見や眠気によるふらふら運転を予防するレーン・ディパーチャー・アラートに、山道や峠道もしくは田舎の道路など車や街灯が少ない場所での視界確保を自動的に行なってくれるオートマチックハイビームを装備します。

一方「P」のドライバーアシスト機能の方は、ミリ波レーダー+カメラによる対車両は約時速10km/hから180km/h(リミッター速度)の範囲と対歩行者は約時速10km/hから80km/hの範囲で、対車両及び対歩行者に衝突しないもしくは衝撃を軽減してくれる自動ブレーキサポートを装備し、レーダークルーズコントロールによる設定速度速度を自動的に保ちつつ先行車の車間距離を一定的に動的に保つ事が出来るドライバーアイスと機能を装備します。

一番の大きな違いはこの「Intelligent Transport Systems」(ITS)を利用できる点です。歩行者とその他車両が行き交う交差点で危険を検知してくれる通信システムの活用が可能になります。

例えば運転に慣れていないと言うか、私も運転歴28年(2015年5月現在)になるのですが、右折時に車に気を取られて特に右側後方から侵入してくる自転車は見逃しそうになる事は多々あります。特に慣れない交差点では右折時の右側後方から来る歩行者と自転車の見落としはあります。そうした時にこのITSは威力を発揮(もちろん交差点の信号機と歩行者と車両の総合情報を車に伝えてくれる仕組み)してくれるわけです。右折時前方から来る車に集中しつついざ右折先の交差点に自転車歩行者の進入が無いかITSによって把握する事が出来ると言うすぐれもの。

Intelligent Transport Systems

2015年式ランドクルーザー200予想諸元表

  • 全長x全幅x全高 4950×1980×1870mm
  • ホイールベース 2850mm
  • 重量 2690kg
  • エンジン型式 1UR-FE
  • V型8気筒DOHCエンジン
  • 排気量 4608cc
  • 最大出力 234kW(318ps)/5600回転
  • 最大トルク 460Nm(46.9kg.m)/3400回転
  • 駆動方式 4WD
  • トランスミッション 6AT
  • タイヤサイズ 285/50R20
  • 予想価格 700万円

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