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トヨタの新型商用バン「サクシード プロボックス」セーフティーセンスC標準装備し2016年8月30日一部改良




トヨタの商用ライト・バン「サクシード」と「プロボックス」に衝突予防安全アシスト「トヨタ セーフ ティセンス C」(あんしんパッケージつき車輌)を標準装備など一部改良を受けた新型モデルが2016年8月30日発売。

写真はサクシードで販売店がトヨタ店とトヨペット店、プロボックスは販売店がトヨタカローラ店と扱うショップによってモデル名が異なる。販売価格帯も同じでラインナップは1.5リッターエンジン(2WD又は4WD)のみのラインナップとなる。

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トヨタが商用車に自動ブレーキ「セーフティセンスC」を装備するのはこのサクシードとプロボックスが初めてとなり、他自動車メーカーの商用自動車で自動ブレーキアシストを装備するのは日産にキャラバン(セーフティシールド)とスズキのエブリィ(レーダーブレーキサポート)及びダイハツのハイゼットキャディ(スマートアシストⅡ)に次いで4車種目。

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トヨタ 日産 ダイハツ 商用車搭載の自動ブレーキアシストの簡易比較表。商用ベースで考えると対人アラートを搭載し、前後誤発進抑制機能を搭載するダイハツのスマアシⅡの方が優れている印象を受ける。

トヨタセーフティセンスCの追加料金は54,000円程なので「あんしんパッケージ」搭載のサクシードとプロボックスの販売価格自体は然程高くなる事は無い。

トヨタ セーフティ センス C日産 セーフティ シールドダイハツ スマートアシストⅡスズキ レーダーブレーキサポート
センサーレーダー+単眼カメラ360度監視センサー+人口知能レーダー+単眼カメラレーザーレーダー
衝突回避対応速度時速10km/h~80km/h時速10km/h~80km/h時速4km/h~100km/h時速5km/h~30km/h
対人-時速30km/L以下 警告のみ時速4km/h~50km/h 警告のみ-
誤発進防止機能-前進方向のみ前進/後退前進方向のみ
車線はみ出し監視対応-
自動ロービーム/ハイビーム対応-
先行車発進お知らせ機能対応-対応-

 

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サクシード&プロボックスのパワートレーンは1.5リッター直列4気筒DOHCエンジン(1NZ-FE型)で、駆動方式別にエンジンスペックが異なる。

FF駆動モデル 最高出力109ps/6000回転 最大トルク13.9kg.m/4800回転。Super CVT-i トランスミッション JC08モード燃費18.2km/L。

4WD駆動モデル 最高出力103ps/6000回転 最大トルク13.5kg.m/4400回転。Super CVT-i トランスミッション JC08モード燃費15.8km/L。

車輌サイズは全長4245mm x 全幅1690mm x 全高1525mm(4WDは5mmアップの1530mm)の4ナンバーサイズ。

地上最低高はFFモデルが140mm、4WDモデルが130mmと10mm低い。

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ラゲッジスペースは高さはそれぞれ共通935mm。

5名乗車時 長さ1040mm 幅1415mm。

セカンドシートをたたんだ2名乗車時 長さ1810mm 幅1420mm。

 

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さすがトヨタ、商用車ながらインテリアもシンプルながら綺麗でステアリング等はトヨタエンブレム入でかっこいい。

 

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収納可能なセカンドシートにルーフトップの内張りも非常に綺麗。

商用車なのでスマートフォン充電対応USBバスパワーソケットは一部改良に含めて欲しい所。

 

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