WRX(VAB)のブースト圧が1.5に到達しなくなった
GVBやVMGを所有している方ならご存知だと思いますが、EJ20やFA20ターボエンジンは普通に高速道路などを運転している状態でもブースト圧1.52まで行くことがあります。しかしながら突然ブースト圧最大1.3までしか上がらなくなってしまった。
そこへ運の悪いことに普通に運転していたらアウディS3だと思うのですが(RS3じゃないと思います)、上りのキツイ峠の直線であっという間に追いつかれてしまうアクシデントと言うか不意打ちを食らってしまう。ドアミラーに追いつかれる寸前のS3が映ってます。
普通にドライビンググローブの動画を撮影しようとしていたらアウディS3(同じ2.0Lのターボ)が追いかけてきたので、ちょっと踏んでやる気を無くしてあげようと思ったら、SI-Driveを「S#」とエアコンOFFにしたのに全然エンジンが回らなくて直線であっけなく追いつかれてしまう(急勾配の上りです)。
一応VDCアラートが点滅しまくる位のコーナー速度は出てますがあっけなく追いつかれてしまう。
ブーストがかからない原因はもしかしたら毒キノコか?
レーシーな吸気音を楽しむためにHKSのレーシングサクションリローデッドを装着していたんですが、もしかしたらそれが原因でエアフロセンサーに悪影響が出ていたのかしれない。
むき出しエアクリーナーの場合、遮熱をしていないと吸気温度が73度位まで上昇してしまいますし、エンジン出力を稼ぐにはいい環境とは決して言えないし、外気温30度超えるとエアコンのハンチング現象が出るのでエアフロセンサーへの悪影響が出ている可能性もあるのかもしれない。
外気温31度でむき出しエアクリーナー装着時の吸気温度が72度を示している時の写真。隣の数値は最大ブースト圧1.3と言う履歴が確認できると思います。
純正エアクリーナーユニットに戻すしか無い
アウディS3には追いつかれるしブースト圧も上がらないし踏んだときターボ効いてる感もすっごく薄れてしまって良いことがまったくなく、純正エアクリーナーユニットに交換する事にしました。
純正エアクリーナーに戻すもすぐにブースト圧もハンチングも治らなかった
純正エアクリーナーユニットに交換してバッテリーのマイナスを外して10分放置しECUをリセットしましたが、ブースト圧は相変わらず1.3前後で改善は見られません。
またブースト圧ですがSI-Driveを「S」(学習モードも兼ねる)にして300km程運転(エアフロセンサーはクリーニングしていない)しているとようやくブースト圧が1.5を超えて加速も手応えを感じる状態にもどり、加速の感触についてはS3に追いつかれることは無いくらいのエンジンパフォーマンスに戻ったと思います。
写真はブースト圧最大値1.53をマークしたときに撮影しました。外気温が25度と涼しい事が要因だったのかもしれない。また夏場に外気温35度超える環境で機会があればブースト圧戻っているのか確認してみます。