コンテンツへスキップ

ターボ車のプシューという音の出し方と仕組み説明

ターボ車のプシューという音についての情報。

まず「プシュー」という音はターボやスーパーチャージャーを搭載していないNAエンジンでは出すことはできません。

タービン本体。丸い穴は排気側で反対側が吸気側。

タービン本体

プシューという音の種類

ターボ車は排気圧力を利用してエンジンに送り込む空気に圧力をかけてエンジンに圧縮された空気を送り込み大きなエネルギーを得る仕組みで、排気圧が低くなる状態アクセルオフ圧縮空気がタービンへ逆流し羽に当って「プシュールルル」と言う音がバックタービン音

タービンの羽。

 

もう一つはタービンへ圧縮空気が逆流しタービンの羽に当って負荷を掛ける事を防ぐためにブローオフバルブ(付いていない車種もある)と言うバーツが付けられているのですが、逆流してくる圧縮空気を逃がすときに音がしますが、大気開放は道路交通法違反になるので燃焼室に圧縮空気を戻すリターン式が採用されているので通常「プッシュー」と言う音は聞こえません

ブローオフバルブはメーカー別で取り付け位置が異なります。写真はWRXのブローオフバルブ(E K5T09795と書いているパーツ)。

ブローオフバルブですが最近販売されたC-HR等トヨタ1.2Lターボエンジン(8NR-FTS型)には無いです。

ブローオフバルブ大気開放音

シフトアップするときにアクセルを抜いた瞬間「プッシュー」と言う音と少し金属音が混ざって聞こえています。この金属音はHKS製ブローオフバルブ大気開放タイプの独特の音。

 

バックタービン音

スーパーチャージャーのバックタービン音(動画20秒辺り)。ターボ車も似たような音です。

プッシューと言う音を出すには3つの方法がある

プッシューと言う音を出すには3種類あります。それぞれ音の特製は異なりますが一番人気なのはバックタービン音

大気開放

ブローオフバルブが取り付けられている車種ならブローオフバルブ大気開放製品に交換(車検通りません)する。

ブローオフバルブ大気開放の悪影響について燃焼室に戻るはずの圧縮空気が燃焼室に戻らないので大気開放にするとパワーが抜けたような悪影響がある。

HKSブローオフバルブ「スーパーSQV

むき出しエアクリーナー

もう一つはむき出しエアクリーナーに交換する(ブローオフバルブは純正のままでOK)。車検対応なのですが、むき出しエアクリーナー(HSKの製品は毒キノコとも言われている)の多くはエアフローが狂ってしまうので取り付けの際はECUをリセットして学習させる必要がある

https://sport-car.akakagemaru.info/car-accessory/post-10947/

ECU学習方法はフラッシュエディタと同じ手順で行えます。

https://sport-car.akakagemaru.info/car-accessory/post-11665/#ECU

ブローオフバルブメクラ+むき出しエアクリーナー

ブローオフバルブを外して取り付け口に蓋をしてしまってわざとバックタービン音を出す方法もあります。ただ純正エアクリーナーのままだと音は聞こえにくいのでむき出しエアクリーナーに交換する必要があります。

ブローオフバルブメクラはみんからに沢山記事があるので参考にしてみてください。部品はホームセンター等で取り揃える事ができると思います。

みんから ブローオフバルブメクラ

純正エアクリーナーボックスだと音が聞こえにくい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です