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エアコンを入れるとハンチングのような症状が出るようになってしまった
WRXを2016年6月に購入しちょうど5回めの夏を経験することになったのだが、今年に限ってエアコンを入れるとハンチングのような症状がでるようになってしまいました。
素人ながらどんな感じか簡単に言うと、エアコンコンプレッサが回りだしたらすぐに切れてまたコンプレッサを回すためにエンジン回転数が上がるけどまた切れてしまう。これを繰り返す感じで、この症状があるときはエアコンがまったく効かなくなる(走行するとエアコンは効き出す)。
ブースト圧も1.5に到達しなくなった
GVBやVMGを所有している方ならご存知だと思いますが、EJ20やFA20ターボエンジンは普通に高速道路などを運転している状態でもブースト圧1.52まで行くことがありますが、エアコン入れるとハンチングの症状が出るようになってからはブースト圧最大1.3までしか上がらなくなってしまった。
そこへ運の悪いことに普通に運転していたらアウディS3だと思うのですが(RS3じゃないと思います)、上りのキツイ峠の直線であっという間に追いつかれてしまうアクシデントと言うか不意打ちを食らってしまう。ドアミラーに追いつかれる寸前のS3が映ってます。
普通にドライビンググローブの動画を撮影しようとしていたらアウディS3(同じ2.0Lのターボ)が追いかけてきたので、ちょっと踏んでやる気を無くしてあげようと思ったら、SI-Driveを「S#」とエアコンOFFにしたのに全然エンジンが回らなくて直線であっけなく追いつかれてしまう(急勾配の上りです)。
一応VDCアラートが点滅しまくる位のコーナー速度は出てますがあっけなく追いつかれてしまう。
ハンチングとブーストがかからない原因はもしかしたら毒キノコか?
レーシーな吸気音を楽しむためにHKSのレーシングサクションリローデッドを装着していたんですが、もしかしたらそれが原因でエアフロセンサーに悪影響が出ていたのかしれない。
むき出しエアクリーナーの場合、遮熱をしていないと吸気温度が73度位まで上昇してしまいますし、エンジン出力を稼ぐにはいい環境とは決して言えないし、外気温30度超えるとエアコンのハンチング現象が出るのでエアフロセンサーへの悪影響が出ている可能性もあるのかもしれない。
外気温31度でむき出しエアクリーナー装着時の吸気温度が72度を示している時の写真。隣の数値は最大ブースト圧1.3と言う履歴が確認できると思います。
純正エアクリーナーユニットに戻すしか無い
エアコン入れるとハンチングするし、アウディS3には追いつかれるしブースト圧も上がらないし踏んだときターボ効いてる感もすっごく薄れてしまって良いことがまったくなく、純正エアクリーナーユニットに交換する事にしました。
純正エアクリーナーに戻すもすぐにブースト圧もハンチングも治らなかった
純正エアクリーナーユニットに交換してバッテリーのマイナスを外して10分放置しECUをリセットしましたが、ブースト圧は相変わらず1.3前後で改善は見られませんが、ここ最近外気温が30度を超える事が無いのでエアコン入れるとハンチングする現象は無くなりました。
またブースト圧ですがSI-Driveを「S」(学習モードも兼ねる)にして300km程運転(エアフロセンサーはクリーニングしていない)しているとようやくブースト圧が1.5を超えて加速も手応えを感じる状態にもどり、加速の感触についてはS3に追いつかれることは無いくらいのエンジンパフォーマンスに戻ったと思います。
写真はブースト圧最大値1.53をマークしたときに撮影しました。外気温が25度と涼しい事が要因だったのかもしれない。