ジャガーXFの二代目が発表されました。先代のやや丸みを帯びたフォルムから若干スリム且つレーシーなフォルムへと進化し新開発先進アルミニウムインテンシブ構造を採用し大幅な軽量化を実現、また重量配分もフロント対リア比率は完璧に近い50:50配分ですばらしいハンドリングを実現。日本では未だ販売されるグレードは未定なのですが遅くとも2016年には輸入販売開始となるものと思われます。
写真左が先代モデル、右がモデルチェンジされたXFです。フロントのグリル周りのエアーインテークが大きくなりメッシュカバーされている点がとてもレーシーなイメージを持たせてくれます。
フロント側から見るとブーメランアイと大きなエアーインテークでちょっとしたスポーツカーかなと言う印象を持たせてくれます。
ややサイド側から見るとメルセデスの様な高級クーペの印象を持ちます。
リア側から見るとジャガーのエンブレムが「キラリ」と眩しい思いっきり高級車のフォルムを持ちます。
ブーメランアイと大きなエアーインテークのメッシュカバー。
大きくて迫力のあるテールライト。スモールライト独特のデザインをしています。
内装は高級感たっぷりもステアリングが一瞬ディープコーン?の様な印象があってぱっと見スポーツカーの内装かと錯覚さえ覚えます。シートは深くホールドしてくれるタイプを装着しています。
ジェントルマンのスポーツカーと言う印象を受けます。若干ピラーが太いので右左折時死角が出来るかもです。
2015年新型ジャガーXF主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4954×1987×1457mm
- ホイールベース 2960mm
- 地上最低高 116mm
- 最小半径 5.8m
- 駆動方式 FR
- トランスミッション 8速オートマチック
日本では一部グレードの販売は無いかも知れないのですが、ヨーロッパ向けに発表されているグレード別のスペックを記載しておきます。日本で入手出来ないモデルであれば並行輸入で入手出来るかもしれませんのでご参考までに。スペックスの数値は全てユナイテッドキングダム(英国)仕様ですので日本仕様だと若干の変更があるかもしれませんのでご了承願います。
PURE / PRESTIGE ディーゼルエンジンスペック
- 2.0 i4D 直列4気筒ディーゼルターボ
- 排気量 1999cc
- 内径x行程 83.0mmx92.35mm
- 圧縮比 15.5
- 最大出力 132kW(180ps)/4000回転
- 最大トルク 430Nm/1750-2500回転
- 時速0-100km加速性 8.1秒
- 最高速度 時速229km
- 車両重量 1595kg
- 燃料タンク容量 66L
PURE / PRESTIGE ガソリンンジンスペック
- 2.0 GTDi 直列4気筒ターボ
- 排気量 1999cc
- 内径x行程 87.5mmx83.1mm
- 圧縮比 10.0
- 最大出力 177kW(240ps)/5500回転
- 最大トルク 340Nm/1750-4000回転
- 時速0-100km加速性 7.0秒
- 最高速度 時速248km
- 車両重量 1590kg
- 燃料タンク容量 74L
R-SPORT / PORTFOLIO スペック
- 3.0 V6気筒スーパーチャージャーエンジン
- 排気量 2995cc
- 内径x行程 84.5mmx89.0mm
- 圧縮比 10.5
- 最大出力 250kW(340ps)/6500回転
- 最大トルク 450Nm/4500回転
- 時速0-100km加速性 5.4秒
- 最高速度 時速250km
- 車両重量 1710kg
- 燃料タンク容量 74L
S スペック
- 3.0 V6気筒スーパーチャージャーエンジン
- 排気量 2995cc
- 内径x行程 84.5mmx89.0mm
- 圧縮比 10.5
- 最大出力 280kW(380ps)/6500回転
- 最大トルク 450Nm/4500回転
- 時速0-100km加速性 5.3秒
- 最高速度 時速250km
- 車両重量 1710kg
- 燃料タンク容量 74L
新型XFの特筆点
冒頭触れました通り車の軽量化と剛性アップを実現する先進アルミニウムインテンシブ構造を採用するのと、自慢の足回り先進のフロントウィッシュボーンおよびリアのマルチリンク・サスペンションシステムによってさらなる安定したドライビング性能を提供。
滑りやすい路面での低速クルーズコントロール機能ASPCを装備。時速3.6kmから30kmまでを任意に設定してスリップしやすい路面での安定走行をアシスト。
インパネが完全デジタル化されたナビ画面にも利用できる12.3インチ液晶モニターのバーチャルインストルメントディスプレイを採用。
車載Wi-Fiルーターとしても利用できるインコントロールナビを装備。スマートフォンと連動して遠隔操作で車の状態例えば燃料残量やエアコンのOFF/ONの調節が可能。また予め調べたナビゲーション情報を車へ送受信させる事が出来ます。
ステレオビジョンカメラとオートノマスエマージェンシーブレーキの実装で衝突の危険を車載のカメラで監視しもしも衝突の危険などが検知された場合、ドライバーへアラート警報を発信且つドライバーが何ら反応がない場合は自動ブレーキにより衝突の衝撃を緩和もしくは回避行動を行います。その他、縦列駐車や車庫入れをアシストするアドバンスト パーキング アシストに居眠り運転監視してくれるレーンデパーチャーウォーニングシステムとドライバー異変監視モニター付レーンキープエイドも実装します。
車両価格は公式発表されていないのですが、前グレードが2リッターターボで569万円、3リッターV6ターボグレードだと784万円と可成り高価です。昔はジャガーと言えばお金持ちの象徴だったのですが現代では出来るビジネスマンが乗る的な車と言うイメージでしょうか。何れにしても一度は乗ってみたい車ですよね。
自分もMC前のXFRに乗っていましたが、ダイヤル式シフトだけは慣れませんでした。咄嗟の操作には全く不向きです。故障も多いですしね…。(シフトダイヤル部が稼動しないので操作できないなど)
コンベンショナルなゲート式に戻して欲しいですね。
Jゲートでなくて構いませんから。
モデルチェンジ前のXFRを所有されていたのですね、すごいです。あのエンブレムものすごい憧れます。(^^)
シフト部分はまったく気にしてなかったのですがまさかのダイヤル式だったなんて。見た目はシンプルでかっこいいのですが細かいパワーコントロールする際は不便だなんてですよね。とても参考になります。(^^)
http://www.gooworld.jp/impression/JAGUAR/XK/20090820/img/12_l.jpg