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若い女性に人気のあったホンダのトゥデイ

昔のホンダは女性にも人気のあった可愛らしい車を作ってたのですが最近はなんだかかっこよさだけを求めているような車ばかりになってしまってます。昔のシティやトゥデイの丸目ヘッドライトを持つような柔らかいデザインの車も時々作って欲しいと思います。

今日は、昭和30年から40年代生まれの方が免許を取ったら必ずと言って良いほど乗っていた当時若い女性に人気のあったホンダトゥデイの情報をピックアップしたいと思います。

補足、当時はMT免許しか教習所で提供してなくて運転免許自体取る女性の方が少なかったのです。

トゥデイの販売されていた期間は初期型が1985年から1998年と結構古い。また規制が緩和される前の550ccエンジン搭載モデルも入ります。流石に550ccはレア度も高いので中古市場では「え!」って思うような価格で販売されているのでもし狙うなら二代目、1993年から1998年まで販売されていたJA4とJA5型がお勧めです。

初代トゥデイ/JW1型

排気量は550ccでトランスミッションは4MTとホンダマチックAT(自動機械式AT)の車両があります。最高出力はれ31馬力。NAエンジンなのと550ccと言うこともありこの当時の軽四輪は急な上り坂は苦手でした。このモデルが当時一番人気があったはずです。分類は商用車なのですが私の知り合いの女性も多く所有してました。丸目ヘッドライトフォルムがかわいくてオシャレなフォルムを持ちます。

トゥデイ/JW1型

 

JW1型主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3195×1395×1315mm
  • ホイールベース 2330mm
  • トレッド幅 前/後 1225mm/1230mm
  • 地上最低高 155mm
  • 車両重量 550kg/4MT 560kg/AT
  • 最小半径 4.6m
  • 定員 2名 / 4名
  • エンジン型式 EH
  • 水冷2気筒OHCベルト駆動エンジン
  • 内径x工程 72.0mmx67.0mm
  • 排気量 545cc
  • 圧縮比 9.5
  • 燃料供給方式 キャブレーター式
  • 最大出力 31ps/5500回転
  • 最大トルク 4.4kg.m/4000回転
  • 駆動方式 FF
  • 燃料タンク容量 30L
  • 燃料タイプ 無鉛レギュラーガソリン
  • トランスミッション 4MT / AT
  • 10・15モード燃費 30km/L(4MT) 24km/L(AT)
  • フロント/ リア サスペンション ストラット式 / 車軸式
  • ブレーキ フロント/リア ディスクブレーキ / ドラム
  • 135SR12 スチールラジアル

トゥデイ/JA1型

JW1型の3ドアハッチバックの乗用車モデルとして販売。ヘッドライトは丸目ではなくグリルとフェンダー周りと一体となったようなデザインを採用。エンジンはよりパワフルなE05Aエンジンを搭載。XTiグレードではインジェクションが採用され8000回転まで回るエンジンとなっています。

 

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JA1型主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3195×1395×1320mm
  • ホイールベース 2330mm
  • トレッド幅 前/後 1225mm/1230mm
  • 地上最低高 155mm
  • 車両重量 610kg-640kg
  • 最小半径 4.5m
  • 定員 4名
  • エンジン型式 E05A
  • 水冷直列3気筒SOHC12バルブエンジン
  • 内径x工程 62.5mmx59.5mm
  • 排気量 547cc
  • 圧縮比 9.8
  • 燃料供給方式 キャブレーター式 *1
  • 最大出力 36ps/6500回転 *2
  • 最大トルク 4.5kg.m/5200回転 *3
  • 駆動方式 FF
  • 燃料タンク容量 30L
  • 燃料タイプ 無鉛レギュラーガソリン
  • トランスミッション 5MT / 3AT
  • 10・15モード燃費 15.8km/L-21.0km/L
  • フロント/ リア サスペンション ストラット式 / 車軸式
  • ブレーキ フロント/リア ディスクブレーキ / ドラム
  • 145/70R12 69S *4

インジェクションエンジンを搭載したXTiグレードの補足事項です。*1の燃料供給方式は電子燃料噴射式。*2の最高出力は5MTモデルが42ps/8000回転、3ATモデルが40ps/8000回転。*3の最大トルクは5MTモデルが4.6kg.m/4500回転、3ATモデルが4.7kg.m/4500回転。*4のタイヤサイズは145/65R13 69S。

二代目トゥデイ/JA4とJA5型

軽自動車の規制が緩和され全長が10mm長くなりエンジンが660ccのE07Aを搭載しパワフルになってます。またデザインも初代商用タイプの丸目の二代目にふさわしいデザインをしているのとテールフォルムが初代シビックを思わせるような丸みを帯びたデザインを採用します。JA4型はFFの二輪駆動で、JA5型は4WD駆動方式となります。

トゥデイJA4/JA5型

 

JA4とJA5型主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3295×1395×1350mm *1
  • ホイールベース 2330mm
  • トレッド幅 前/後 1225mm/1225mm *2
  • 地上最低高 155mm *3
  • 車両重量 660kg-760kg
  • 最小半径 4.5m *4
  • 定員 4名
  • エンジン型式 E07A
  • 水冷直列3気筒SOHC12バルブエンジン
  • 内径x工程 66.0mmx64.0mm
  • 排気量 656cc
  • 圧縮比 9.8
  • 燃料供給方式 電子燃料噴射式
  • 最大出力 48ps/6300回転
  • 最大トルク 5.8kg.m/5500回転
  • 駆動方式 FF / 4WD
  • 燃料タンク容量 30L / 28L
  • 燃料タイプ 無鉛レギュラーガソリン
  • トランスミッション 5MT / 3AT
  • 10・15モード燃費 16.2km/L-22.0km/L
  • フロント/ リア サスペンション ストラット式 / 車軸式 *5
  • ブレーキ フロント/リア ディスクブレーキ / ドラム
  • 155/70 R12 73S *6

JA5四駆モデルの補足、*1の全高は1370mm。*2のトレッド幅フロント側1220mm。*3の地上最低高は160mm。*4の最小半径は4.6m。*5のリアサスペンションはストラット式となります。*6のタイヤサイズは145SR12。

JA4型の写真

最終モデルでも1998年型になるのでまもなく20年落ちとなるのですが、デザイン性は全然今でも通用するオシャレなフォルムを持ちます。5ドアハッチバックなので荷物も沢山乗せられるし実用性は高い。燃費は現代のアイドリングストップ付き車両に比べると悪いですがFFグレードなら22km/Lのスペックを持ちます。ホンダエンジンは元々燃費が良いので燃費の心配は要らないです。

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ヘッドライトはこの当時はハロゲン主流です。フォグランプは無し。

 

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テールがミニシビックみたいでとても可愛いです。

 

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真横から見るとこれぞトゥデイと言う独特のフォルムを持ちます。ノーズが極端に下がったデザインで運転がとてもし易いのも特徴。

 

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内装は中古なので見栄え的には致し方がありません。予算に余裕があればレカロのセミバケットを入れると見栄えするしよく似合うと思います。

 

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後部座席は広々ベンチシート。大人二人余裕で乗れます。

 

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運転席はシンプルです。ハンドルは大きいのですが実際こちらの方が取り回しはし易い。インパネはスピードメーターメインの1眼レイアウト。燃料計と水温計が左右に配置されます。後はオーディオは取り替えたい所。この写真はカセットテープレコーダーのオーディオが装備されますので、現代のUSB接続出来るオーディオに取り替えたい所です。オートバックス等で予算2万円もあれば取り替えられます。

 

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トランクスペースはバッチリ、さすがハッチバックです。

 

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後部座席を倒すと更に大きな荷物を載せる事が出来ます。実用性も言うことなし。スズキのラパンやココアは高いなと思うならこのかわいい中古トゥデイも候補に入れて見られてはどうでしょうか。

 

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