三菱の最後のランサーフェイスを持つRVRの2017年モデルはダイナミックシールドを採用しモデルチェンジ発表は2月9日。
RVR2017モデルのカタログ写真。
ほぼジュネーブモーターショー発表のデザインが採用されている。フロントフェンダーが大きく出ている所が異なりそう。
主な内容は外装と内装のデザイン変更。フロントフェイスは2016年3月開催のジュネーブモーターショー発表の「ASX」とほぼ同じデザイン。
販売価格は205万8,480円~248万7,240円の設定となりベースグレードは5,000円価格アップですが最上位グレードは10万円程値下げされている。
2016年4月頃に発覚した燃費不正問題と日産自動車傘下入りと激動の年となった三菱自動車に漸くモデルチェンジ情報です。
2017年フルモデルチェンジを受けるのはランサーの雰囲気を持つSUVのRVR(ASX)で次期モデルはダイナミックシールドを採用。
アウトランダーPHEV技術を用いたフロントとリヤにそれぞれモーターを搭載するS-AWC駆動(4WD)のプラグインハイブリッドとして生まれ変わる。
新型RVR写真 pic.twitter.com/VQ2KWSLuCP
— kagemaru (@port_forward) 2016年12月1日
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パワートレーン予想はダウンサイジングターボエンジンとディーゼルターボエンジン及び発電用エンジンを搭載しモーターだけで走るレンジエクステンダーが設定されるとの事。
2016年4月時点の情報
三菱自動車は2016年4月25日から開催される北京モーターショー16にて新型「ASV」(国内モデル名RVR)を発表します。ランエボ(ランサー)フィスからおとなしめ目のフロントフェイスデザインとなる。
ダイナミックシールドフェイスでも無いような印象で、ランエボフェイスの象徴でもある大きなエアインテークグリルに太く目立つフロントバンパーレイアウトではなくなっている。車両サイズやパワートレーンの詳細など判明したい追記致します。
2015年4月マイナーチェンジの情報
三菱自動車のかっこいいコンパクトSUVカーのRVRがマイナーチェンジされました。エクステリアの変更は無く、ステアリングホイールの三菱ロゴをシルバー塗装からメッキに変更、「G」と「ローデストG」グレードに本革巻ステアリングホイールにメッキピンモールとピアノブラックの加飾を施し、ホイールのグリップ部にサムレストを標準装備と「M」と「ローデストM」にオプション装備させる事が出来る内装の変更点のみ。ベーシックグレード「E」の販売は廃止となるそうです。
ランエボチックなフェイスを持つRVRですがマイナーチェンジも大きな変更点は無く、三菱的にはスポーツタイプの車両の開発は完全に撤退の方向に考えているのかもしれません。何れフォルテスやランエボの様にRVRも生産終了となる計画なのでしょうか。4WDモデルにはランエボ譲りの4輪制御システムASCが装備されるので雪道や滑りやすい路面でも安定した走行を提供する事が可能です。
RVR主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4295×1770×1615mm
- ホイールベース 2670mm
- トレッド幅 前/後 1525mm/1530mm
- 地上最低高 195mm
- 車両重量 1350kg-1430kg
- 最小半径 5.3m
- 定員 5名
- 5ドアハッチバック
- エンジン型式 4J10 MIVEC
- 4気筒SOHC16バルブエンジン
- 内径x工程 86.0mmx77.4mm
- 排気量 1798cc
- 圧縮比 10.7
- 燃料供給方式 電子制御燃料噴射
- 最大出力 102kW(139ps)/6000回転
- 最大トルク 172Nm(17.5kg.m)/4200回転
- 駆動方式 FF / 4WD
- 燃料タンク容量 63L/2WD 60/4WD
- 燃料タイプ 無鉛レギュラーガソリン
- トランスミッション 6速CVT
- 10・15モード燃費 16.6km/L(2WD) 16.2km/L(「M」4WD) 16.0km/L(「G」4WD)
- フロントサスペンション ストラット式
- リアサスペンション マルチリンク式
- ブレーキフロント ベンチレーテッドディスクブレーキ
- ブレーキリア ディスク
- タイヤサイズ 215/65R16/「M」グレード 215/60R17/「G」グレード
エンジンはフォルティス譲り
基本的にギャランフォルティスの派生車的な存在だと思うのですが、エンジンは同じ形式の「4J10 MIVEC」を搭載します。ただフォルティスに比べてボディサイズが短い。車幅は同じなのですが全長が短いなら車庫入れとか出庫がとても楽に行えると思います。目線も高いので運転疲れはRVRの方が断然軽いです。
こちらが生産終了となってしまったギャランフォルティスです。ドーム型ボンネットにフロントグリルデザインまで殆ど同じ。この姿を持つ車はランエボ/フォルティス/RVRですが、この車両も何れなくなると思うと寂しい限りです。
地上最低高195mmもあるのでテールから見るとかなりの車高スペースがある事がわかります。
横から見たら結構なオーバーフェンダーですごくかっこいい。
4J10 MIVECエンジンです。三菱のロゴ入りエンジンカバーが装着されているのでボンネット開くと若干自慢できると思います。
運転席です。インパネは至って見やすい二眼レイアウトのメーター類が装備されます。
セカンドシートも広々。5名余裕で乗車出来ます。
トランクルームも広く荷室横幅1000mm、奥行きはセカンドシートを倒すと最大1510mmも確保出来ます。実用性も抜群です。
背丈の高い荷物にも対応、ラゲッジロアボックスを装備します。
この手の車ならガッツリオフロード仕様にもドレスアップできますし、ローダウンさせてレーシー仕様にも出来ますのでオンロードかオフロードかどちらか悩んで居る人にお勧めだと思います。