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安く買える1.5Lターボの三菱コルトラリーアート もっさりとした走りに飽きたならパンチ力のあるこの車がお勧め

1.5Lターボの三菱コルトラリーアート

先日知り合いから車が好きな20代の若い子が乗りたい車の一番人気はトヨタ86と言うアンケート結果があると言うご連絡を頂きました。いつの時代も派手でかっこいい車はやっぱり人気なんだなと思い、今日は地味だと思われている三菱のコルトラリーアートを紹介したいと思います。結構ド派手で昔一度乗ったことがあるのですがめちゃくちゃ早いです。新車での販売はありませんが中古市場では余り認知度もすくないのか結構安く出回っていいるので、ランエボや86はちょっと高いなとお考えならコルトラリーアートも選択肢に入れて見られてはどうでしょうか。

カラーリング次第では地味にみえるけど実車を目の前にすると圧巻です。まずボンネットのエアーインテークが強烈なインパクトを与えてくれますし車高も写真でみるよりも高くなく、ノーズも結構長いので見た目以上にインパクトがあります。

コルトラリーアートブラックカラー

この三菱の何ともいえないきれいなレッドカラーリングにバンパーのアンダーカバーとフェンダーとサイドステップにブラックカラーリングが施されたラリーアートが一番派手に見えます。三菱のフロントエンブレムもよく似合っていますしエアーインテーク部分もブラックカラーリングが施されランサーエボリューションの弟分にふさわしいフォルムをしています。

 

コルトラリーアートレッドカラー

シルバーカラーはどうしてもおとなしく見えてしまうので一番このカラーがラリアートの中では地味に見えます。

 

コルトラリーアートシルバーカラー

 

コルトラリーアートってどんな車?

上位モデルのランサーエボリューションの様に4輪駆動ではありませんし足回りもトラクションコントロールもランエボのような技術は組み込まれていませんが、目の前に車があるとワクワクするような感じが伝わってきます。「こいつは走るな~」的なワクワク感です。実際昔試乗させてもらった時の感想は兎に角めちゃくちゃ速いと言う印象を受けました、CVTではあったのですが何処の回転数でアクセルを踏んでもすっと前に加速してくれるのでとても運転が楽だと思います。ハンドリングもしっかりとしていて路面にしっかり食いついてる感じがドライバーに伝わってきます。乗り心地ですがショックアブソーバーは結構な突き上げ感はあったものの新車時の話なのでもし中古で買ったのならヘタリがあるので車高調やダンパーの交換が必要になるかもしれません。

当時はお金も無くて予算100万円でNAエンジンを搭載するコルトを購入しようと考えていたのですがこれに載せてもらった時思わず「欲しいと」強く思いました。また形も本当にかっこよくって惚れ惚れする車だなと思いました。室内もとても広くて実用性も高いです。燃費も1.5Lターボながら10・15モードで1リッター辺り15.4kmと結構燃費もいいほうだと思います。車重も軽い方で1110kgです。FFとしたらちょっと重い感じもするのですがこの重量なら走りを重視される方にも納得のハンドリングとコーナーリングパフォーマンスを得られます。峠のヒルクライムもグイグイ登ってくれるので絶対楽しいと思います。

フロントグリルだけ見たら殆どランエボですよね。本当にかっこいいです。

コルトラリーアートのフロントグリルフォルム

 

駆動方式はFFのみ、ミッションはCVTか5MTがあります。コルトもラリアートも生産はすでに終了してしまっていて新車で買うことは出来ないのですがかなり安く手に入ります。もっさりした車に飽きたのならこの強烈な加速力を持つ1.5Lターボエンジン搭載のラリーアートはどうでしょうか。中古相場でも程度の良い物はプレミアム価格で殆ど新車の値段とかわりませんがそれでも50万円台から80万円台で走行距離5万キロ前後のラリーアートが取り揃えがあります。

コルトラリーアートフロントフォルム

これぞ三菱と言わんばかりのフロントメッシュカバー。

コルトラリーアートフロントメッシュカバー

写真でみたら普通の車なのですがエンジンを掛けると三菱エンジン独特の唸るような音がします。あのランエボの横にいる時の様な振動とサウンドがしてくるのです。

コルトラリーアートのサイドフォルム

テールフォルムは普通のハッチバックスタイルで余りインパクトは無いもののルーフスポイラーで引き締まって見えます。

 

コルトラリーアートテールフォルム

 

ブラックカラーよりもレッドカラーの方がテールランプが同化して見えるのでやっぱりこっちのカラーリングの方がかっこよく見えますよね。

コルトラリーアートレッドカラーのテールデザイン

 

エンジンルームはシリンダーヘッドカバーに赤いパネルに三菱のエンブレムが見れます。これだとエンジンルームを開くのも楽しくなりますよね。しかも自慢できますし。

 

コルトラリーアートのエンジン

運転席です。昔試乗させてもらった時はハンドルは小さいと思わなかったです。結構大きなパイ数のスレアリングが装着されていたと思います。シートは嬉しいセミバケット。これなら運転も余り疲れることなくロングツーリングも出来ますしドライブポジションもしっかりとホールドしてくれるのでスポーツ走行でも安心です。

 

コルトラリーアートのステアリング周り

 

インパネは3眼レイアウトの白のパネルでとてもレーシーです。左にタコメーターでレッドゾーンは6500回転から、スピードメーターはリミッターで180kmまでしか出ませんが240kmまで切られています。右側は水温計と燃料計となります。

コルトラリーアートのインパネ

運転席と助手席の写真です。セミバケット装着してとても運転しやすそうです。

 

コルトラリーアートの運転席と助手席

後部座席です。やや貧素な感じはありますがゲストを載せるのには十分なシートだと思います。

 

コルトラリーアートの後部座席

トランクの容量も大きくて後部座席は6:4分割シートなので大きな荷物も載せられます。実用性もとても高いと言えます。

 

コルトラリーアートのトランク

 

主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3925×1695×1535mm
  • ホイールベース 2500mm
  • MT車両重量 1110kg
  • CVT車両重量 1140kg
  • 乗車定員 4名
  • 最小半径 5.4m
  • エンジン型式 4G15 MIVEC TURBO
  • 直列4気筒 DOHC16バルブターボ
  • 燃料供給装置 電子制御燃料噴射
  • 総排気量 1468cc
  • 内径x行程 75.5×82.0mm
  • 最高出力 120kW(163ps)/6000回転
  • 最大トルク 210Nm(21.4kg.m)/3500回転
  • 使用燃料・タンク容量 無鉛プレミアムガソリン・45L
  • 駆動方式 FF
  • トランスミッション 5MT/CVT
  • サスペンションフロント ストラット式
  • サスペンションリア コイルスプリング式
  • フロント/リア共スタビライザー付き
  • ブレーキ フロント ベンチレーテッド
  • ブレーキリア ディスク
  • フロント/リアタイヤ 205/45R16

ハッチバックなので4ドアセダンのランエボとは似ても似つかないのですが雰囲気はランエボそのものです。メッシュのフロントカバーに三菱のエンブレムがとても似合ういかついフォルムに、ボンネットのエアーインテークもパワードームの様に盛り上がった所に空いているのでものすごい目立ちます。後ろにこんな車が止まったらスポーツ系乗っている方なら嫌がるでしょうね。しかしこれぞ三菱DNAと言う感じのいかした車ですよね。とてもお勧めだと思います。

コルトラリーアートレッドカラー写真2

「安く買える1.5Lターボの三菱コルトラリーアート もっさりとした走りに飽きたならパンチ力のあるこの車がお勧め」への4件のフィードバック

  1. 車格とスペックを見ると、シビックタイプR(EK9)とほぼ同格ですね。
    低速トルクの分厚さは三菱車ならではなので、街乗りでは充分どころか、高回転型のスポーツカーを圧倒するでしょう。
    (EK9を所有する会社の先輩の話では、EK9は典型的な高回転型で、軽量フライホイールを換装しているので、街乗りはかなり辛いそうです)

    それでいて、乗員や荷物積載には余裕があるので、日常的には使い勝手が良さそうです。
    私は現在所有しているインプレッサGC8を購入するに先立って、父親から「インプレッサやランサーも良いが、使い勝手や維持を考えると1500ccくらいの車の方が丁度いいぞ」と言われました。
    今回解説されたコルトラリーアートならば、動力性能・日常使用性ともにストレスなく使えるので、「スポーツカーほどではないが、パワーがある車が欲しい」という方には、まさに適合します。

    余談ですが、その後私は父のアドバイスを無視しGC8を購入したのですが、峠では当然ストレスはないものの、街乗りでは時々ストレスを感じる事があります。
    それは「もっさりとした出足」というストレスではなく、「信号の感覚が短く感じる」という事です。
    車が気持ち良く回転するポイントで走ると、信号の間隔が短く感じ、「街中はこんなに赤信号ばかりだったかな」と思うほどです。
    その時は「それなりの速度」で走っているので、決して褒められる行為ではないのですが・・・。

    レガシィ(BH5)の頃も「街乗りストレス」はあったのですが、それは「出足もっさり」でした。
    後続車によくつつかれていました。

    1. こんにちは、ラリアートのご感想ありがとうございます(^^)
      これ一度試乗させてもらったのですがめっちゃ速いです。三菱のエンジンの特徴である極太トルクのおかげだったのかもしれないのですが何処から分でもどっかんと出る感じで惚れ惚れしました。(^^)
      EK9も1.6なので比較対象となりますものね。軽量フライホイール入れられているとは、すごいです。(^^)
      このクラスでハッチバックは本当にありがたいですよね、荷物が沢山詰めますし実用性はかなり高いです。
      税金面では余り差はありませんが、使い勝手なら仰るとおりお父様指摘の1.6L前後が一番使い勝手は私も良いと思います。燃費も格段に違いますしね。(^^)
      しかし悲しいことにコルトは結構売れたのにラリーアートは余り売れなかった様で個体も少ないし町中では試乗車以外見たことがなかったりします。どちらかと言うとエボの方が売れていたと思います。

      EJ20エンジンは典型的に回すタイプのエンジンなので3000回転以下は本当に超ストレスを感じますよね。GDAの時とても思いました。これはEJ20の宿命と言うべき問題なのかもしれません。GDA時代私も後ろから出足はよくあおられたこと思い出します(^^ゞ

  2. こんにちは、赤い前期型に乗ってるものです。
    初めは、インプやランエボ。86やZと考えてましたが、予算的に無理となり、じゃあ、コンパクトスポーツかなとヴィッツRS、デミオスポルト、スイスポと悩んでる時にコルトRに出逢いました。
    初めて乗った時は、ターボ車ってこんなにパワフルなんだなと思い、剛性もバッチリで凄い安心感がありました。
    今では、どんな車よりもコルトが大好きです。
    唯一の悩みはターボラグと最小旋回半径が大きい事ですか…。
    そこは前置きインタークーラー導入等で少しづつ試してみたいと思います。
    これからもっとコルトRオーナーが増える事を願ってます。

    1. こんにちは、コルトRのオーナーさんからのコメントありがとうございます。
      私もこれに載せて頂いたことがあるのですが、とんでもないターボパワーを持ってますよね。三菱さん特有の極太トルクの兼ね合いもあって試乗した時はびっくりしました。
      スイスポも速いらしいのですがやっぱりターボ車のパンチ力はNAでは出せないですものね。
      ターボラグがあるなんて、むき出しエアクリーナーとか他のコルトRオーナーさんの方で問題が無いなどの情報があればブーストの掛かりが良くなるので良いかもしれません。ただ以下のURLの方は懸念材料書かれたりしますのでやっぱり止めたほうが良さそうですよね。私のインプもむき出しエアクリ入れて不具合でてしまいましたので。
      http://www.juno.dti.ne.jp/~shusan/Car/COLT-R/COLT-R-Memo.html

      前置きインタークーラー良さそうですよね。エアーがよく冷えてエンジンに送り込まれるのでパワーアップしますものね。

      速くていい車なので私もコルトRオーナーサーが増えることを私も願ってます。

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