試乗

トヨタ「C-HR 1.2Lターボ&ハイブリッド」を試乗 乗り心地・パワー・運転のしやすさと燃費レビュー

トヨタ C-HR 1.2Lターボ 2019年式

C-HR 目の前にした感想 やはりかっこいい!

プリウス派生車のトヨタ人気車種CH-Rを借りられる機会がありましたので試乗してみました。

まず見た目ですがレンタカーなのだがモデリスタのLEDクリアランスランプが装着されていてフルLEDライト類はインパクトが高くトヨタがこの車に力入れているなと感じました。

フロントは流れるウィンカーでヘッドライトとポジションそれにフォグランプの色温度は6000ケルビン前後で真っ白に点灯するLEDで圧倒的な存在感があります。

リヤはポジションランプは非常にキレイなのだがウィンカーが3灯LEDでここが少し改良の余地あるかな的な、せっかくラグジュアリーなのにウィンカーで台無しになっている感があります。

ウェルカムランプのロゴが地面に照らし出すの仕掛けもあり、乗る前からテンションが上がります。

WRXと比較すると存在感はC-HRの方が高い。

SUVだけどクーペスタイルのラリー車の様です。

内装 (1.2L&ハイブリッド共通)

内装も手抜き感は無いがアグレッシブ感も無く、少しおっさんくささがある。

ら外装と同じ様におしゃれか派手に仕上げるのが似合うと思いました。

ATセレクトレバーやパーキングそれにブレーキホールド機能等の操作系も非常にわかりやすい。

車の室内はそこそこ広いがセカンドシートは足元が若干狭い、WRXと比べると約3分の2くらいの広さでした

セカンドシートの乗り降りはしやすいのだが

足元がほんの少し狭い感じがするが大人5人乗ることは可能です。

トランクはとても広くゴルフバック2つは余裕で積めると思いますし、セカンドシートを収納すれば更にトランク容量が広げることができる。

C-HR 1.8Lハイブリッド車を運転してみた感想

運転のしやすさや車幅感覚の掴みやすさは1.2Lターボ車と同じ抜群に良いです

1.2Lターボ車とハイブリッドは類似する所が多いですが、乗り心地はハイブリッド車のほうが良いと思いました。恐らくバネレートやザックスダンパーの減衰はハイブリッド車の重量に非常によくあっているのかもしれないです。

走りの面では50プリウスベース車なので、加速のパンチ力はすごいのかなと思いきやわりと上品でソフトな加速でした

加速が鈍いと言う訳ではありませんがプリウスをイメージしてアクセルを踏み込んでも鬼のような加速感は楽しめない感じです

その他1.2Lターボ車との違いは、加速性と伸びは(時速60km/hまでならすぐに到達します)ハイブリッド車の方が良いのだが回生ブレーキが搭載されるのでカックンブレーキが50プリウス前期型同様挙動が大きいです

C-HR ハイブリッド

C-HR 1.2Lターボを運転してみた感想

C-HRを運転してみた感想ですが、一番最初に思ったのが足回りのセッティングが非常によくできていると思いました

サスペンションは柔らかすぎず、硬すぎず粘りもあると言う印象で、プリウス派生車だけど足のセッティングはぜんぜん違うと思いました。

大阪の第7岸壁へ通じるみなし公道を運転してみたのだけど、凸凹道路でも乗り心地が良く、ふわふわとした感じでは無く足がよく動いていると言う感じです

同じ場所で加速を試してみたのだけど安定感抜群で速度が乗るシーンではバンプしても突き上げ感なく収まる感じです

ブレーキも思った以上に効きがよく、しっかり止まる車だなと言う印象です。

急にハンドルを切っても不快なロールは少なく、軽快に曲がる事ができる操作性でした。

車幅感覚のつかみ安さや運転のしやすさについて (1.2Lターボ&ハイブリッド共通)

見た目は大きいけど車幅感覚はわかりやすくルームミラー・ドアミラーも大きくて見やすく運転はとてもしやすいです。

ハンドルも適度に軽くサスペンションセッティングが非常に良いことも手伝って運転手の意図する方向へリニアに応答する感じです。

運転席はシンプルで前後左右は死角になる様な邪魔な装備品は無いが、Cピラーが太いのとセカンドシート側の窓が小さいので左後方の死角少しネックだと思いました。

バックはリヤウィンドウ小さくCピラー死角がネックだがオプションでバックモニターをつければインパネセンターの大きな液晶モニタを見ながら、バックや車庫入れも楽にこなせると思います

剛性は?

C-HRのボディ剛性は高いと思います。私は少ししか乗っていないのですがそれでも剛性は高いなと思いました。

タワーバーが入っているのかなと触ってみるとスチールのぶっといフレームが入ってました。

Cピラー周りもフレームも太い。リヤシートを収納してフレームも確認しておけばよかった。

1.2Lターボのエンジンパワーはどんな感じ?

ドライブモードが「エコ・ノーマル・スポーツ」3つ設定があります。

エコはその名の通り低燃費モードで、0発進から60km/hまでの加速がもっさりしているしブーストの掛かりも悪い。

ノーマルはエコに比べると普通にストレス無く町中を運転できる設定。

スポーツはこれぞターボ車と言う感じでキビキビとした走りを楽しめます。

C-HRの燃費 (1.2Lターボ&ハイブリッド共通)

1.2Lターボ車の燃費は意外と良いと思いましたがハイブリッド車は50プリウスベース車と考えると若干悪いような気もします。

1.2Lターボ車の燃費は20km/Lでした(35540km走行距離の燃費アベレージ)。

1.8Lハイブリッド車の燃費は19.5km/Lでした(37015km走行距離の燃費アベレージ)。

写真は1.2Lターボ車の総走行距離数。

C-HRでここが嫌だと感じた所 (1.2L&ハイブリッド共通)

普通に素晴らしい車なのだが、これはちょっと無いなと思ったところが有りましたのでピックアップ致します。

ボンネット(エンジンフード)とリヤゲート(トランクリッド)が異様に重たい

トランクリッドはダンパーが付いているので、少し持ち上げれば開くのだがそれでも重たいと思いました。

衝突安全性を高める意図があるのかダウンフォースを得るために重たくしているのかわからないですが女性だともしかしたらボンネットもトランクも開けられないんじゃないかと思うくらい重たいです。

-試乗