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NANKANG ESSN-1 スタッドレスタイヤで雪道&ドライ路面の性能を検証

NANKANG ESSN-1

台湾のタイヤメーカー「ナンカン」が製造販売するスタッドレスタイヤ「ESSN-1」のドライと雪道での特性について記載記載させて頂きます。

ナンカンのスタッドレスタイヤを装着する車両は「WRX・VAB」4WD駆動モデルです。

ナンカンのスタッドレスは安いけど大丈夫なのでしょうか?

WRXに装着した「NANKANG ESSN-1 235/40R18」のお値段は一本約11000円台とかなりリーズナブルです。

肝心のスノー性能ですけど国産に比べると劣る速度を控えて走る分には問題は無いと言う口コミ情報が多数を占めていました。

届いたナンカンのESSN1スタッドレスタイヤです、めちゃくちゃ重たいです。手で持った感じだと10kg前後あると思います。

タイヤのコンパウンド部分はぐにゃぐにゃで柔らかく、サイドウォールも比較的柔らかいのでエアーを高目に入れたほうが良さそうだと思いました。

タイヤの内側はこんな感じ。

タイヤのサイドに記載されている情報です。

WRXに装着した写真

235/40R18で引っ張り気味になるかなと思ったのですが、思ったほど引っ張った感は無かったです。

リヤ側です、20mmのワイドトレッドスペーサーを入れていて245タイヤだとはみ出し感はありますが、235だとツラウチ気味になります。

NANKANG ESSN-1 積雪した六甲山を運転してみた感想

六甲山が積雪で真っ白だと言う情報を得てナンカンのスタッドレスタイヤの感触を確かめに行ってきました。

六甲山山頂付近での積雪は道路だと1mm?前後で路肩は50mm(5cm)程、気温はマイナス2度なので多分アイスバーンになっていたと思います。

時速約30キロ位でハンドルを左右にこねてみて、車が滑るのかを確認してみました(動画参照)。

滑ることは滑りますがコントロールを失うことはなかったです、また峠の下りだったのですがカーブも普通に曲がれますし、カーブ手前でハンドルを急に出口に向けて切ってもアンダーは出ませんでした。

凍結した路面で急ブレーキしてみた

時速50キロ前後で急ブレーキを数回試してみたのですが、急ブレーキは苦手な感じです。なので燃費は悪くなるけどマニュアル車なら一段高いギアで走ってアクセルオフで強めのエンジンブレーキを発生させる等の対策をしておくと安心かもしれない。

AT車もマニュアルモード使えるなら同様に一段高目のレンジで走行するのがおすすめです。

リーフやノートならワンペダル操作モードを有効にしておくと良いでしょう。

NANKANG ESSN-1 雪道性能まとめ

急ブレーキは制動力伸びます、まっすぐ走る分には問題は無いですけど特に時速50キロ以上で巡航する場合は車間距離はいつもよりも多く取って走るのが望ましいです。

雪が積もった峠の下りを運転している動画です。わざと急ハンドル操作しても少し滑りますが安定しています。

NANKANG ESSN-1を履いてドライ路面を走ってみた感想

K-Blastさんでナンカンスタッドレスタイヤを持ち込み交換して頂いて、雪のないドライ路面を運転してみた感想を少し動画を交えてピックアップさせていただきます。

雪のない道路を普通に走れるのか少し不安でしたが、「NANKANG ESSN-1」はサイドウィールが比較的固くて、先日まで履いていたディレッツァDZ102よりも固めでしっかりしていました。

トレッドはグニャグニャ

サイドウォールはしっかりしている感じはありますが、トレッドは柔らかくグニャグニャ感が高いです。

なので急発進や急ブレーキはタイヤが潰れている様な挙動がありますし、高速道路ではハンドル応答に少しラグ(遅延)があるように感じました。

発進から停車

タイヤ交換を終えて道路を普通に走って停車するシーンですが、違和感なく運転できます。

中速域カーブ

コーナーリングは流石にグニャグニャした感じなのかなと思ったのですが、カーブはいる時はごく普通でしたが、ボトムがでる当たりでクイッとアンダーでは無いのですけど内側に入り込むような違和感はありました。

しかしながら不安定では無かったです。

速度の乗る高速カーブ

やや速度が乗ってもサイドウォールが比較的しっかりしているので全然不安感はありませんし、ちょっとした大きなカーブも安定感がありました。

カーブでは少し内側に切れ込む違和感はある

NANKANG ESSN-1スタッドレスタイヤでドライ路面は違和感なく普通に走れましたが、カーブはどうしても内に入る違和感がでます。事故するとかそういうレベルではないのですが片手運転だと危ないかもしれないです。

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