試乗

カローラフィールダー(1.5L)と初代インプレッサスポーツ(1.6L)試乗ワゴン車比較レビュー

5ナンバーサイズ ワゴン乗り比べ

トヨタの商用ワゴン「カローラフィールダー」とスバルの大衆向けワゴン「インプレッサスポーツ」を試乗したのでどう違うのか個人的に比較させて頂きました。

どちらを買うのかお悩みの方向けに参考になれば幸いです。

カローラフィールダー 後期型

比較する車のスペック表

カローラフィールダーは後期型、インプレッサスポーツは前期型を借りてきました。

インプレッサスポーツは前期と後期では大きく見た目は変わりませんが、カローラフィールダーは後期型にキーンルックフェイスが採用されていてエッジの効いたスタイリッシュ感が向上している

カローラフィールダー 後期型インプレッサスポーツ 前期型
車両型式NZE161GGP2
販売時期2015年~2020年 (前期型販売時期 2012年~2014年)2011年~2014年 (後期型販売時期 2012年~2014年)
車両サイズ 全長×全幅×全高(mm)4400×1695×1475mm4415×1740×1465mm
ホイールベース(mm)2600mm2645mm
エンジン1.5L直列4気筒DOHC (1NZ-FE型)1.6L水平対向4気筒DOHC (FB16型)
最高出力109ps/6000回転115ps/5600回転
最大トルク14.1kg・m/4400回転15.1kg・m/4000回転
駆動方式FFFF
カタログ燃費 JC08モード17.6km/L16.4km/L
トランスミッションCVTリニアトロニック

乗り込んでみた感想

それぞれ個性があるのですが、強いて言うならトヨタ車は全般的に乗り込んだ感触は良いです。

特に車幅感覚はカローラもインプレッサも乗り込んだ瞬間に大体の感覚はつかみやすいと思いますカローラトヨタ車全般に言えます)は初めて乗り込んだにしてはミラー・スイッチ類・メーター類のインフォメーションがとても見やすくレイアウトされていると思いました。

インプレッサスポーツはずっとスバル車に乗り慣れているので違和感を感じなかったのかもしれませんが何かが見つけにくいと言うことはなかったです。

・写真はカローラフィールダー後期型の運転席です。凄くシンプルだけどAピラー死角少なくメーター類のインフォメーションも把握しやすいレイアウト。欠点があるとするとドアミラーの左右先端が細くなっていて車線変更時死角がある

カローラフィールダー 後期型 運転席

・写真はインプレッサスポーツGP2型前期の運転席です。初期のマルチファンクションディスプレイは見にくい、またAピラーの根本の死角が大きく(スバル車全般に言えます)小さいこともが車両近くに居ると見落とす危険性がある。

インプレッサスポーツ GP2型 運転席

乗り心地特性の比較

乗り心地は圧倒的にカローラフィールダーが良いです。インプレッサスポーツGP2前期後期をそれぞれ運転したことはありますが、バネレートが柔らかすぎて前後左右への揺れが大きく、特にブレーキ・加速した時に前後へ大きく沈む。

カローラフィールダーはバネが柔らかいと言う事は無いが、ダンパーのセッティングが悪いのかコーナーリングではバタつく感じがあります。

逆にインプレッサスポーツはダンパーのセッティングはよくバンプの収まりが速いのでコーナーリングは安定している

室内の広さは同じくらい

室内の広さは両車後部座席もチェックさせて頂きましたが、身長180cmある私が乗っても窮屈さは感じませんでしたがカローラフィールダーの方が後部座席は余裕がありました、またインプレッサスポーツの方は後部座席Cピラーの後ろの方が乗車時頭があたります

写真はカローラフィールダーの室内、後部座席の足元のクリアランスはインプレッサスポーツよりも広い。

荷室

カローラフィールダーオーナー様から頂いた情報ですがスポーツサイクル(ロードバイクタイプ)なら後部座席収納すると載せられるとご連絡いただきました。

ただワゴンと言うほど荷室は広くない印象で、インプレッサスポーツと余り変わりない広さでした。

・カローラフィールダーの荷室。全長4400mm 全幅1695mmにしては広い。

・インプレッサスポーツの荷室。全長4415mm 全幅1740mmと車格はカローラフィールダーよりも少し大きい、トランクリッドの形状はワゴンに比べると角度がつけられているので上部はその分狭くなっている。

燃費

燃費はカローラフィールダー1.5Lガソリン車のものしか確認できませんでした、インプレッサスポーツのマルチファンクションディスプレイに出ているはずなのですが確認しきれませんでした。

カローラフィールダーはトリップメーター走行距離2974kmで13.1km/Lでした。燃費を気にする必要が無いシェアカーの燃費値なので丁寧に走れば15.0km/Lは行くと思います。

インプレッサスポーツ1.6Lの燃費参考値はGT系で同じFB16型エンジンを搭載するモデルを所有するオーナー様に教えてもらった燃費は15.0km/L前後は行くとの事でした。

エンジン特性 速いのか遅いのか?

カローラフィールダーの1.5L 1NZ-FE型 エンジンもスバルの1.6L FB16型エンジンもカタログ数値では然程パワーが無いように思えますが

試乗してみるとカローラもインプレッサも低速トルクが大きいので町中ではフットワークと加速は良いほうだと思いました。

ただインプレッサのほうがカローラよりも0.1L(100cc)排気量が大きいので、インプレッサのほうが低速トルクが太いです。

インプレッサスポーツ 1.6L加速特性はアクセルを踏み込んだ瞬間から走り出す感じで、自転車で例えると電動アシスト付きの様な加速感で、中速域も伸びやかで町中ではストレスを感じることが無い。

カローラフィールダー 1.5L加速特性は遅くな無いがインプレッサ程アクセルを踏み込んだときの加速は無いが加速が欲しいときアクセルを踏み込むとどんどん回転数が上がって3000回転~4000回転で非常に大きなトルクが発生しちょっとした2ストスクータータイプのバイクの様な加速感を楽しめる事ができ、どちらかと言うと中速域が得意なエンジン特性をしていると思いました。

最後にどちらが優れているのかまとめ

カローラフィールダー・インプレッサスポーツ何れも優劣つけ難いです、デザイン性でもキーンルックかホークアイで好みが別れるのでどちらが良いと言うのは非常に難しいです。

また自動車メーカーブランド製ではトヨタがダントツに上ですがスバルも最近自社ブランド品位の向上に努めているので「え?スバルなんか乗ってるの」とは最近は言われないと思います。

小回りも両車とも効くしフットワークもそれぞれの特性はあるけど優れていてラゲッジスペースも大きく実用性抜群です。

一つ優劣付けるならスバルの水平対向エンジンは耐久性に疑問があったりします、またエンジンの整備性も悪くプラグの交換等は高額な工賃(水平対向のプラグ交換料金相場は一般的に15,000円)が必要だったりします。

その点カローラの1NZ-FE型エンジンは耐久性に長けているので、長く乗りたいならカローラフィールダーが良いのかなと個人的には思う次第です。

あくまでも個人の意見なのでご了承願います。

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