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RAV4 2.0Lガソリン車(50系)の魅力とちょっとこれはと思う悪い所をピックアップ

RAV4 試乗

RAV4の新車を試乗させて頂きましたのでこの車の魅力などをピックアップさせていただきます。

車のグレードはアドベンチャーで駆動方式は4WDです。エクステリアデザインは抜群に良いので(好みにもよりますが普通にスタイリッシュです)レビュー記事では省きます

トヨタ RAV4 2.0Lガソリン車(50系)

まず乗ってみて思ったのがとても運転しやすい

RAV4の車格は「全長4610mm 全幅1865mm 全高1690mm」あり意外と大きく、全幅が1865mmもあるので運転しにくいかなと思って運転席に付いてみるとまったくそんな事は無く

車幅感覚がわかりやすくドライブポジションもミニバン位高いのでとても運転しやすいなと思いました

車幅とフロントノーズ及び後ろの感覚は掴みやすい

車格は大きのだが車幅・フロントノーズ・リヤ側の感覚はとても掴みやすいです。

特に車庫入れする時は、結構出っ張っているリヤフェンダーのおかげでとてもやりやすいです(慣れればドアミラーだけで車庫入れできます)。バックカメラも付いているので車庫入れが苦手な人には特にRAV4なら克服しやすいと思いました。

車幅感覚がわかりやすいので車の多い道路でも車線変更はサクッとできます。

正真正銘RAV4を初めて運転、出庫シーン。ハリアーと似て車の幅と長さの感覚が取りやすい。

ドライブポジションの上下をかなりカスタムできる

オフロード走行を念頭においているのか、ドライブポジションを異様な程高くする事ができるのには驚きました(試乗車のシートは電動パワーシート)。

反面、ドライブポジションを思いっきり低く設定も可能。

余り高くするとルームミラーが死角になるのですが、程々の高さまで上げられるので、ストレス無く運転できるし、恐らくドラポジが高い=車幅感覚が掴みやすいと言う事だったのかもしれない。

計測はしていませんが、シート高は上下100mmは調節ができるのでは無いかと思います

乗り心地

RAV4の乗り心地は今まで試乗したトヨタ車の中では一番いいかもしれない

・ふわふわしない

・突き上げ感ほぼ無い

・ブレーキ踏んだときに前のめりにかくんと沈まない

・カーブでロールはするがゆったりしたロールで乗り午後地を害さない

クラウン・アルファードの乗り心地は抜群に良かったけど、変にふわふわ感あったりと少し気持ち悪いところはありましたがそれが無くなった感じの乗り心地です。

ロールはオフロード走行を視野にいれた感じのロールのしかたで絶妙なセッティングだと思いました。

この動画撮影場所は道路が凸凹で(道路状態が悪い)WRXで走るとひどい突き上げになるのですがRAV4で走行したら全く違和感なく走れました。左右にハンドルを切ってロールもわざとさせているのですが全然違和感なかった。

ハンドリング

ハンドリングは先日試乗したVOXYの様なたくさんハンドルを回すと言うストレスは無く、どちらかと言うと油圧式パワステに近い感じでした。

動画は駐車場へ返却と車庫入れの時のハンドル操作シーンです。

RAV4 2.0Lエンジンの体感性能は?

2.0Lのエンジンはなかなかパワフルでした、ただVOXY程パンチ力は無い。

エクストレイルよりは全然速いし速度に乗ればなかなかのレスポンスを発揮するのでストレス無く気持ちよく運転できました。

運転開始から約10分でほぼ自分の手足の様に動いてくれました。

ヘッドライト・テールランプ点灯

RAV4のライト類は目立たないけど非常に綺麗です。

一時期流行ったシーケンシャルターンランプでは無いが、シンプルでとてもおしゃれなデザインが採用されています。

ヘッドライトとハイビームの色温度は6000kありますがフォグランプはハロゲンを使用している(雪を溶かす事ができる。)ので4300kでした。LEDへ交換もありですが雪国の人はハロゲンのままのほうが望ましい。

テールランプは申し分ありませんが、リバースランプ(バック)はハロゲンの様です(雪国ではハロゲン必須)。

駆動系設定の紹介

RAV4には3つのECU設定4WD駆動モードにはノーマルを含めて他に2つ有りましたので紹介させていただきます(オフロードは走っていません)。

エンジンレスポンスとシフトチェンジのタイミングを変更できるEUC設定について

  • ECO 燃費重視 試したが街乗りはもっさりしてストレスになる
  • NORMAL 街乗りではいい感じ、フットワークが良い
  • SPORT 回転が上がるだけの印象で町中では扱い辛い

4WD駆動モード設定について(ADVENTUREグレードはダイヤル式)

  • NORMAL ボタンを押すとNORMALモードです。
  • MUD&SAND 左へ回す 砂や未舗装道路に適した駆動モード
  • ROCK&DIRT 右へ回す 岩がゴロゴロした道路に適した駆動モード

駆動制御はメーターパネルセンターレイアウトされている液晶モニタで把握する事ができる。

デフロックモードは無いが、スタック(空転したタイヤ側)をコンピューターがブレーキを掛けたり空転していない反対側のタイヤにトルクを独立で掛けて自動制御してくれる仕組み。

グレード別で採用されている駆動モードは2種類

ダウンヒルコントロール(Adventure、G“Z package”に標準装備、ヒルディセントコントロールとも言う)は滑りやすい下り坂をコンピューターが自動制御を行い安定して走行できるモード。

SNOW(ガソリン車4WDグレードに標準装備)は雪で滑りやすい道路をコンピューターが自動制御しながら安定して走行できるモード。

RAV4 2.0L 4WD ガソリン車の実質的な燃費

新車からちょうど1076km走行した燃費アベレージは8.4km/Lでした。

証拠写真撮影するの忘れてました、申し訳ありません。走行距離のみの写真です。ハンドルスイッチで燃費の状態などの画面に切り替えられます。

ナビは見やすい

インパネセンターにレイアウトされているナビは(パイオニアのナビが搭載されていました)とても見やすい位置にレイアウトされていて視認性は抜群に良い(パーキングに入れていないと操作できない)。

車庫入れのときもバックカメラが見やすいのでとても重宝します。

乗り降り

地上最低高が少し高いので、ほんの少し足を上げないとと言う印象でしたが乗り降りし難いとは思わなかったです

ただVOXY程乗り降りしやすいとは思わなかったです。

内装

ADVENTUREグレードの内装は抜群に良く、高級感高いしオレンジステッチアクセントでスタイリッシュにも仕上がっている。

室内の広さも抜群にいい感じで、大きな男性5名乗車でも窮屈感は無いと思います。

後部座席も広い、車幅があるのでベンチシートも横方向に余裕がある。

足元もミニバンとまではいかないがなかなか余裕がある。

後部座席用のエアコンも備え付けされている。

トランクも広い

トランク(荷室)は異様に広いです、小学生の子供さんなら2人は並んで寝られるんじゃないかと思うほど広い。

180cmある私が試しにトランクで寝れるかRAV4のトランクで横になってみたら、ギリギリ寝られます。

RAV4の悪い点

運転しやすいし悪路走破性も高くて乗り心地も車の見た目も良いのだが、いくつか悪いところもありましたのでピックアップ致します。

まずリモコンキーが貧素。車の出来栄えが良いのでもう少しラグジュアリーなリモコンキーにして欲しいと思いました。

収納スペースが少なくグローブボックスが異様に小さい。ご覧の通り車検書しか入らないです。トランクが大きいので自分で収納ボックスを用意するとうのもありかもしれない。

走行系ですが、ガソリン車特有なのかアクセルを踏み込んで回転数を高くして引っ張り気味に加速してアクセルを少し抜いてからまたアクセルを踏むと同じ回転数でトルクを発生させようとする癖があります

マニュアル車で例えると2速でシフトダウンして加速して、加速が終わってまた少しアクセルを踏むと2速のまままた加速しようとする様なイメージです。

これはリコール対象かはわからないですが、滑りやすい路面でのこの挙動は危ないので加速操作する時はマニュアルモード操作の方が良いかもしれない

最後、これは好みの問題かもしれないがオルガン式(仕組みは吊り下げだそうです)アクセルペダルがやや硬い。運転に支障は出ませんが最初違和感を覚えます。

RAV4 まとめ

この車は運転していてほんとに楽しいです、車格は大きいですが車幅感覚も掴みやすいし初心者の人でもすぐに慣れると思います。

またこの車を買うならすべての駆動モードが用意されているADVENTUREグレードがおすすめ、海岸や河原それに積雪した地域でもガッツリ安心して運転できます。

ガソリン車とハイブリッド車どちらがいいのか迷っておられるなら、ガソリン車は燃費が悪いのでおすすめはハイブリッド車です。

導入コストはガソリン車の方が圧倒的に安くすみますが後から燃料コストが掛かるので、長くこの車に乗るならハイブリッド車が絶対いいと思いました。

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