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暗峠をドライブする時の注意点と難所を解説

大阪府と奈良県の県境にある生駒山を通る国道308号線「暗峠」をドライブしてきたので、注意点急勾配な坂がある難所をお伝え致します。

暗峠へ車で行くときはATかCVT車がおすすめ

想像を絶する勾配率37%と言うとても急な上り坂(生駒方向から運転すると下り坂)があり、MT車だと停車するとその地点から坂道発進できません。

勾配率37%以外の場所でも想像を絶する急な上り坂の連続ですのでMT車でドライブへ行くのはおすすめできない。

暗峠で坂道発進できたとしても「クラッチへの負担が大きく最悪焼け付きさせる恐れがある」ので想像を絶する上り坂でも坂道発進ができるATまたはCVT車で行くことをおすすめします

80ccクラスのスクーターを先に行かせた場面、発進するとき足でこがないと前に進まない程の急な上り坂の連続です。

停車しなければ大丈夫でしょ?

暗峠は大阪方面からも生駒方面からも比較的多くの車が行き交うので、道路幅が車一台分しか無く鉢合わせになるとどうしても停車しなければならない。

離合(すれ違う)するのに山側(大阪から上り側)が必ず道路を譲る必要があるので、比較的広い場所までバックするか神社や休憩所の駐車場に車を避ける必要がある。

暗峠をドライブする時の難所を解説

暗峠は慣れてないと全てが難所です。

迂回路から308号線へ入るのですが曲がった瞬間からこの道ほんとに通れるの?と言う雰囲気が漂ってくる。

止まれを左折するのだが

左折すると異様に道路が狭いと感じる(慣れればそうでもないと思うのですが)。

50m程進むとすぐに勾配率がやばいんじゃないかと感じるし、タイヤのトラクションが抜けまくるのでWRXをデフロックモードに切り替えて1速でゆっくり登りました。

200m程進むと一旦平らな場所に出るのだがそこを少し左にカーブして行くと、さらに勾配率が高い急な登り坂が現れる。

しかしこれはほんの序の口で、このあと更に恐ろしい上り坂が出現します。

しばらくの急勾配を登ると右手にお社と左手に観音寺石碑が見えてきます、ここからの勾配はさらにきつくなり坂道発進をするのにWRXでは4000回転まで回さないと登らなかった。当然クラッチが焼けて焦げ臭い匂いがしてきます。

更に200m程進むと右手に赤いお社が見えてくるのですあが、ここからの急な上り坂はMTだと停車してしまうと坂道発進できない、6000回転まで回せば発進できるかもしれないが確実にクラッチを壊す。

もし止まってしまったらここまでバックしてから発進させる必要があります。

上の赤いお社を過ぎて約150mほど進むとこの世のものかと思えないほどの上り坂が出現します。

コーナーミラーがある右カーブを過ぎると緑色フェンスが見えてくるのですがここに向かって壁が迫って来るような感覚の上り坂に差し掛かります。

この壁のような上り坂を登り切ると勾配率37%のヘアピンカーブが出現します。

車はほぼ空お向いて走ります。

勾配率37%のリヤ側の写真

ほぼ崖の様な感じでした。MT車で停車したらその時点で終了です。その後も急な上り坂は続くので停車できない区間は約100m程に達する。

難所の終わり

勾配率37%の坂を駆け上がって約100m程進むと石積みされた道路が合流してくるのが見えてきます、道幅も広くなりここでほぼ難所は終了です。

昔は難所だった激狭で落下の危険がある場所も今は道幅が拡張されて柵が設けられていて安全に通る事ができます。

流石に対向車が来たらバックする必要はありますが、然程危険では無い。

一応308号線を示す立て看板がある。

暗峠の大阪側の終点

終点は信貴生駒スカイラインの高架下までです。

石畳を所をまっすぐ行くと右手にお茶屋さんがあってすぐ先に高架下を通過すれば生駒川に出ます。

暗峠はハイキングにピッタリ

車で山頂までいかず途中で駐車してハイキングには非常におすすめな観光スポットです。

車で登っていると沢山のハイカーとすれ違いました、峠道には沢山の木々が生い茂っていて景色もよく湧き水がでる神社があったり静かでとても癒やされる場所でした。

生駒側も眺めがよくすっごい田舎感があって、大阪側から登って高架下をくぐると千と千尋の神隠しの様な別世界に入ってしまったのかと思うほどです

車で登っていくのは本当に慣れていないと難しいですが、途中で車を止めて歩いて山頂をのんびりとハイキングされるのがおすすめです。

駐車する場所は奈良県側を少し下った場所に駐車場ではありませんが車を止められる場所が幾つかありましたのでご参考までに。

高架下を出て50m程進むと脇道があってそこに車が止めてありました。写真の場所の左側です。

大阪側から308号線に入っていく道順

大阪側から308号線に入るには高架下から直進すれば入れるのだが、道幅が狭いので進入禁止になっていて迂回する様に看板が建てられている。

右上の方に青い迂回路を示す立て看板が見える。

高架下を左折ししばらく行くと直進道路が狭くなっている交差点に出るのでそこを右折。

ここを右折します。

しばらく直進すると非常にわかりにくい308号線へ入る事ができる路地が見えてくるので右折します。

しばらく直進すると止まれと書かれたT字交差点にでるので左折すれば308号線に入ることができます。その後びっくりする上り坂が続きます。

 

 

「暗峠をドライブする時の注意点と難所を解説」への4件のフィードバック

  1. 丁寧な解説とても参考になります(^^)
    先日、奈良方面からレンタカーでチャレンジしましたが、登坂途中のすれ違いが怖く断念
    レンタカーの荷室には、趣味のロードバイクも積んで行きましたが、あまりの強面坂に恐れ多くてこちらも断念
    結局、お隣の十三峠、葡萄坂や信貴フラワーロードを繋ぎドライブを楽しみました(^^)

    1. こんにちは、コメントありがとうございます
      m(_ _)m
      あの坂はなんていうのでしょうね本当にありえないくらいの上り坂なので、途中で心が折れそうになりますよね。
      十三峠やフラワーロードを運転している方が絶対楽しいと思います。(^^)

  2. 先日、夜のドライブで奈良→大阪で下っていたところ、観音寺と不動明王像の間で上ってきた車と鉢合わせしてしまい、、崖側のガレージ?まで気分的には50m、実際は10mほどバックで上る羽目に合いました。
    なお、当方の車は非力で重いGG3ナインプのMTです。クラッチ焼けた臭いしました。

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