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GRヤリス マイナーチェンジ エンジン出力向上&8速ATを設定 発売は秋頃




GRヤリス・マイナーチェンジ

2020年1月に登場したGRヤリス(GXPA16)がマイナーチェンジ、予約販売受付は秋頃で生産は来年1月からを予定

主な改良内容は、GRカローラと同じエンジン出力スペック設定となり最高出力は304ps・最大トルクは37.7kgmになります。トランスミッションは6MT以外にラリーとS耐で培われた技術を採用する8速ATの設定も追加されるとの事。

その他の改良点としてはバンパーデザインが大幅に変わり前期型後期型はっきり差別化がされ、大型リアスポイラーのオプション設定もあるそうです。

写真は前期型GRヤリスです。

出典「https://toyota.jp/gryaris/option/grparts/」より

GRMNヤリス 市販確定

GRブランド最高峰GRMNヤリスの市販が確定しました、発売時期は確定していませんが台数限定になるはずなので、もしGRヤリスの購入をお考えの方は少し待ったほうが良いかもしれない。

GRMNヤリスのパワーユニットは1.6L直列3気筒ターボ 駆動方式GR-Four トランスミッション6iMT 最高出力は300ps前後と予想されています。

ニュルブルクリンクをテスト走行している写真を(Responseが掲載)拝見すると大型ルーフスポイラーマルチカナードフロントフェンダーダクト大径ディスクローターが採用されています。

ブレーキキャリパーも大型ですがもしかしたら6ポットを採用しているのかもしれない。

GR ヤリス GR-Fourの実車を見てきました

2020年2月14日~16日開催した大坂オートメッセ2020年へGRヤリスの実物を見てきました。

1.6Lターボにしては異様に高い販売価格設定「RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円」(諸費用もろもろ入れると500万円を超える)。

実車を目の前にするとハッチバックだけどルーフトップは意外と低い、カタログスペックによると全高は1460mmとライバル視されているWRX・STI(VAB)の1475mmよりも15mm低い。

外観デザインのインパクトは高くリヤ側も大型ルーフスポイラーを装着し派手な左右2本出しマフラー(太鼓は1つ)レイアウトで後ろから見てもいかつい。

GR ヤリス GR-Four

大きく張り出したリヤフェンダーもインパクトが高い。マフラーサウンドは1.6スーパーチャージャーを積むヴィッツGRMNにたデザインなので乾いたいい音だと予想されます。

内装は窓を開いてくれていたけど乗車はできなかったので、カメラを内装に突っ込んで撮影させて頂きましたが

印象的には光が入りにくくて暗い感じがしました。イルミネーションが点灯すればまた違った印象になったのかもしれない。

広さ的には十分ですしMTシフトレバー周りはシンプルでスイッチが2つ付いてました。現代の車はステアリングスイッチで駆動系やECUセッティングを変えられるのでシフトレバー周りにスイッチは必要ないのかもしれない。

全高が低い割にはヘッドレストとルーフトップのクリアランスが十二分にあるので、車自体の重心が低いと思われる。

座面を見てもシートレールがスーパーローポジションと言うことはなさそう。

噂のアルミパーツ

トヨタの説明によるとボンネット・ルーフトップ・トランクリッド・ドアはアルミ素材を採用し軽量化が図られていると言う。

ドアやボンネットを開けさせてくれなかったのでどれだけ軽いのかは体験できなかった。

GRヤリスのここがすこい

試乗したわけでは無いのでご了承願います。

まずフロントのインテークはブレーキを冷やすためののエアインテークダクトだった。ダクトはローターまで伸びていて大型2ピースローターを強烈に冷却する設計になっています。

しかも入り口が絞られているので冷却効果は高い。

フロントブレーキは4ポット対抗キャリパーだがなかなか巨大でリムに当たりそう。2ピーススリッド入りディスクローターも大きい。

巨大な前置きインタークーラー。ライセンスプレートがちょうどど真ん中に当たるので少しもったいない。

前置きインタークーラーはすべてフレッシュエアが当たる設計になっている。ディスクローターを冷やすエアインテークに絞りが施されているのもすごい。これで低速でも効率よくフレッシュエアーをローターへ送ることができる。

アッパーグリルはももう少しラジエターへフレッシュエアを送るインテーク面積を増やしてほしい気もします。

すごいとは言えないのだが、キャンバー角度がなかなか付けられている。偏芯ボルト使っているのでしょうね。

写真はブラケット周りに増し溶接が施されているか(されていなかった)チェックする為に撮影しました。真ん中に見えているのはスタビリンクです。とても長い。

ブラケットの厚みを見たくて上から撮影しました。ややピンぼけですがご了承願います。

ブラケット自体は分厚いとも言えないし増し溶接もされていなかったけど、強度を上げる工夫がされていました。

その他気になる点

フロントパイプからセンターパイプへジョイント部分に絞りが入ってます。

しかし大きな触媒ですが、センターパイプからマフラー交換となると手が入りにくい感じでしょうか。

ブローオフバルブを探したのだけれど無いっぽい感じです。むき出しエアクリーナー(出るかはわからない)バックタービン音楽しめるかもですね。

ボディ剛性等も見たかったのですが(増し溶接部分)、GRショップで展示されるようになったら確認しに行きますので、写真と一緒に追記させていただきます。

大阪オートメッセ2020にて披露されたGR・YARIS

2020年2月14~16日まで開催している大阪オートメッセ2020にてGR・YARIS初披露

グレードはRZ "High performance" 1st Edition。巨大な前置きインタークーラーとリヤ側のフェンダーがものすごいインパクトあります。

フロントのアンダーグリル左右にダクトが設けられているのはブレーキを冷却するダクトでしょうか、日曜日に行けたら確認してみます。

GR・YARIS (GR-4) ファースト エディションは6月30日まで予約受付

GR・YARISのプロトタイプを2020年1月10日より開催する東京オートサロン2020初披露。

開発コード581B 1.6Lターボエンジンを搭載し駆動様式4WDトランスミッション6MTのみ発売は2020年発売

2018年に150台限定発売されたヴィッツGRMNは1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載 最高出力は220psだが、新開発1.6Lターボは最高出力272psを発生すると言う。

GR・YARIS(GR-4)は新開発軽量高剛性プラットフォーム&エンジンで4WD駆動方式、カタログモデルだがファースト・エディションの予約販売は2020年6月30日まで

予約販売はGAZOO・RacingのWEBページのみ受付しているそうです。

尚、時期は確定していませんが同エンジンを搭載するカローラGT-Four(仮称)も発売されるそうです

GR・ヤリスのパワートレーン写真。WRCのフィードバックを生かした新開発GR-4と言う4WD駆動方式を採用。

主要諸元表&販売価格

  • 全長 3995mm
  • 全幅 1805mm
  • 全高 1460mm
  • ホイールベース 2558mm
  • エンジン 1.6L 直列3気筒DOHCターボ 前置き空冷式インタークーラー
  • 最大出力 272ps
  • 最大トルク 37.7kg.m
  • 駆動方式 4WD
  • トランスミッション 6iMT

販売価格は特別仕様車 RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円を予定しているとの事。

GR・YARIS 標準装備品比較

○=標準装備 / X=無し / △=オプション

RZ“First Edition" RZ“High-performance・First Edition”
販売価格 3,960,000円 4,560,000円
タイヤ ダンロップ SPORT MAXX 050 ミシュラン PILOT SPORT 4S
トルセンLSD(フロント&リヤ) X
フロント4ポット・リヤ2ポット アルミ対向ブレーキキャリパー
GR専用レッドブレーキキャリパー
冷却スプレー付き空冷インタークーラー X(空冷インタークラーのみ)
専用本革巻きステアリングホイール
アルミ製パッド付きスポーツペダル
スポーツシート ファブリック ○(スェード/サイド合皮)
ブレーキ冷却ダクト X
JBLサウンドシステム+アクティブノイズコントロール
トヨタセーフティーセンス

 

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