GRヤリス・後期型 トヨタ・フランス 予約販売開始
先日発表されたGRヤリスの後期型の販売価格の設定が発表されました。
・6MT 4,480,000円~ デフ有りのハイパフォーマンスは4,980,000円~
・8AT 4,830,000円~ /同上 5,330,000円~
グレードはRZのみ、ハイパフォーマンスはデフ・ブレーキ冷却ダクト等標準。トヨタセーフティセンスやナビはオプションとなるので基本的なオプションを追加するとRZ・ハイパフォーマンス6MTグレードで約550万円程度になると思われます。4月8日全国のトヨタ車両販売店を通じて発売。
また値引きは残クレで契約すると幾らかは期待できると思われます。
出典「https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/40348904.html」より
WRCドライバー監修特別仕様車」を設定
販売台数それぞれ100台限定、WRCドライバーズタイトル獲得のセバスチャン・オジエ選手:カッレ・ロバンペラ選手が監修した特別仕様車を発表。
今回発表された特別仕様車はTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team所属選手で、これまで計8回ドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手、2022・2023年連続でドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手がそれぞれ監修したモデルになります。2024年春頃に抽選申込を開始し、それぞれ100台の台数限定で発売を予定。
出典「https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/40348904.html」より
それぞれの主な内容は4WD制御モードが両選手によるセッティング&それぞれに合わせたエアフローチューニング内容になっています。特にオジエエディションではGTウィングにスワンネックを採用しパンチの効いたエアロ内容。
世界初公開の進化型GRヤリスWRCドライバーEdition。フォトセッションに移動です #WRCjp pic.twitter.com/cYH9h0gFrs
— Car Watch (@car_watch) January 25, 2024
Sébastien Ogier Edition(以下、オジエEdition)
オジエEditionの4WD制御の特徴
・MORIZOモード トラクション性能と旋回性能を高い次元で両立させるため、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要分だけ拘束を緩める仕様。モリゾウこと会長の豊田が走り込んで導き出した駆動力配分をオジエ選手が気に入り採用に至った。
・SEB.モード 前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にするため、後輪よりの前後駆動力配分とした仕様。車両との一体感を味わえるほか、高速で車体をコントロールすることにより、タイム短縮に寄与。
・NORMALモード GRヤリス RZ“High performance”搭載のNORMALモードと同じ。
Kalle Rovanperä Edition(以下、ロバンペラEdition)
ロバンペラEditionの4WD制御の特徴
・DONUTモード ドリフト走行やドーナツターンが得意なロバンペラ選手のため、前後輪の拘束力を最大(直結)とし、ドリフト走行時のスライドコントロール性を確保した仕様。
・KALLEモード 追加装着した等速リヤディファレンシャルを最大限活かす制御により、リニアな挙動特性を実現。コーナー進入でリヤを積極的に振り出し、脱出時にはアクセルでフロントを引っ張るような運転が可能となり、タイム短縮に寄与。
・NORMALモード GRヤリス RZ“High performance”搭載のNORMALモードと同じ。
GRヤリス・マイナーチェンジ
2020年1月に登場したGRヤリス(GXPA16)マイナーチェンジモデルを1月12~14日幕張メッセで開催される東京オートサロン2024にて発表。発売は秋頃と言われていますが予約販売受付は秋頃で生産は来年1月からを予定(発売は春頃)。
主な改良内容は、GRカローラと同じエンジン出力スペック設定となり最高出力は304ps・最大トルクは40.8kgmになります。トランスミッションは6MT以外にラリーとS耐で培われた技術を採用する8速AT(GR-DAT)モデルも追加設定されます。
その他の改良点としては、エクステリア(バンパー形状・一文字テールランプ採用など)・インテリアデザインが大幅な変更が加わりボディ剛性もブラッシュアップされています。
・ボディとショックアブソーバーを締結するボルトの本数を1本から3本に変更し、走行中のアライメント変化を抑制することで、ステアリング操作に対する車両挙動の応答性を高め、操縦安定性を向上
・スポット溶接打点数を約13%増加、構造用接着剤の塗布部位を約24%拡大することにより、ボディ剛性を高め、操縦安定性と乗り心地を向上
・ロアグリルには薄型・軽量化と強度を両立するスチールメッシュを、バンパーロアサイドには分割構造を新たに採用。モータースポーツ参戦時に石などの飛来物による損傷があった際の復元・交換作業を容易にし、修復費用低減
・サイドロアグリルは開口部の大きい形状に変更し、冷却性能を確保。さらに、バンパーサイドにアウトレットを設けることで、サブラジエーターおよびATFクーラーの熱を効果的に排出
・サイドロアグリルは開口部の大きい形状に変更し、冷却性能を確保。さらに、バンパーサイドにアウトレットを設けることで、サブラジエーターおよびATFクーラーの熱を効果的に排出
・モータースポーツ参戦中の損傷回避と視認性を考慮し、上下リヤランプ類を集約。また、ハイマウントストップランプとリヤスポイラーを分けることで、リヤスポイラーのカスタマイズ性を拡張しました。加えて、一文字に繋がる一体感のあるテールランプとすることで、一目で新しいGRヤリスであることが分かる個性を表現
・高出力化、GR-DAT追加設定に伴い冷却性能向上が必要なため、GR-DATを搭載した車両にはATFクーラーを標準搭載。さらに、モータースポーツへの参戦を考慮しサブラジエーター、クールエアインテーク、インタークーラースプレーを新たにクーリングパッケージとしてメーカーオプション設定
・従来の4WDモードセレクトに加え、スポーツ走行と日常生活での使い勝手を両立するため、ドライブモードセレクトを新設定。お客様のお好みや参戦するモータースポーツの特性に合わせ、電動パワーステアリング、エアコン、パワートレーンの設定が可能
出典「https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/40287915.html」より
GRMNヤリス 市販確定
GRブランド最高峰GRMNヤリスの市販が確定しました、発売時期は確定していませんが台数限定になるはずなので、もしGRヤリスの購入をお考えの方は少し待ったほうが良いかもしれない。
GRMNヤリスのパワーユニットは1.6L直列3気筒ターボ 駆動方式GR-Four トランスミッション6iMT 最高出力は300ps前後と予想されています。
ニュルブルクリンクをテスト走行している写真を(Responseが掲載)拝見すると大型ルーフスポイラーとマルチカナード、フロントフェンダーダクト、大径ディスクローターが採用されています。
ブレーキキャリパーも大型ですがもしかしたら6ポットを採用しているのかもしれない。
トヨタ渾身の『GRMNヤリス』、300馬力で市販へ!? 実車がニュル降臨https://t.co/HlzH3JaSBR#新型車 #ヤリス #トヨタ #GAZOO pic.twitter.com/py2NagE2el
— レスポンス (@responsejp) October 14, 2020
GR ヤリス GR-Fourの実車を見てきました
2020年2月14日~16日開催した大坂オートメッセ2020年へGRヤリスの実物を見てきました。
1.6Lターボにしては異様に高い販売価格設定「RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円」(諸費用もろもろ入れると500万円を超える)。
実車を目の前にするとハッチバックだけどルーフトップは意外と低い、カタログスペックによると全高は1460mmとライバル視されているWRX・STI(VAB)の1475mmよりも15mm低い。
外観デザインのインパクトは高くリヤ側も大型ルーフスポイラーを装着し派手な左右2本出しマフラー(太鼓は1つ)レイアウトで後ろから見てもいかつい。
大きく張り出したリヤフェンダーもインパクトが高い。マフラーサウンドは1.6スーパーチャージャーを積むヴィッツGRMNにたデザインなので乾いたいい音だと予想されます。
内装は窓を開いてくれていたけど乗車はできなかったので、カメラを内装に突っ込んで撮影させて頂きましたが
印象的には光が入りにくくて暗い感じがしました。イルミネーションが点灯すればまた違った印象になったのかもしれない。
広さ的には十分ですしMTシフトレバー周りはシンプルでスイッチが2つ付いてました。現代の車はステアリングスイッチで駆動系やECUセッティングを変えられるのでシフトレバー周りにスイッチは必要ないのかもしれない。
全高が低い割にはヘッドレストとルーフトップのクリアランスが十二分にあるので、車自体の重心が低いと思われる。
座面を見てもシートレールがスーパーローポジションと言うことはなさそう。
噂のアルミパーツ
トヨタの説明によるとボンネット・ルーフトップ・トランクリッド・ドアはアルミ素材を採用し軽量化が図られていると言う。
ドアやボンネットを開けさせてくれなかったのでどれだけ軽いのかは体験できなかった。
GRヤリスのここがすこい
試乗したわけでは無いのでご了承願います。
まずフロントのインテークはブレーキを冷やすためののエアインテークダクトだった。ダクトはローターまで伸びていて大型2ピースローターを強烈に冷却する設計になっています。
しかも入り口が絞られているので冷却効果は高い。
フロントブレーキは4ポット対抗キャリパーだがなかなか巨大でリムに当たりそう。2ピーススリッド入りディスクローターも大きい。
巨大な前置きインタークーラー。ライセンスプレートがちょうどど真ん中に当たるので少しもったいない。
前置きインタークーラーはすべてフレッシュエアが当たる設計になっている。ディスクローターを冷やすエアインテークに絞りが施されているのもすごい。これで低速でも効率よくフレッシュエアーをローターへ送ることができる。
アッパーグリルはももう少しラジエターへフレッシュエアを送るインテーク面積を増やしてほしい気もします。
すごいとは言えないのだが、キャンバー角度がなかなか付けられている。偏芯ボルト使っているのでしょうね。
写真はブラケット周りに増し溶接が施されているか(されていなかった)チェックする為に撮影しました。真ん中に見えているのはスタビリンクです。とても長い。
ブラケットの厚みを見たくて上から撮影しました。ややピンぼけですがご了承願います。
ブラケット自体は分厚いとも言えないし増し溶接もされていなかったけど、強度を上げる工夫がされていました。
その他気になる点
フロントパイプからセンターパイプへジョイント部分に絞りが入ってます。
しかし大きな触媒ですが、センターパイプからマフラー交換となると手が入りにくい感じでしょうか。
ブローオフバルブを探したのだけれど無いっぽい感じです。むき出しエアクリーナー(出るかはわからない)バックタービン音楽しめるかもですね。
ボディ剛性等も見たかったのですが(増し溶接部分)、GRショップで展示されるようになったら確認しに行きますので、写真と一緒に追記させていただきます。
大阪オートメッセ2020にて披露されたGR・YARIS
2020年2月14~16日まで開催している大阪オートメッセ2020にてGR・YARIS初披露
グレードはRZ "High performance" 1st Edition。巨大な前置きインタークーラーとリヤ側のフェンダーがものすごいインパクトあります。
フロントのアンダーグリル左右にダクトが設けられているのはブレーキを冷却するダクトでしょうか、日曜日に行けたら確認してみます。
「エモーショナルレッドⅡ」のGRヤリス RZ "High performance" 1st Edition❗️❗️
ポジションランプ点けてくれないかお姉さんに頼んだら点けてくれた!
このケツヤバい。#GRヤリス #GRYARIS #大阪オートメッセ #OAM2020 pic.twitter.com/I8m9NilmLj
— いわっき (@iWAKKI_555) February 14, 2020
GR YARIS‼️#GRyaris #大阪オートメッセ pic.twitter.com/2jOSABBm1s
— かずわん 9/23.24 鈴鹿F1日本GP🇯🇵 (@KazSm4) February 14, 2020
GR・YARIS (GR-4) ファースト エディションは6月30日まで予約受付
GR・YARISのプロトタイプを2020年1月10日より開催する東京オートサロン2020初披露。
開発コード581B 1.6Lターボエンジンを搭載し駆動様式4WDトランスミッション6MTのみ発売は2020年発売。
2018年に150台限定発売されたヴィッツGRMNは1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載 最高出力は220psだが、新開発1.6Lターボは最高出力272psを発生すると言う。
GR・YARIS(GR-4)は新開発軽量高剛性プラットフォーム&エンジンで4WD駆動方式、カタログモデルだがファースト・エディションの予約販売は2020年6月30日まで。
予約販売はGAZOO・RacingのWEBページのみ受付しているそうです。
GR・ヤリス 先行予約ページ。1.6L3気筒ターボで273psを発生する4WDです。
販売価格は特別仕様車 RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円を予定しているとの事。https://t.co/Ygy9YJhqki
— kagemaru ポート開放屋です (@port_forward) January 10, 2020
尚、時期は確定していませんが同エンジンを搭載するカローラGT-Four(仮称)も発売されるそうです。
GR・ヤリスのパワートレーン写真。WRCのフィードバックを生かした新開発GR-4と言う4WD駆動方式を採用。
主要諸元表&販売価格
- 全長 3995mm
- 全幅 1805mm
- 全高 1460mm
- ホイールベース 2558mm
- エンジン 1.6L 直列3気筒DOHCターボ 前置き空冷式インタークーラー
- 最大出力 272ps
- 最大トルク 37.7kg.m
- 駆動方式 4WD
- トランスミッション 6iMT
販売価格は特別仕様車 RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円を予定しているとの事。
GR・YARIS 前期型標準装備品比較
○=標準装備 / X=無し / △=オプション
RZ“First Edition" | RZ“High-performance・First Edition” | |
販売価格 | 3,960,000円 | 4,560,000円 |
タイヤ | ダンロップ SPORT MAXX 050 | ミシュラン PILOT SPORT 4S |
トルセンLSD(フロント&リヤ) | X | ○ |
フロント4ポット・リヤ2ポット アルミ対向ブレーキキャリパー | ○ | ○ |
GR専用レッドブレーキキャリパー | △ | ○ |
冷却スプレー付き空冷インタークーラー | X(空冷インタークラーのみ) | ○ |
専用本革巻きステアリングホイール | ○ | ○ |
アルミ製パッド付きスポーツペダル | ○ | ○ |
スポーツシート | ファブリック | ○(スェード/サイド合皮) |
ブレーキ冷却ダクト | X | ○ |
JBLサウンドシステム+アクティブノイズコントロール | △ | ○ |
トヨタセーフティーセンス | △ | △ |