スズキは2015年10月30日(金曜日)-11月8日(日曜日)に開催される第44回東京モーターショーに出展する自動車22台数を発表しました。
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0930/index.html
MIGHTY DECK(マイティデッキ)
軽自動車のピックアップトラックモデルの様なエクステリアデザインを採用し、昭和のバブル経済が始まる前に販売した「金は無いけどマイティーボーイ♪」のCMソングで有名だった「マイティーボーイ」を現代風にしたコンセプトSUVモデルです。
リヤ側はオープンデッキとっており、主にアウトドアでの何か荷物の移動に活躍しそうです。
セカンドシートすぐ後ろのパネルは自動で開いたり閉じたりする機能を持ち、デッキスルーとする事が出来ます。
2+2シーターの4名乗り。セカンドシートを倒す事も可能。
オープンデッキスルーにした状態。軽自動車ですがピックアップトラックの様です。
インテリアはシンプルなデザインでインパネはフルデジタル化されています。5ASGトランスミッションなので2ペダルとなる。
ちなみにこちらが「マイティーボーイ」のエクステリアの写真です。
マイデッキ 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3395×1475×1540mm
- 0.66リッター直列3気筒DOHCターボ Sエネチャージ装備
- 排気量 658cc
- 最大出力 64ps/6000回転
- 最大トルク 9.7kg.m/3000回転
- 駆動方式 FF
Air Triser(エアトライサー)
新発送コンパクト3列シート7人乗りのハイブリッドミニバン、「エアトライサー」。ずんぐりむっくりとしたエクステリアだけど、電子制御4WDであるALLGRIP駆動方式を採用する車で、パワーユニットは1.4リッター3気筒ダブルジェットエンジン+モーターのハイブリッドシステムを装備します。トランスミッションは自動MTである5AGSを採用します。
車両サイズは全長4200mm、全幅1956mm、全高1815mmと、スズキの1.5BOXミニバンである「ランディー」の全長4685mmよりも485mmも短いのですが、全幅がとてもワイドな1956mm(ランディーは1695mm)とる。
サイドからリヤ側に掛けてのエクステリアです。窓が細長くて室内が見えにくくなっている印象です。
スライドドアは両開き、アウトドアやキャンプに良さそうです。ただBピラーが無いのは車の強度的には問題ないのか気になる所。
インテリアは何やら応接室の様な印象を受けます。車の床はカーペットなのかフローリングの様にも見える。
シートはフロントとセカンドシートを畳む事が出来るようになっており、ベンチにもテーブルにもベッドとしても利用できそう。
スズキ公式の説明によると、大型液晶が装備されているそうです。写真の様に大きなあソファーの様にシートレイアウト出来る。そこから液晶モニターを通してマルチメディアを皆で楽しむ事が出来るようです。
駐車中には、シートを対面に配置するリラックスモードや、コの字型配置のラウンジモードにアレンジが可能。また、Bピラーから天井までつながる大画面モニターでスマートフォンのコンテンツを楽しむことができる。
こちらがBピラーに設置されている液晶モニターの様子です。天井も映像が映し出されているのかはよくわからないのですが、何れにしてもモーターショーで注目される事は間違いないと思われます。
Air Triser(エアトライサー)主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4200×1956×1815mm
- 定員 7名
- 1.4リッター直列4気筒デュアルジェットエンジン+モーター
- 排気量 1372cc
- 駆動方式 4WD
- トランスミッション 5AGS
IGNIS(イグニス)
1.2リッターデュアルジェットエンジン+ISGを搭載するマイルドブリッドシステムパワーユニットを搭載する新型コンパクトクロスオーバーモデルです。駆動方式はFFと4WDが設定されるのですが、4WDにはオフロード走行に必須のヒルディセントコントロールが装備されます。その他自動ブレーキサポートシステムとしてデュアルカメラブレーキサポートに誤発進抑制サービスなどの安全装備も充実。
ヘッドライトはアイシャドウの様に光るLEDデイライトランニングランプにプロジェクタータイプのLEDヘッドライトを装備。
アルトと同じCピラーに掛けて角ばったレトロな雰囲気をもたせたリヤエクステリア、レトロだけれど新鮮さを感じます。リヤコンビネーションランプデザインがインパクトがあります。
インテリアを見るとコンセプトモデルと言うよりも、ほぼ市販ベースのインテリアの仕上がりですよね。ダッシュボードセンターに配置されているナビはiPhone連動対応の「Apple CarPlay」の可能性が高い。
併せてイグニスのコンセプトモデル「イグニス トレイルコンセプト」も発表されますがこちらはコンセプトカーですが、ルーフレールと赤いガーニッシュパーツと赤く塗られたホイールはオプションでリリースされそうですよね。
インテリアはモダンなイグニスとは異なり、ホワイトとブラックの色使いでインパクトが高い。インパネフードがホワイトカラーリングされているのも若い子が好みそうなインテリアデザインを取り入れています。車両のサイズとパワーユニットはイグニスと同じです。
IGNIS(イグニス)主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3700×1660×1595mm
- ホイールベース 2435mm
- 定員 5名
- 1.2リッター直列4気筒デュアルジェットエンジン+ISG
- 排気量 1242cc
- 駆動方式 FF / 4WD
- トランスミッション CVT