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VIVIOのRX-Rは9000回転まで回る660ccスーパーチャージャーエンジンを搭載

YOUTUBEユーザー様がMTカーを探して私の動画をよく閲覧してくださいまして、どんな車を買おうとしているのかを談義させて頂いているのですが、先日お金もないのでスバルのVIVIOを考えていると言うお話をさせて頂きました。正直一言でVIVIOと言ってグレードが複数ありますので今日は沢山あるVIVIOの中から9000回転まで回る高回転型エンジンスーパーチャージャーを搭載し64馬力ものパワーを持つRX-Rを紹介したいと思います。

RX-RはVIVIOの中でもトランスミッションは5MTのみの設定のスポーツグレードに当たります。流石に軽四に水平対向を積むことは出来ないのですが4気筒DOHCターボエンジンを採用し660cc自主規制値の上限64馬力のエンジンを持たせて居ます。

VIVIO RX-R

VIVIO RX-R主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3295×1395×1375mm
  • ホイールベース 2310mm
  • トレッド幅 前/後 1220mm/1200mm
  • 地上最低高 120mm
  • 車両重量 700kg/FF 750kg/4WD
  • 定員 4名
  • 3ドアハッチバック
  • エンジン型式 EN07
  • 水冷直列4気筒DOHCスーパーチャージャー
  • 排気量 658cc
  • 内径x行程 56.0mmx66.8mm
  • 圧縮比 9.0
  • 燃料供給方式 電子制御マルチポイント燃料噴射
  • 最大出力 47kW(64ps)/7200回転
  • 最大トルク 88.3Nm(9.0kg.m)/4400回転
  • 駆動方式 FF / 4WD
  • 燃料タンク容量 32L
  • 燃料タイプ 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
  • トランスミッション 5MT
  • 10・15モード燃費 19.0km/L(FF) 18.2km/L(4WD)
  • フロントサスペンション ストラット式
  • リアサスペンション ストラット式
  • ブレーキフロント ベンチレーテッドディスクブレーキ
  • ブレーキリア ドラム
  • タイヤサイズ 155/65R13

今では珍しい大型フォグライトを装着

発売時期は1992年3月から1998年10月に生産終了と既に20年落ちに近い車なのですが当時流行っていた大型フォグを装着した迫力のあるフォルムを持ちます。軽四輪も普通自動車も含めて大型フォグを実装できる車両は少なくインパクトのある車を探している方には特にお勧めだと思います。

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ヘッドライトはこの当時ハロゲンが主流ですので純正ハロゲンバルブのままだと太陽の色に近いヘットライトの色になるのですがフォグライトは3000K当たりの黄色い光にした方がより雰囲気はアップします。

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他のカラーリングシルバーカラーモデルです。

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シルバーカラーだと一回り小さく見えるので、レッドもしくはホワイトカラーがお勧めかもしれません。

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3ドアですが大きなリアウィンドウを装着し結構キャビンも広い。

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リアのルーフスポイラーは標準。マットガードを取り付ければ当時ラリーに参戦していたレプリカ仕様に近づけます。

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リアウィンドーも結構な大きさですよね。後退時は安全で便利です。マフラーはデュアルマフラーを装着。

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フロントブレーキはベンチレーテッドディスクブレーキ標準。13インチホイールをインチアップしたいところですよね。15インチ扁平率50ならぎりぎり行けそうなタイヤハウスの大きさを持ちます。

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運転席です。昔の車ですのでステアリングは比較的大きな形状です。運転席助手席にはホールド製の高いスポーツシートが標準です。

 

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二眼レイアウトのインパネ、軽四輪は時速140kmリミッター制限があるので140kmまでしかメーターは切られていませんが。タコメーターが?

 

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エンジンスペックみてびっくりしたのですが7200回転で最大出力が出るようにセッテイングされていたのでよく回るエンジンなんだなと思っていたのですが、まさか9000回転レッドゾーン設定のエンジンだとは思いもしなかったです。凄い、マフラー変えたらとんでもない音がするのでしょうね。

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セカンドシートです。ベンチシート形状ですが軽四輪だと当たり前なので致し方がありません。大人4名らくらく乗車出来ますが2枚ドアなのでいちいち前の座席を倒して乗り降りしなければならない。

 

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ハッチバック+セカンドシート倒せるので沢山荷物も載せられます。リアのタイヤハウスの上のカバー外してタワーバーも装着しやすそう。

 

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エンジンルーム。20年落ちで青空駐車だと流石に若干汚れが目立ちます。インタークーラーも外して一回丸洗いすればいい感じになると思います。

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9000回転回る車はそう無い

この車9000回転も回るなんてほんとに凄いと思います。ホンダでも確か9000回転まで回る車はそう無いはず。確かインテグラタイプRでもそんなに回らないです(8500回転レッドゾーン)。しかしこれほど回る車は実に一度乗ってみたいです。買う価値はとても高いといえるのでは無いでしょうか。何と言っても高回転型なのですっごい走るのが楽しいいと思います。ドレスアップも楽しみがあり、回して走るならマフラー交換だし、IPFのマルチリフレクターフォグランプ(HID)へ交換してドレスアップしたり、ホイールインチアップしたリと楽しみ方色々沢山あります。

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「VIVIOのRX-Rは9000回転まで回る660ccスーパーチャージャーエンジンを搭載」への7件のフィードバック

  1. VIVIOというと、まず思い浮かぶのが「チャゲ&アスカ」のCMです。
    私は当時高校生で、周囲の同級生とは違って免許取得願望もなかったのですが、VIVIOのCMだけは強く印象に残っております。

    解説を閲覧すると、当車は「カッ飛んで行きそうな」感じが伝わって来ます。
    RA-Rならば、よりその傾向が強いのでしょう。

    9000回転まで回るエンジンとは、尋常ではない高回転型ですね。
    ホンダ車と双璧を成す、「吹け上がりのよいエンジン」なのでしょうね。

    中古車サイトも確認しましたが、20年以上経過している車種なので、良好な物件を探すのは難しいかもしれません。
    しかし、低走行車でも比較的安価で販売されているので、良好な物件を確保した後に、かげまるさんが解説されるように、好みのカスタマイズをするのも良案だと思います。

    私が毎朝見かけるVIVIOは、軽度ではあるもののラリーレプリカ車です。
    マフラーが交換された上、シルバーの車体に「555」や「STi」のステッカーが所狭しと貼られております。
    (他にもカスタマイズされている可能性がありますが)
    つい目が惹きつけられてしまいますが、同じスバル社製でもインプレッサのようなハードな車種を選択せずとも、このような楽しみ方もあるのだなと実感させられます。

    1. こんばんは(^^)
      チャゲ&アスカさんのCMありましたよね。当時は軽四戦国時代的なイメージがあって、やっぱり当時は軽四と言えばスズキだったのですが今思えばスバルさんってすっごいこだわりを持って作ってた事痛感した次第です。

      9000回転回る車ってそうないのですがまさかVIVIOが該当するとはと、結構意外でした。ただ中古市場で良好な車両を探すのは難しいので今VIVIOを買うとなるとマニアかどうでもいいボロボロを探しているかの何れかのタイプになると思います。

      ただ回るしターボだしカスタマイズしたいと思う方なら手応え抜群の内容ですよね(^^)

      毎朝通るVIVIOがいるなんて、しかもレプリカ仕様なのですね。シルバーカラーに555はちょっと似合わない感じもするのですがスバルが大好きなのでしょうね(^^)

  2. はじめまして。実際にRX-Rに乗っている者です。

    比較的安価で楽しめるとか書かれてられますが、実際のRX-Rは金喰い虫です。軽自動車としては、ある程度の覚悟が無いと乗りこなせない車ですよ。
    (GT-RやRX-7とかよりはそりゃ、安く楽しめますが)

    車体は安く買えても、ほとんどの場合、すぐに大掛かりなメンテナンスが必要な事が多いです。
    普通に走る分には問題なくても、安心して9000回転を楽しむには、ほとんどの場合、かなりの整備が必要なはずです。
    基本的には買ってからあっちこっちオーバーホールして乗るくらいの気合がないと、痛い目に合います。
    私も車体は50万円で買いましたが、その後足回りとエンジンの整備で35万円ほど掛かりました。
    さらに、意外と細かい不具合が起きやすかったり、整備性の悪い車でもあるので(小さいボディに詰め込みすぎなので)、腕のいい信頼できる整備工場かディーラーを確保する必要もあります。

    ただし、きちんと整備してしまえば、ボディがしっかりしている分、コーナリングも良く、ニヤけるくらい愉しい車です。

    あと、ターボじゃなくてスーパーチャージャー(SC)ですよーーー。
    ターボとは違い、低速から過給圧が掛かるので、下からトルクが出ますし、SCというものはターボに比べて、そもそも高回転が苦手な過給システムなのですが、それでも9000回るという変態なエンジンなのです。
    (さらにこの4気筒のピストンはロングストロークですし)

    正直、安くて気楽に~とは言えない車なのですが、本当に好きな人で覚悟のある人には是非乗ってもらいたいです。

    RX-Rは手は掛かるけど本当に「マイクロ濃縮スポーツ」です。

    長文失礼いたしました。

    1. はじめまして。スーパーチャージャーだったですよね。一箇所ターボって書いてしまってます。すいません。

      エンジンとその他の細かい整備が頻繁に必要なのは少しつらいですよね。

      貴重な情報ありがとうございました。(^^)

  3. 懐かしい名前をなんとなく見てたらここに流れ着いた。
    私は当時RX-R(4WD)新車で購入し、事故って廃車になるまでの数年間共に過ごした。
    カプチーノ、アルトワークス、ヴィヴィオ…散々迷って買った車だった。
    免許とりたて、初めての新車、駐車場で車を眺めたり、車内で取説と睨めっこ…本当に懐かしい。
    おむつと言われたステアリングホイール見たら当時を想い出して笑ったわ~。
    うん。
    いい車だった、本当にいい車だった。
    ステアリングギア比のダルさとグニャグニャのシフトフィール以外はあまり気にならなかったかな。
    タイヤの半分近くまでの雪が降り積もってもチェーンを必要とせず関東地方の積雪量ならガンガン走れる、寧ろ誰も走ってない薄く降り積もった深夜に、わざわざヴィヴィオを出してゲロ吐くまで走ったくらいだった。(流れる車をぶつけないように必死に制御する緊張感に浸かり一時間もすると平衡感覚が崩れて目が回る)
    舗装路でのコーナーリングは内側の後輪が浮く三点倒立の様な謎の足回りで慣れるまで時間が掛かったが、それでも4WDの面白さを教えてくれた楽しい車だった。
    ノーマルマフラーの排気音は今の軽では出せない音質と音量でスポーツタイプのリッターカークラスのそれ。
    よくレブリミット一杯までぶん回わしたせいか燃費は7㎞/ℓとちょっと、後、ガソリンは当時はレギュラーで最終型でハイオク仕様が出たように思う。
    廃車になった後、最終型が欲しかったが既にプレオに替わっていた…軽ワゴンって…ショックだった。
    二度と無いであろうSUBARUでの軽自動車でしかもスポーツタイプ4WD、あの時にあの車に出会えたのは私にとって幸運だったと思う。

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