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レガシィB4はインプレッサの好敵手だったのだけれど

GRB(ハッチバックWRX)/GVB(セダンWRX)とライバル的な存在だったレガシィB4からいつの間にか6MT設定がなくなってしまってました。2014年8月現行モデルBMM(FB25エンジン搭載)とBMG(FA20エンジン搭載)グレード車両はADWを採用するもマニュアルトランスミッションを採用するグレードは無く全グレードでリニアトロニック(CVT)トランスミッションを採用する形となってます。B4で6MTを探すとなると中古で直近のグレードはBM9(Goonetリンク先です)となります。

ワゴンタイプではレガシィの称号がなくなってしまうのですがセダンタイプはレガシィは継続販売されるそうです。なのでSUBARU色を出すためにもEJ20エンジンを搭載するB4/6MTグレードを作ってほしいと強く願います。

レガシィB4BMM写真

レガシィBMMとBMGの特徴

基本的にワゴンモデルのBRMとBRGと殆ど同じなのですが、重量とトランク容量と見た目が異なる形となります。特にエンジンスペックや足回りに関しましても同じ装備品となります。またFA20ターボエンジン搭載車両はスバルのトレードマークとも言えるボンネットにエアーインテークが装備されます。真正面から見るとワゴンかセダンか見分けがつかないのですが横から見たり後ろから見るとフォルムがワゴンとは大きく異ります。

BMMグレードとBMGグレードでの両者の大きな違いは足回りにあります。目には見えないのですがターボモデルのBMGにはビルシュタインダンパー(フロント倒立式)が採用され、AWDにはコーナーの旋回性を高める事を目的とした不等&可変トルク配分電子制御VTD-AWDが採用されます。

レガシィB4BMG

レガシィB4BMGサイド

レガシィB4BMGテール

内装関係はワゴンタイプと同じとなると思いますが色合いが黒をベースにした色使いなので落ち着いた紳士をイメージした内装デザインとなっています。

レガシィB4運転席

 

FB25エンジン+EyeSightグレードのインパネです。左右に配置されたタコメータースピードメーターの間に液晶を配置し車両の情報及びEyeSightからの警告を表示します。搭載されるバージョンはVer2です。

FB25エンジン+EyeSightグレードのインパネ

 

運転席と助手席にはホールド感の高いシートが採用されキャビン全体は広々していて大人5人が乗ってもらくらくロングツーリングを楽しくドライブ出来ると思います。

レガシィB4キャビン

 

レガシィB4キャビン写真2

 

 

車両サイズと簡単な概要

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4745×1780×1505mm
  • ホイールベース 2750mm
  • フロント/リア トレッド幅 1530/1555mm   備考1
  • 地上最低高 150mm
  • 4ドア
  • 定員 5名
  • ミッションタイプ リニアトロニックCVT(マニュアルモード付き)

備考1、BMM2.5iB-SPORTと同グレードのEyeSight装着車両のみフロントとリアのトレッド幅は1545/1550mmとなります。

FB25NAエンジン搭載車両のスペック

グレード B-SPORT B-SPORT EyeSight / (G Package) EyeSight S Package
価格(税込み)2014年8月時点の情報 2430000円 2538000円 / (2700000円) 2916000円
重量 1470kg 1470kg / (1490kg) 1500kg
エンジン型式 FB25型
エンジンタイプ 水平対向4気DOHC 16バルブ AVCS
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置:マルチポイント・インジェクション)
排気量 2498cc
内径×行程(mm) 94.0×90.0
圧縮比 10.0
最大出力 173馬力/5500回転
最大トルク 24.0kg.m/4100回転
JC08モード燃費 14.4km/L 13.2km/L
ガソリンタイプとタンク容量 無鉛レギュラーガソリン仕様 65L
ブレーキシステム フロント 16インチベンチレーテッドディスク (17インチ) 17インチベンチレーテッドディスク
ブレーキシステム リア 16インチディスク 16インチベンチレーテッド
サスペンション フロント/リア ストラット式 / ダブルウィッシュボーン式
駆動方式 アクティブトルクスプリットAWD
ホイール 16チンチ6.5J 16チンチ6.5J / (17インチ7.5J +55オフセット PCD100) 18インチ7.5J +55オフセット PCD100
タイヤサイズフロント/リヤ 205/60R16 205/60R16 / (215/50R17) 225/45R18

B-SPORTの16インチアルミホイール

B-SPORTの16インチアルミホイール

G Packageの17インチアルミホイール

G Packageの17インチアルミホイール

 

S Packageの18インチアルミホイールとこのパッケージのみ標準のビルシュタインダンパーです。

S Package18インチアルミホイール

レガシィ用ビルシュタインダンパー

ターボエンジン搭載BMGのスペック

BMGのグレード 2.0GT DIT 2.0GT DIT EyeSight
価格(税込み)2014年8月時点の情報 3477600円 3585600円
重量 1560kg
エンジン型式 FA20型
エンジンタイプ 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボDIT
燃料供給装置 筒内直接燃料噴射装置
排気量 1998cc
内径×行程(mm) 86.0×86.0
圧縮比 10.6
最大出力 300馬力/5600回転
最大トルク 40.8kg.m/2000-4800回転
JC08モード燃費 12.4km/L
ガソリンタイプとタンク容量 無鉛プレミアムガソリン仕様 65L
ブレーキシステム フロント/リア フロント17インチリア16インチベンチレーテッドディスク
サスペンション フロント/リア ストラット式 / ダブルウィッシュボーン式
駆動方式 VTD-AWD (4輪駆動)
ホイール 18インチ7.5J +55オフセット PCD100
タイヤサイズフロント/リヤ 225/45R18

2.0GTターボ車専用18インチアルミホイール(ガンメタリック塗装+切削光輝)
18インチアルミホイール(ガンメタリック塗装+切削光輝)

 

2.0GTにはビルシュタインダンパー標準となります。

ターボ車用ビルシュタインダンパー

 

歴代6MT/B4のスペックBM9

2009年5月から2011年6月製造販売され6MTグレードは”2.5GT-Sパッケージ”と”tSパッケージ”となります。

 

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4730×1780×1505mm
  • ホイールベース 2750mm
  • フロントトレッド幅 1530mm
  • リアトレッド幅 1535mm
  • 定員 5名
  • 車両重量 1480kg
  • エンジン型式 EJ25
  • 水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
  • 排気量 2457cc
  • 内径×行程 99.5mm×79.0mm
  • 圧縮比 9.5
  • 燃料供給方式 EGI
  • 最大出力 285馬力/6000回転
  • 最大トルク 35.7kg.m/2000-5600回転
  • サスペンション Fストラット Rダブルウィッシュボーン
  • ブレーキ 前後ベンチレーテッド
  • 純正タイヤサイズ 225/45R18

EJ25でA-lineと同じエンジンなのですが等長エキゾーストマニホールドなのでボクサーサウンドは出ません。排気量が大きいので低速がしんどいと言うことは無くEJ20の様に3000回転以下が辛い場面無く町中をスムーズに運転できると思います。

2011年6月販売2.5GT-Sパッケージ

 

BL9改

S402販売台数限定モデルです。製造は2008年6月です。B4が大好きな方が買うモデルなので中古での入手も困難。

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4635×1770×1430mm
  • ホイールベース 2670mm
  • フロントトレッド幅 1500mm
  • リアトレッド幅 1495mm
  • 定員 5名
  • 車両重量 1490kg
  • エンジン型式 EJ25
  • 水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
  • 排気量 2457cc
  • 内径×行程 99.5mm×79.0mm
  • 圧縮比 8.6
  • 燃料供給方式 EGI
  • 最大出力 285馬力/5600回転
  • 最大トルク 40.0kg.m/2000-48000回転
  • サスペンション Fストラット Rマルチリンク
  • ブレーキ 前後ベンチレーテッド
  • 純正タイヤサイズ 235/40R18

ヘッドライトデザインが鷹目WRXに少し似てます。

レガシーB4のS402

 

CBA-BL5

EJ20ターボモデルは2005年1月から2008年10月まで製造販売。2.0GTに5MTが設定されスペックBに6MTが設定されています。以下情報は2008年5月製造販売のスペックBの情報です。

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4635×1730×1435mm
  • ホイールベース 2670mm
  • フロントトレッド幅 1495mm
  • リアトレッド幅 1490mm
  • 定員 5名
  • 車両重量 1480kg
  • エンジン型式 EJ20
  • 水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
  • 排気量 1994cc
  • 内径×行程 92.0mm×75.0mm
  • 圧縮比 9.4
  • 燃料供給方式 EGI
  • 最大出力 280馬力/6400回転
  • 最大トルク 35.0kg.m/2400回転
  • サスペンション Fストラット Rマルチリンク
  • ブレーキ 前後ベンチレーテッド
  • 純正タイヤサイズ 215/45R18

レガシーB4スペックB

TA-BL5

2003年6月から2006年5月まで製造販売。STIグレードと2.0GTとスペックBグレードに5MT設定があります。エンジン性能は上のCBA-BL5と同じ。

TA-BL5 STI

BE5

1988年12月から2003年1月まで製造販売されていたモデルです。GFとTAシリーズがあるのですがこのクラスになると涙目インプレッサとよく似ています。こちらもEJ20ターボモデルはBL5シリーズとエンジン性能は同じです。5MT設定車両となります。

レガシーB4BE5フロント

レガシーB4BE5テール

 

BLE

2004年10月から2006年5月まで存在した3LスペックB、6MTモデルです。3Lでマニュアルなんて乗ったことが無いので何とも言えないのですがどんな感覚なのでしょうか。しかも水平対向6気筒なのです。

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4635×1730×1435mm
  • ホイールベース 2670mm
  • フロントトレッド幅 1495mm
  • リアトレッド幅 1490mm
  • 定員 5名
  • 車両重量 1470kg
  • エンジン型式 EZ30
  • 水平対向6気筒DOHC24バルブターボ
  • 排気量 2999cc
  • 内径×行程 89.2mm×80.0mm
  • 圧縮比 10.7
  • 燃料供給方式 EGI
  • 最大出力 250馬力/6600回転
  • 最大トルク 31.0kg.m/4200回転
  • サスペンション Fストラット Rマルチリンク
  • ブレーキ 前後ベンチレーテッド
  • 純正タイヤサイズ 215/45R18

レガシーB4BLE3Lエンジンモデル

レガシーB4BLE3Lエンジンモデルテール

「レガシィB4はインプレッサの好敵手だったのだけれど」への2件のフィードバック

  1. インプレッサGC8を購入する前に、GDAと共に購入候補としていた車種が、レガシィB4(BE5)の低走行中古物件でした。
    それまで所有していたBH5と動力性能が同じであろう事から、最終的には毛色の異なるGC8に決めたのですが、280馬力を誇るハイパワーはBH5で実感していました。
    (ただ、低速トルクの無さには辟易としました。発進時の出足の悪さと、急カーブ・急勾配が続く激坂の走行はかなり苦しいものがありました)

    インプレッサのような過激さはないものの、比較的滑らかな出力は扱いやすく、GTカーとしては適格であると思います。

    ツーリングワゴンはなくなりますが、レガシィはジェントルさとハイパワーとの両立には定評があるので、これからも進化を続けて欲しいものです。

    自作PCの3D化に関しての追加アドバイスありがとうございます。
    基礎的な知識を、自身で今一度調べなおすよう努めます。

    1. インプレッサ買うときにやっぱりどうしてもこのB4に一旦目が向きますよね、GDAの時も私も思いましたが3000回転以下はとんでもなく走らなくて峠の上りとか急勾配には悩まされました。

      今後このブランドはワゴンには適用されなくなるのですが、仰るとおり大人の車的な存在で人気も高いですのでさらなる進化を続けて欲しいと思います。MTがなくなってしまったのは残念ですがこれからの時代もうMTはどんどんなくなってしまうのでしょうね。悲しいのですが2ストエンジンがなくなってしまったように時代の流れには逆らえないのでしょうね。次世代レガシはどんな感じになるのでしょうとても楽しみです。(^^)

      PCの方ですが何か良い商品見つかるといいですよね。(^^)

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