私が昭和63年前後に普通自動車免許を取得して初めて本気で購入を考えていたCR-X(グラストップモデル)。その後継機種となるCR-Zの登場がものすごく気になっては居たものの、芦有の展望台で一回かなりの年配の方が運転するCR-Zに一度出会ったきりでそれ以来大阪近辺では全く見かけません。芦有で見かけた年配の方が運転するCR-ZはこのプレミアムイエローパールⅡと言うカラーでした。
ちょうど展望台で一服して休憩していたら展望台に入ってきて私の車の周りを運転手さんが遠巻きに見てきたので何か話したさそうだったのですが、結局話しかけられずにそのままどっかに行ってしまいました。話が出来たら前から気になっていたので車内を見せてもらおうと思ったのに残念です。
話は元にもどりますが何故CR-Xが欲しかったのかと言うと、バイクで走りに行っていた頃カッコイイCR-Xの走り屋さんが居たんですね。それで私も車の免許をとったら絶対CR-Xを買うと決めていたのですが買う段階になってグラストップ(天井がガラスなんです)は夏場暑いのと天井が重いのでコーナー速度が歴代のものと比べると遅くなるという先輩からの不要な入れ知恵で結局買うのをやめました。グラストップでは無いモデル(CRXラインナップ)もあったのですが1.5lであったり確かSiRはものすごい高かったと記憶したので断念したと思います。
本題に戻るのですが今も正直な所CR-Xが大好きです、しかもその後継機種CR-Zも気にはなるのですが実際問題ホンダの車は回ってなんぼのエンジンが売りなのに何故この車は6800回転付近でレッドゾーンなのか?エコカーなのでその点は致し方ないのかもしれないのですがホンダファンならそれはちょっと許せない気がします。
しかしながらCR-Xもインテグラの様に12000回転まで回るのかと言うと実はそうでもなく、ちょっと古い資料を見ると8000回転(EF8)レッドゾーンとなる様子でした。ただ平成初期昭和63年付近の一般的な車でDOHC(VTEC可変バルブエンジン)を実装した車は少なく高い回転数を回せる車と言えばやっぱり当時としてはホンダしか思いつかずやっぱり今でもホンダエンジンは回るエンジンとして記憶に残ってます。なのでC-RZの仕様を見た時低い回転数のレッドゾーンを知った時にがっかり感を覚えましたと記憶します。
とりあえず私が気に入らない点を書いたのですが実際問題CR-Zは余り売れていない様子です。個人的には何度も書きますが憧れの車の後継機種なのでなんとか売れて欲しいですし町中でもワインディングでもみかけるようになれば嬉しいと思います。なので何故売れないのか素人ながら分析してみます。
何故CR-Zは売れないのか?
見た目、ネーミング、由来、燃費からしてはっきり言って我々昭和生まれの方は欲しいと思うはずでも何故売れないのか?
- エコカーなのにクーペだから
- もっと回るエンジンだと思った
- C-RX時代に比べると車両価格が高い
- 殆ど趣味用で実用性が無い
やや簡単ではありますがGVBを買うときにフトこっちに目が行かない理由がざっくり思い付いた次第です。若い子にスポーツを乗ってもらおうと思うとやはり200万円オーバーは手が出し辛いです。またクーペなので実用性が無いのも事実。なので何故クーペでエコなの?と言うギャップが出ます。どうせなら4ドアのシビックあたりにハイブリッドを設定した方が良かったと思うのですがそれならエコカーとスポーツを両立出来たような気もします。
何れにしてもCR-Zは伝説的な走り屋のCR-Xの後継モデルと言う事を忘れてはならず可能ならHVを外したNAモデルを出してみるべきでは無いでしょうか。せっかくVTECエンジンを積んでいるのに6800回転頭と言うと悲しくなってきます。
今の時代こんな事は出来なくなってしまいましたが、昭和の頃は本当に楽しかったです。山ではで毎夜走ってましたし、ポートアイランドや六甲アイランドではゼロヨンしてたり43号線では信号グランプリやってたり本当にいい時代でした。
追記、CRZ目撃情報。2014年4月26日に車高を落としているCRZを発見しました。やっぱり超かっこよかったです。カラーはホライゾンターコイズ・パールです。カーレコーダーの画質なので画質が悪いですがキャプチャー掲載しておきます。