ホンダ インサイト 2018年冬フルモデルチェンジ
ホンダの次なる新型ハイブリッドカー「インサイト」の詳細が発表されました。
インサイトの位置づけはシビックとアコードの間を補うプレミアムコンパクトセダンと言う位置づけで、個性的で高級感溢れる外観と内装面ではWi-Fiに対応する他、アップルカープレイやアンドロイドオート等の最先端インフォメーションシステムを装備する。
販売価格
インサイトの販売価格帯は326万1600円~366万1200円、グレードラインナップは4種類。
・LX 326万1600円
・EX 349万9200円
・EX ブラックスタイル 362万8800円
・EX レザーパッケージ 366万1200円
外観を公開 CR-Xの面影完全に消滅
ホンダニュースルームにて次期「インサイト」外観を公開。
スタイリッシュだが何方かと言うとレジェンドの様なデザイン。新型クラウンを意識しているのかCピラーからルーフが低く設計されていてクーペのようにも見える。
インサイト写真画像「https://www.honda.co.jp/news/2018/4181004a.html」より
ハイブリッドシステムは 1.5Lエンジン+2モーター式
インサイトに搭載される第3世代のHVシステムは1.5Lガソリンエンジンに2モーター式。
駆動モーターの最高出力は131ps、最大トルク27.2kg.mを発生。モーターのパワーだけで1.6Lターボ車並の駆動力を持つ。
1.5Lガソリンエンジンの性能は 最高出力109ps/6000回転 最大トルク13.7kg.m/5000回転を発生。
駆動用バッテリーは60セルリチウムイオン。
バッテリー保証は8年/10万マイルまたは10年/15万マイル。
出展 http://hondanews.com/ より
燃費
インサイト・ハイブリッド車の燃費。カッコはLXグレード
- JC08モード 31.4km/L (34.2km/L)
- WLTCモード 25.6km/L (28.4m/L)
- 市街地モード 22.8km/L (25.8km/L)
- 郊外モード 27.1km/L (29.7km/L)
- 高速モード 26.2km/L (28.8km/L)
新しいインサイトはシビックに似ている
ZE2系のインサイトはCR-Xに似た外観デザインだったが、2018年発表する新しいインサイトはシビックの様な外観デザイン。
インパクトのあるグリルは「フライングウィング」と言う。ソリッドウイングフェイスの進化版と言う事でしょうか。
SNS上にアップされたインサイトのテスト走行風景。
フロントフェイスは評価が分かれそうだがリヤ側のデザインは北米の高級車と言う感じでとても美しい仕上がりです。
写真「https://plus.google.com/u/0/106150744555699374168/posts/L7yjoxdkgjf」より
2018年発表 ホンダ インサイト 主な特徴
まったく新しいスタイルとパッケージングと特別な機能を備え、ハイブリッドシステムには2モーター駆動方式を採用し燃費はコンパクトハイブリッドカー並みの低燃費を実現。
一番の特徴はやはりデザイン。ファストバックスタイルからセダンスタイルへ変身。フロントはシビックだがリヤ側は今までのホンダ車には無いデザインのテールランプユニット。
内装
センターコンソール周りはシフトノブが廃止。
シフト操作はボタン式を採用している、ボタン操作の方が誤操作が無く安全。
メーターはホンダらしいデザインで、ステアリングにはマルチファンクションスイッチがレイアウトされている。
インパネ周りは突起した部分は無くなだらかなデザインでスッキリしている。
オーディオはPandora統合ブルートゥース対応6スピーカーシステムを装備。インパネセンターのナビ&オーディオコントロール液晶はタッチパネル対応8インチサイズ。
グローブボックスの上にはスエード素材かなと思わせるソフトパッドを採用している。
こちらは北米仕様インサイトの内装。
2018年発売 インサイト グレード別装備内容
次期インサイトには3種類のグレードが用意されている。販売価格は判明次第更新致します。
ベースグレード LX 主な装備内容
- Honda SENSING
- 本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
- 16インチアルミホイール
- Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC2.0車載器〈ナビゲーション連動〉
- ドライバー注意力モニター (脇見・)
- エレクトリックギアセレクター
- 電子制御パーキングブレーキ
- 左右独立温度コントロール式フルオート・エアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)
- LEDヘッドライト〈インラインタイプ〉
- オートブレーキホールド機能
- 減速セレクター
- 運転席&助手席シートヒーター
EX 主な装備内容
LX標準装備に加えレザーシートメーカーオプション設定
- ブラインドスポットインフォメーション (ドアミラーに接近車両を知らせる機能)
- LEDフォグライト
- トランクスポイラー (トランクの羽)
- 17インチアルミホイール(シャークグレー)
- 運転席8ウェイパワーシート+助手席4ウェイパワーシート
- 自動防眩ルームミラー
- コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
- スマートウエルカムランプ
EX・BLACK STYLE 主な装備内容
EX標準装備に加え
- コンビシート(本革*×ウルトラスエード)
- 専用インテリア(ウルトラスエード)
- 専用フロントグリル(ブラッククロームメッキ)
- 専用リアバンパーロアーガーニッシュ(ブラッククロームメッキ)
- 17インチアルミホイール(ベルリナブラック)
ホンダ インサイト 2014年3月販売終了
今朝信号待ちをしていたら目の前を横切る淡いブルーカラーリングで大型のリアスポイラーを付けた車を見かけて一瞬シビックタイプRかなと思いちょうど後ろに付いたので車載していたドライブレコーダーで確認したらタイプRではなかったので一体何の車種なのか調べてみたら2014年3月に販売を終了してしまったHONDAインサイトの少し前のモデルでした。
これが大型リアスポイラーを付けたHONDAインサイトです。恐らく年式は2009年又は2010年モデルだと思われます。2014年生産モデルはメッキのストライプが入るので少しデザインは異なります。Google+のコミュニティーに動画をアップしてますので良ければ御覧ください。リアスポイラーのインサイトの動画
私が見たインサイトのリアスポイラー(パーツ名はRIA WING 品番は84112-XLQB-K0S0-**、未塗装の製品は84112-XLQB-K0S0-ZZで販売されています。)は無限の製品だと思います。無限インサイト
これは2009年モデルのインサイトで同じブルーカラーです。写真で見るのと実車で見るのとではイメージがとても異なります。
このテールデザインです。これにリアスポイラーを取り付けるとあんなにもスポーティーなスタイルになるのですね。やっぱりホンダのデザインは独特のフォルムを持つのでかっこいいですよね。
ただ一言でインサイトと言っても初代インサイトから比べるとかなりフォルムが異なってしまいます。初代インサイトはテールがCR-X譲りでプリウスに真似されるほどスタイリッシュだったんです。歴代モデルに付いて簡単ではありますがまとめて見たいと思います。
初代 EZ1 1999年~2004年販売
1999年11月から2004年10月まで製造販売されていたモデルです。スタイリッシュなのですがリアホイールにカウリングのようなデザインが施されて少し個性が強すぎる感じです。このテールデザインがCR-XのDNAが注ぎ込まれていたのですがプリウスに真似されてしまい今ではプリウスのものになってしまいました。初代モデルは2シーターという事もありハイブリッドながら実用性がかなり制限されてしまいます。
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 3940×1695×1355mm
- ホイールベース 2400mm
- フロントトレッド幅 1435mm
- リアトレッド幅 1325mm
- 車両重量 820kg(5MT) / 850kg(CVT)
- 3ドアクーペ
- 定員 2名
- エンジン型式 ECA-MF2型
- 水冷直列3気筒SOHC12バルブ+モーター
- 燃料供給方式 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 排気量 995cc
- 内径x行程 72.0X81.5mm
- 圧縮比 10.8
- 最大出力 70馬力/5700回転
- 最大トルク 9.4kg.m/4800回転
- 無鉛レギュラーガソリン仕様
- タンク容量 40L
- 10.15モード燃費 35km/L(5MT) 32.0km/L(CVT) 備考1
- 駆動方式 FF
- フロントサウペンション ストラット式
- リアサスペンション トーション・ビーム式
- フロントブレーキ ベンチレーテッド
- リアブレーキ ドラム式
- タイヤサイズ 165/65 14インチ
備考1、2004年4月のマイナーチェンジモデルのみ5MTの燃費は1リッター36kmの燃費となります。
EZ1の運転席。シンプルで余りスポーツを意識したデザインではなくシートもホールド感が低い運転席助手席シートを採用します。インパネは完全デジタルメーターを採用。
2ドアクーペ2シーターながらトランク容量は非常に大きいいです。ただ下手に荷物を積んで急ブレーキを踏むと後ろから荷物が飛んできそうです。
二代目 ZE2 2009年~2014年販売
2009年2月から2014年3月まで製造販売されていたZE2です。このモデルから5ドアセダンタイプで定員も5名とフルモデルチェンジされます。またエンジンも1.3Lへと排気量が若干増えたパワフルエンジンを搭載します。後期型は1.5Lエンジンを搭載した車両も投入されておりました。
前期モデルと後期モデルの大きな違いはやはりテール周りでしょうか。後期モデルを先に見ていただいた方がわかりやすいと思うのですがテールデザインにメッキストライプラインが入ります。
これが後期モデルのテールデザインです。HONDAのHエンプレムからメッキラインが入っているのがわかると思います。
フロントグリル周りのデザインは余り代わりはありません。ただカラーリングが後期型の方はモダンなカラーリングのみとなり前期モデルのようにブルーやレッドカラーモデルがリリースされておりません。
こちらが前期モデルのテールデザインです。
前期のフロントグリルデザイン。
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4390×1695×1425mm 備考2
- ホイールベース 2550mm
- フロントトレッド幅 1480mm
- リアトレッド幅 1470mm
- 車両重量 1190kg 備考3
- 5ドアセダン
- 定員 5名
- 駆動方式 FF
- ミッションタイプ CVTのみ
- フロントサウペンション ストラット式
- リアサスペンション トーション・ビーム式
- フロントブレーキ ベンチレーテッド
- リアブレーキ ドラム式
- タイヤサイズ 185/60R15 84H 又は 175/65R15 84S
備考2、後期1.5Lエンジン搭載グレードは車両サイズ若干大きくなります。(全長×全幅×全高) 4395×1695×1435mm
備考3、後期1.5Lエンジン搭載グレードの車両重量はXGが1200kg、XLが1210kgとなります。
エンジンスペックは次の通りです。
インサイト搭載エンジンタイプ | 1.3L i-VTEC+IMA | 1.5L i-VTEC+IMA | ||
エンジン型式 | LDA-MF6 | LEA-MF6 | ||
エンジンタイプ | 水冷直列4気筒横置SOHO8バルブ | 水冷直列4気筒横置SOHO16バルブ | ||
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)電子式 | |||
排気量 | 1339cc | 1496cc | ||
内径x行程 | 73.0×80.0mm | 73.0×89.4mm | ||
圧縮比 | 10.8 | 10.4 | ||
最大出力 | 88馬力/5800回転 | 111馬力/6000回転 | ||
最大トルク | 12.3kg.m/4500回転 | 14.5kg.m/4800回転 | ||
JC08モード燃費 | 27.2km/L | 23.2km/L | ||
燃料/燃料タンク容量 | 無鉛レギュラーガソリン仕様 / 40L | |||
モーター形式 | MF6 | |||
モーター種類 | 交流同期電動機(薄型DCプラシレスモーター) | |||
定格電圧 | 100V | |||
モーター最大出力 | 14馬力/1500回転 | |||
最大トルク | 8.0kg.m/1000回転 |
内装
まず運転席を見ると意外とスポーツ志向でデジタルが多用されているもののハンドルの上の辺りはフォーミュラーカーを思わせるようなデジタルスピードメーターが配置されます。
正面から見た運転席とインパネの写真です。真ん中にタコメーターが配置されます。レッドゾーンは6200回転。左側にはモーターアシストメーターと右側には燃料計のデザインとなります。
タコメーターをアップにした写真です。こんなに大きいとエンジンを回すのが楽しくなりますよね。
運転席と後部座席の写真です。すごく広々とした車内で大人5名乗っても余裕の広さです。シートは腰のところにはパッドがあって腰はホールドしてくれますが座る所は少しブレーキングでドライブポジションがずれてしまう形状をしています。
トランクルームは見た目以上に広いです。横向きにゴルフバックを2つ積むことが出来ます。
また背の高い荷物も下のカバーを外すと植木等の背の高い荷物や倒れやすい荷物を安定的に載せる事が出来ます。
更に大きな荷物は後部座席を倒すことが出来るので図の様にちょっとした大きな荷物も沢山積むことが出来ます。
ZE2型はホンダらしさを感じる外観をしている
たまたま道路でシビックタイプRと間違えて動画をチェックしていたらなんとなんとインサイトという車だったとはと言う感じでした。WEBカタログで見るよりも車がすっごくシャープなフォルムをしていてこれに無限のリアスポイラー付けると注目度満点です。また運転席に座ると回したくなる大きなタコメーターレイアウトでドライブの時とても楽しく感じると思います。ただ、見た目はかっこいいのに足回りが今の時代でリアブレーキがドラムと言うのが引っかかります。フロントはフェード現象しにくいベンチレーテッドを装着するのに何故リアブレーキがドラムなのって思いました。車両重量は比較的軽いで神経質になる必要は無いのでしょうか。
また無限から沢山のドレスアップパーツが出ているので中古で安く買って無限パーツでドレスアップしていくと言う楽しみ方もあります。
「ホンダ新型「インサイト」パワフルなHVシステム2モーター式を採用 2018年20日発売」
発売時期の見出しですが,理解不能です。
申し訳ありません、12月20日です。