車高調を取り付けしアライメント調整しなかった結果
先日HSKハイパーマックス4SPを取り付けして頂いた方に後日必ずアライメント調整してねと言われていたのだが、そのまま2000km程アライメント調整せずに走行してたらなんと
左フロントのタイヤが駄目になってしまいました。
内側の溝が無くなって、タイヤがタダレたようになっている。
因みに同じ2000km走行状態のリヤタイヤの状態、全然内減りしてない。
内減りは気がつくとひどくなっていた
車高調を取り付けてキャンバー角度を付けてもらってから数ヶ月は内減りに気をつけていたのだが
これは2019年12月29日に撮影したものですが(カーチューンにも掲載させて頂いてます)、このときも内減りチェックをしたが特に異様に内減りしていることは無かった。故にアライメントの事は気にもとめてなかった。
所が、2020年2月2日に撮影した時に撮影&タイヤ内減りチェックしたらなんとタイヤの内側がツルツルになっている。
内減りの心当たり
特にサーキットにも行ってないし普通に通勤にしか使ってなかったのだが、先日2週連続大阪から神戸へ湾岸線に乗った時に燃費が異様に悪いことに気がつく。
湾岸線に乗ると普段だいたい10km/Lを超えるのだが、一回目乗った時は8km//Lと悪かったので気温低下で空気圧が減っているのかもとチェック。
案の定空気圧が四本とも1.8(規定フロント2.3、リヤ2.2)に低下していたのでそれぞれ規定値まで空気を充填してから再び湾岸線に乗って神戸まで行くが燃費は同様に8km//Lと悪かった。
このときもしかしてタイヤに異常があるのかもと思い内減りをチェックすると異様に内減りしてた次第です。
もともとアライメントを調節しない状態でタイヤをやや引きずる形で走っていたのに加えて空気圧が低下していた為に急速に内減りが進んだ可能性が高いかもしれないです。
内側のタイヤコンパンドが波打って削れている、センターはまだバリバリ溝があるのに非常にもったいない事をしてしましました。
上のタイヤは冒頭記載したフロント左側のタイヤでフロント右側のタイヤはと言うとまだ使える。但し左側だけ新品に交換しても左右均等じゃないとデフに掛かる負荷が高くなるのでこのタイヤは使わない方が良いと言う事でした。
いずれにしても早くアライメント調整に出す必要がある。
内減りが進んできたら タイヤ裏組
お世話になっている人にタイヤの内減りが進んだら左右のタイヤを入れ替える「裏組」をすると良いそうです。
もちろん自分ではできないのでタイヤの持ち込み交換してくれるショップへ依頼して裏組する事になります。
タイヤ裏組とは(できないタイヤもある)、外側の溝が残っているタイヤを外して反対側のホイールに溝の残った外側を内側にして取り付けし、タイヤを美味しく均等に使い切る技だそうです。
異様に内減りしたタイヤも「裏組」すると使えなくは無いのだが、サーキットをこれで走るのはリスキーの為、フロント二本新しいタイヤに入れ替える予定です。
裏組可能なタイヤ
基本的に裏組はどのタイヤでも可能なのですが左右非対称パターンのタイヤや接地面でタイヤのコンパウンドの硬さが異なるエコタイヤはやめた方がいい。裏組する事で排水性や直進安定性や制動性及び燃費が伸びない問題があるので裏組はやめた方が望ましい。
左右対称パターンのタイヤなら裏組してもタイヤ本来の性能を発揮できます。
タイヤの外側が指定されている製品は裏組すると危ない。