ジャガー初のSUV「F-PACE」がまもなくデビュー市販時期は2016年頃。まずは特別仕様モデル「F-PACE FIRST EDITION(ファーストエディション)」を世界限定2000台を発売(発売価格は北米仕様で69,700ドル、日本円で約833万円)を予定していおり、搭載されるパワーユニットは3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャーガソリンエンジンで、最高出力は380hp(385.3ps)/6500回転、最大トルクは450Nm(45.9kg.m)/4500回転、トランスミッションは8速AT、駆動方式はAWD(四輪駆動。)となります。
F-PEACE ファーストエディション 標準装備
- 22インチアルミホイール
- ジェスチャーテールゲート
- ヘッドアップディスプレイ
- Meridian™ デジタルサラウンドサウンドシステム、出力825W/17スピーカー
- ジャガーInControlタッチプロ™マルチメディアとナビゲーション
- 道路標識認識システム対応適応スピードリミッター
- パークアシスト(平行および垂直駐車場、駐車場出口)
- サラウンドカメラシステム
- 雪や雨それにオフロードや滑り安い路面を指定可能モードトラフィックコントローラー
- ヒーター付き後部座席リクライニングシート
- ラグジュアリー室内照明
- ジャガーロゴ入り点灯するスカッフプレート
- 10ウェイ電動フロントシート、4ウェイフロントシートパワー(ドライバー設定内容保存機能付き)
車両サイズは全長4732mm、全幅2070mm(ドラミラー含まない)、全高1651(mm)、ホイールベースは2875mm。全長はそうでも無いが車幅がとても広い。
公開されたプロトタイプのエンジンは3.0リッターV6スーパーチャージャーエンジンを搭載し最高出力は340psを発揮。大型クロスカントリーなのですが「Jaguar's innovative aluminum-intensive architecture and advanced suspension system.」革新的なアルミ集約型アーキテクチャの採用し軽量化が図られ、高度なサスペンションによる優れた運動性を持つとの事。定員は5名の二列シートとなります。
ジャガーの高級感と車両力学及びデザインを損なうこと無く新しく開発されたアルミを多用するモジュール式アーキテクチャを採用します。車の剛性アップと軽量化それに低コストが期待されます。
ドイツのシュトゥットガルトで開催された「Automotive Interiors Expo 2014」でコンセプトカー部門デザイン賞を受賞した「C-X17」をベースに開発。斬新的なインテリアにスポーティーなデザインを持ちます。
スイッチらしいスイッチが無く、その殆どがデジタル化されたタッチパネルを採用しています。セカンドシート側のコンソールボックスにはマルチメディアを楽しめるタブレットの様な液晶が装着されています。
ジャガー公式ではこのSUVをスポーツクロスオーバーと表現、340psもあれば十二分にその資格はありますし日本の一般的なスポーツカーでは敵わないパフォーマンスを持ちそう。駆動方式は後輪駆動メインのAWD方式でトラクションコントロールはECUが常に路面状況を把握しながら最適なトルクバランスを全車輪に配分。加えてトルクペダリングシステムも装備するので抜群のコーナーリングパフォーマンスを発揮します。
C-X17プロトタイプに採用されている斬新的なクリアルーフトップ。ヨーロッパの様な大自然の多い地域では心地良アイテムです。
ツール・ド・フランスでサポートカーとして披露された「F-PACE」。タイヤとタイヤハウスの隙間が余り大きくなく地上最低高は200mmはあるもののとてもスマートです。ラフロードを走るSUVと言うよりも例えるなら「Forester STi Ⅱ Type M」の様なイメージをした様な車だと捉えた方が良いかもしれません。