プリウス 2023年1月フルモデルチェンジ
色々話題の絶えないプリウスが2023年1月フルモデルチェンジしました。車両型式は60系でパワートレインには代5世代シリーズ・パラレルハイブリッドシステムを採用、プラットフォームには第2世代TNGA技術が用いられ更に低重心化及び軽量&剛性が高くなり安定した走りと低燃費を実現。
パワーユニットは2.0L・1.8Lガソリンエンジンの2種類で、2023年3月にPHEVグレードを追加、2月上旬より予約販売受付開始。
外観デザインですがフロントフェイスが独特で「ハンマーヘッド」デザインを採用、どことなくランボルギーニーウラカン(SUV)に少し似ていると言う印象。
リア側はCR-Xのデザインを真似たとされる感じは残したまま、Cピラーからストンとテールエンドとしている。またテールレンズですが一文字デザインが採用されています。ここは後期型になるとデザインの改良が加わりそうな印象。
プリウス 2.0Lハイブリッドを試乗してきました。
インテリアは北米仕様。インパネ周りではメーターはBZ4Xに似ていますし、操作性の低いATセレクトレバーが普通のタイプに変更されています。
写真「https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38225564.html」より
60プリウス 車両サイズ コンパクトだけど全高が低い
60プリウスの車両サイズは「全長4600mm・全幅1780mm・全高1430mm(1.8L車は1420mm)と比較的コンパクトサイズでマンションなどの立体駐車場に収まるサイズ。
ただ高さですが2.0Lモデルの60プリウスは全高は1430mm、1.8Lモデルは1420mmとルーフトップが異様に低く設定されています(エアフローを考慮した結果低くなっているのかも)。86の全高が1320mmでGR86は1310mmよりもわずか12cm程度しか変わらない。ファミリー層はアクアで60プリウスは趣向性の高いスポーツカー的な位置づけになるのでしょうか。
実車を見たことが無いのだが乗り降りがちょっと大変そうな印象です。
2.0Lモデルはアクセサリー用バッテリーがラゲッジスペースにレイアウトされているので、やっぱりスポーツ系でしょうか。
内装も大幅に変更が加わり特にATセレクトレバーが使い勝手が良くなっているのではないか
内装はBZ4Xのようなシンプルなメーター周りで、今回大きな変更点と言えばATセレクトレバーでしょうか。
シーケンシャル式スイッチの様な使いかた。引くとD→B、押すとB→D→P(パーキング)
60プリウスのカタログ燃費
WLTCモードで1.8Lグレードは30km/Lを超えてきているので、50プリウス同様普通にリッター35kmは超えてきそうですね。
2.0Lハイブリッド カッコ内はE-Fourの燃費です | 1.8Lハイブリッド カッコ内はE-Fourの燃費です | |
WLTCモード | 28.6(26.7)km/L | 32.6(30.7)km/L |
市街地 | 26.0(23.4)km/L | 29.9(27.6)km/L |
郊外モード | 31.1(29.3)km/L | 37.3(34.9)km/L |
高速道路モード | 28.2(26.8)km/L | 31.2(29.8)km/L |
販売価格
Xグレードの詳細はわからないですが、現在1.8LハイブリッドはUグレードとしてサブスクリプションで提供されるKINTOモデルになります。
自動ブレーキである「トヨタセーフティーセンス」は何れのグレードも標準装備だが、セミオート運転をしてくれる「緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)+フロントクロストラフィックアラート[FCTA]+レーンチェンジアシスト[LCA]」はZグレードのみ標準になります。
2WD | E-Four(四輪駆動車) | |
X 1.8Lハイブリッド | 2,750,000円 | 2,970,000円 |
G 2.0Lハイブリッド | 3,200,000円 | 3,420,000円 |
Z 2.0Lハイブリッド | 3,700,000円 | 3,920,000円 |
グレードラインナップまとめ
- PHEV Z(2023年3月以降生産)
- 2.0L Z
- 2.0L G
- 1.8L U (KINTO)
- 1.8L X
駆動方式はPHEVのみ2WD、それ以外のグレードは2WDとE-Fourそれぞれ設定されます。
60プリウス スペック
2.0Lハイブリッド | 1.8Lハイブリッド | |
全長x全幅x全高(mm) | 4600×1780×1430mm | 4600×1780×1420mm |
ホイールベース(mm) | 2750mm | |
ロードクリアランス | 150mm | 145mm |
定員 | 5名 | |
エンジン | 2.0L直列4気筒 M20A-FXS | 1.8L直列4気筒2ZR-FXE |
最高出力 | 152ps/6000回転 | 98ps/5200回転 |
最大トルク | 19.2kg.m/4400-5200回転 | 14.5kg.m/3600回転 |
フロントモーター | 1VM | |
フロントモーター最高出力 | 113ps | 95ps |
フロントモーター最大トルク | 21.0kg.m | 18.9kg.m |
E-Four モデル リア駆動モーター | 1WM | |
リアモーター最高出力 | 41ps | |
リアモーター最大トルク | 8.6kg.m | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
60 プリウス・PHEV 3月15日発売 (2023年3月1日追記)
新型プリウス・PHEV・Zグレードを設定、パワーユニットは2.0Lハイブリッド&FF駆動で販売価格は460万円より発売は2023年3月15日。
主な特徴はパワーユニットがプラグインハイブリッド以外では外観デザインはHEVグレードとほぼ同じで、PHEV専用のデザインとして専用19インチアルミホイールと先進性を強調する金属調シルバー塗装のロアグリルとグレースモークカラーのテールランプを採用している。
その他ではバッテリーにためた電力を外部に給電できる「EV給電モード」に加え停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HEV給電モード」が利用できる。HEV給電モードとははじめはバッテリーのみで給電しバッテリーが一定の残量を下回るとエンジンで発電して給電を継続する仕組み。バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5日分の電力を供給可としている。
ソーラー発電ルーフトップはメーカーオプションです。
60 プリウス・PHEV スペック
2.0Lプラグインハイブリッド | |||
全長x全幅x全高(mm) | 4600 X 1780 X 1430mm | ||
ホイールベース(mm) | 2750mm | ||
地上最低高(ロードクリアランス) | 150mm G・Uグレードは145mm | ||
定員 | 5名 | ||
エンジン | 2.0リッター直列4気筒ガソリン M20A-FXS | ||
エンジン最高出力 | 151ps/6000開店 | ||
エンジン最大トルク | 192.kg・m/4400-5200開店 | ||
モーター | 1VM | ||
モーター最高出力 | 163ps | ||
モーター最大トルク | 21.2kg・m | ||
バッテリー種類 | リチウムイオン | ||
バッテリー容量 | 51.0Ah | ||
EVモード航続距離 | 87km | ||
WLTC燃費 | 26.0km/L |