自動車の知識

煽り運転の対処 相手が降りてきたら 高速道路で進路を妨害されたらどうすればいいの?

煽り運転 罰則強化

2020年3月3日、道路交通法改定案が決定し煽り運転に対する罰則が明確化されます。

具体的な罰則内容は3年以下の懲役または50万円の罰金一発免停となる他、高速道路などで他車を停車させるなどの著しい交通の危険を生じさせた場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金」となる。

何れにしても簡易裁判所(ものすごく面倒)へ出頭して多大な罰金を支払う事になる。

煽り運転の定義は次の通り

  • 不必要な急ブレーキ
  • 先行車両へ著しい接近
  • 急な進路変更
  • 左側からの追い越し
  • 執拗なクラクションやパッシング行為
  • 幅寄せや蛇行運転
  • 高速道路での最低速度違反や駐停車違反

もしも煽られても証拠さえ押さえれば相手は免許停止になるので、リヤ側も撮影できるドライブレコーダーがあれば心強くなりそうですね。

悪質な運転手とトラブルになりかけたらの対処方法

先日何時も自動車仲間と集まる場所で若者達がトラブルになっていたのですが、ある行動でトラブルが収まったのでなるほど今はその手があったのかと気がついたので紹介させて頂きます。

運転をめぐるトラブル

運転をめぐるトラブルと丸く収まった経緯

若者が運転するミニバンが道路ではないのですが直進中のミニバンの前を若者2名が横切ろうとしたときに、ミニバン側が音の大きなクラクションを鳴らしトラブルに発展。

補足、路上では歩行者最優先なのでクラクションを歩行者に対して鳴らすのは本当は違反行為です

クラクションを鳴らされた若者二人は声を荒げミニバンに詰め寄りミニバン側の若者も負けじと窓を空けて口論へと発展。

ミニバンの運転手は見るからにマナーの悪い感じで、横で見ていた私は事件になるかもと見ていたら詰め寄った若者が手に何か持って口論している。

手に何を持っているのかよく見ると二人共スマートフォンを手に持って相手に向けている。

なんと詰め寄っていった若者二人はそれぞれスマートフォンを手にミニバンの若者を撮影しながら口論していました。

スマートフォンで撮影され始めたミニバンの若者はそそくさとその場を離れていき丸く収まった。

私もその時初めて「なるほど」と思いました。今の若い子は頭が良いですね、トラブルに発展してしまったら相手を録画する事でマナーの悪そうな感じの運転手も立ち去る事が多い様です。

運転手や向かってきた相手にスマートフォンを向けて、動画を取っている旨を伝えると立ち去る事が多い。

運転をめぐるトラブル対処方法

全てに対応できる訳ではありません、例えば相手が大勢いる場合は逃げたほうが良いですので念の為。

逃げても追いかけてきたら最寄りの交番か警察署へ行くか、または早めに110番しましょう。

1-トラブルの対処方法としてはスマートフォンの録画機能を開始し、相手が全体的に映る位置に手をかざして撮影し相手に動画を映していることを口頭で伝えましょう

動画を撮影していると伝えれば相手は概ねそのまま立ち去ると思います。立ち去ったらそのまま放置しましょう、謝罪等は求めないように。

2-ドライブレコーダーがある事を伝える。例えば突然前を走る自動車が停車して車から降りてきて口論になったらすぐにドライブレコーダーで映っている事を伝える。

ツイッターへ投稿されていたこちらの交通トラブル動画もドライブレコーダーがある事を伝えると立ち去って行ったとの事。

https://youtu.be/6QO6vEcfJvg

運転トラブルへ発展しないようにするには

自動車の運転中にトラブルへ発展しないようにするには、一番は譲り合いの気持ちを持つことです。

合流付近では車を入れてあげるようにする / 車線変更したい自動車が居たらスペースを空けて入れてあげる / 割り込まれても決して怒らない。

しかし中には本当に意味がわからない運転手も居るので逃げると言う方法も一つの選択肢です。

例えば車から降りてきてこちらに向かってきたらそのまま逃げ去ってしまうのもトラブルを回避する一つの方法です。

余裕と譲り合いの気持ちを持ち楽しいドライブを心がけて下さい。

相手が降りてきた時はドアロックして車外に出ない

絡まれた時はスマートフォンで降りてきた相手を撮影すると同時に車のドアを全てロックして車から降りない事も重要です。

車を叩かれたら蹴られたりしても、スマートフォンで撮影しながらじっと耐えて後で被害届を出すようにしてください。

車外に出て一般常識のない人と対峙するのはリスクが高すぎるし我慢して耐える姿のほうが第三者的見てもクールでかっこいいと思います。

煽られて高速道路で停車させられようとした時の対処方法と現在位置の調べ方

不景気だった頃に比べると大幅にバイクと車の不審車が増加傾向にあります。運転中「いらっ」としても相手がまともな人間だと思わないで相手にしないでゆとりを持って運転してください。

そんななか2017年6月に何ともいえない痛ましい事故が起きてしまった。

東名高速の夫婦死亡事故

トラブルの原因になった東名高速上り方面の中井パーキングエリア。ここで通行の妨げになる事を注意したことが原因で、夫婦の車はパーキングエリアを出てから約1キロに渡り嫌がらせを受け最終的に追い越し車線へ停車させられた挙句トラックに追突され夫婦共おなくなりになられました。

出典「http://yuseiland.info/dqn-2

高速道路は駐停車禁止なので止まってはいけない(命に関わる)

高速道路は駐停車禁止場所として法律で決まっている。故障でやむなく停車しなくてはならない場合のみ左の路側帯に停車し後続車に故障を知らせる三角板と発煙筒を焚きレスキューを待つ。待っている間は運転手と同乗者はガードレールの外側等の安全な場所に退避する必要があり高速道路上で停車する事はとても危険なのです。

高速道路上は駐停車禁止です!

高速道路上で車を停めると言う行為は非常に危険、嫌がらせされても絶対に停車してはいけない

高速道路で進路を塞がれ停車させられそうになった時の対処方法

一般道路ではもし嫌がらせされたら他の道路に逃げるとか交番や警察署を探してその場所に運転して行き助けを求めるようにすれば良いのだが、高速道路には警察署や交番が無い

進路を塞がれてブレーキ踏まれて停車を求められそうになったらヘッドライトを点灯しハイビームにしてみてください。

嫌がらせしているドライバーは眩しくてバックミラーで後ろを見ることができなくなると思います。

その間にアクセル全開で追い越しし、携帯電話で110番へ連絡し事情を説明し警察側から指示をもらってください。

嫌がらせの相手をかわしたら時速140キロ位まで速度を上げて(本当はだめですが緊急事態でやむを得ない)警察が来てくれるまで待つ。速度を上げればそう簡単に無理な追い越しとハンドル操作はできなくなる。

仮に140キロ前後で急ハンドルしたら可也の確率でオーバーステア(リヤ側のタイヤがスリップする)に陥りスピンすると思います。

夜間ならヘッドライトを消す

夜に前方の車に嫌がらせされて停車させられそうになったら、3秒位ハイビームからライト類を全部消してアクセル全開で相手をかわしヘッドライトを点灯。町中ならヘッドライトを消したまま道路を変えて相手から逃げることはできるが、高速道路なのでそれもできない。

アクセル全開で相手をかわしたら同様に110番へ電話をして助けを求めるようにします。

パワフルな車ならリミッターカット

現代の2.0Lクラスの自動車なら簡単に時速180キロまで出ると思います。1.8Lプリウスでさえ余裕で180キロを超える事ができる。

リミッターカットしていれば180キロ上限の車から逃げられる。速度違反ですが高速道路で停車させられるよりは全然良い。

無いと思いますが万が一高速道路で進路妨害から停車を求められたら前に説明したハイビームで走るかヘッドライトを消し相手をかわしてアクセル全開

リミッターをカットしていれば180キロを超えて相手を引き離すことができると言うわけですが基本的に危ないのでなるべく携帯電話で警察に相談するようにしてください。

スマートフォンで現在位置を調べる方法

Androidスマートフォンなら音声検索で「現在地」と言うだけで携帯電話のGPS機能か通信位置から素早く現在位置の情報を調べる事ができるのでお試しください。

アップリのiPhoneでもGoogle検索から現在位置と調べるだけで今居る場所の情報を素早くチェックできる。

Androidスマートフォン 現在位置調べる方法。とても簡単なので一度練習してみてください。

音声検索アプリをタップ。表示されていない場合は下の▲矢印をタップするとアプリ一覧が表示されるので音声検索を起動してください。

音声検索アプリ。なければ赤と黄色と緑の丸いアイコン「Chromeブラウザ」をタップして「現在位置」とタイプして検索すると表示されます。

音声認識画面に切り替わったらスマートフォンに向かって「現在位置」と話しかけるとすぐに検索してくれる。

スマートフォンの画面上に現在居る場所の地図と道路名と簡易住所が表示されますのでお役立てください。

 

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