まもなく新学期でかわいいぴかぴかの一年生が小学校へ通学する姿を見られるシーズンです。保護者の方には学校が始まる前に子供さんと何度か通学シュミレーションをして危険なポイントを一緒に見て教えて頂きたく存じます。
車を運転する私達ドライバーはスクールゾーンの走行は避けるやむを得ず通る時は徐行するを心がけて下さい。
歩行者にも知ってもらいたい交通安全ポイント
私達ドライバーは歩行者の邪魔にならないように心がけては居るのですが、しかしながら運転手にも個々に技量と言うものがあって全てのドライバーが安全運転していても交通事を100%回避できるものではありません。
交通事故が発生する主な原因
- 見落とし
- 集中力低下
- うっかり(アクセルとブレーキの踏み間違いなど)
- 焦っている
- 不慣れ
- 故障やパンク
- スマートフォン操作によるよそ見
ここでは歩行者にも知って頂きたい「特に子供さん」ドライバー(運転手)から見た危険なポイントをお伝えします。
コンビニ付近
コンビニのある場所は歩かない。
残念ではありますがコンビニ付近は心無いドライバーが自動車を駐停車する事が多く運転手から死角となり歩行者の把握ができない事がある。
特に女性と子供さんは左右確認せずに道路に飛び出してくる事があり写真の様なシーンで軽自動車の前から飛び出してこられると避けきれない。(ドライバー側は飛び出してくるかもしれない運転をしなければならない)
コンビニエンスストアの駐車場へ出入りする自動車、特に右折してくる(写真右側)自動車には注意して下さい。
また駐車場からバックして出て来る自動車もいます、自動車がバックしている時は特に死角が多いので(歩行者が見えない)バックで出庫する自動車がいたら止まって待つ事をお勧めします。
路上駐車の死角からの横断
心あるドライバーはこのような駐車のしかたはしないのですが残念ながら歩行者の事を考えていない心無いドライバーは横断歩道や交差点から5m駐停車禁止ルールを守らず駐停車する事があります。
このような死角のある場所からの横断は特に注意してください。横断するまえに左右確認してから横断するようにして頂く。子供さんには特に注意して欲しいポイントです。
横断歩道直前にミニバンが駐車していいる影から(死角)横断しようとする人がいる。右前方から走ってくるインプレッサは全く気がついていない。
歩行者は気が付かず(ご老人の為音に無反応)インプレッサは直前で急停車し無事でした。
補足、ドライバーは横断歩道から人が横断するかもしれない運転をしなければならない。
幅の狭い道路から大きな道路へ出る場所
道幅の狭い道路から大きな道路へ出る場所は要注意です。理由はドライバーが曲がりたい方向の逆しか見ていない事がある。本来なら窓から音のインフォメーションも採り入れないといけないのだが窓を閉じて走るドライバーが殆どなので気がつかない事がある。
歩行者側はドライバーがこっちを見ているかを確認して反対方向だけ見ているなと思ったら少し自動車と距離を置いて止まって様子を見て下さい。
よく渋滞する道路の右折車
場所と言うか渋滞する道路の右折車両には気をつける必要がある。理由は直進車が止まってくれたらか急いで右折しようとして前にばかり気を取られて後ろ方向(写真右側)から横断する歩行者に気がついていない事がある。
交差点をわたる時は左右確認し安全を確保して素早く横断するようにしてください。
駐車場
駐車場は特に危険。理由はAT車が多くバックして駐車する確率がほぼ100%。上でも述べましたがバック時の事故率は非常に高くぶつけた相手が壁や柵なら良いのですがそれが人だと大変です。駐車しようとしている自動車の近くは歩かない方が望ましい。
それにAT車だとアクセルの加減で急激に動く車両もいるので駐車場から出ようとする自動車の付近も歩かないほうが望ましいです。もし小さなお子さんと一緒に駐車場を歩く時は手を繋いで注意しながら歩くようにして下さい。
アップダウン又はカーブの多い道路
アップダウンの有る道路での横断は危険です。理由はドライバーの直線見通しが皆無で道路が盛り上がっているもしくは橋の様に緩やかに登って下る様なポイントでの横断はまったくの死角となるので危ない。
この様にドライバー側からは全く先が見えない。普通のドライバーはここで速度を極端に落とし頂上付近で見通しが効く場所での事故に備えるのですが、心無いドライバーはこの様な見通しの効かない場所でも追い越ししていく。
広い道路や狭い道路関係なく決して見通しの悪い場所での横断はおやめ下さい。
カーブもコーナーの先は一切見通しが効かない。カーブのすぐ先での横断は避けるべきです。
歩行者向け交通安全のまとめ
- 目立つ色のものを身につける(ドライバー目線では黄色がよく目立ちます)
- 夜は反射材のものを見に付けて歩く
- 横断する時は左右確認する
- 青だからと行って注意を怠らない
- 接近する自動車はドライバーの目を見る(目が合わない場合は気がついてないので注意する)
- 死角になる場所を歩かない
- 歩いているとアピールする(自動車からよく見える場所を歩く)
最後に自動車を運転する立場の人間が歩行者に待てとか横断を止めるべき等と本来は言うべき事ではありませんが、運転手の全員が安全運転している状況ではない場合がありますし接触事故の相手が自転車だと言う事もある。
そうした事故の被害にあわない為にも歩行者様も安全ポイントを意識して普段の生活にお役立て頂ければと存じます。