近年のSUVでもものすごいかっこいいなと思う車がこの日産のJUKE。まず特に目立つのがRX-7の記事にも触れたのですがフロントバンパーに埋め込まれたヘッドライトがまるで昭和世代ものすごく流行っていたポルシェエアロ的なデザインをしているのです。何処がヘッドライトかわかります?
つり目の部分は車幅灯、フロントアンダースポイラーにあるのがフォグランプでグリル少し下に埋め込まれたのがヘッドライトなのです。
ちょっと趣旨から離れますが昭和の世代で流行っていたフロントエアロにヘッドライトを埋め込みしたフォルム。資料はナイトスポーツさんのものです。写真のモデルカーはFDなのですがこれをずんぐりむっくりさせるとJUKEのグリルになるような感じがしてならないです。
フロントグリルのデザインに見とれてしまって話がそれてしまったのですが、とにかくフロントグリル周りのデザインがものすごくインパクトがあって遠くから見てもこの車はJUKEだと言う存在感がすごいあってかっこいいと思います。
JUKEのスペック
YF15は1.5Lエンジンとなり細かいグレード別設定あり。内装と外装が異なります。F15及びMF15は1.6L直噴ターボエンジン搭載車両で4WDも選ぶことが出来ます。全車CVT(AT)でMTモデルは日本版は用意されません。
JUKEのグレード | YF15 | F15 | MF15 | |||
サイズ全長×全幅X全高 | 4135×1765×1565mm Urban Selectionのみ全高1550mm | 4135×1765×1570mm | ||||
室内全長×全幅X全高 | 1835×1470×1215mm | |||||
ミッションタイプ | 新世代のエクストロニックCVT | 6速マニュアルモード付無段変速機 | 7速マニュアルモード付無段変速機 | |||
ホイールベース | 2530mm | |||||
フロント/リアトレッド幅 | 1540mm / 1540mm 備考1 | 1530mm / 1525mm | 1525mm / 1505mm | |||
地上最低高 | 170mm Urban Selectionのみ全高155mm | |||||
ドア数 | 5ドア | |||||
駆動方式 | FF | 4WD | ||||
重量 | 1200kg | 1290kg | 1380kg | |||
定員 | 5名 | |||||
エンジン型式 | HR15D型 | MR16DDT型 | ||||
エンジンタイプ | DOHC直列4気筒 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ | ||||
燃料供給装置 | ニッサンEGI(ECCS) 電子制御燃料噴射装置 |
ニッサンDi | ||||
排気量 | 1498cc | 1618cc | ||||
内径×行程(mm) | 78.0×78.4mm | 79.7×81.1mm | ||||
圧縮比 | 10.5 | 9.5 | ||||
最大出力 | 114馬力/6000回転 | 190馬力/5600回転 | ||||
最大トルク | 15.3kg.m/4000回転 | 24.5kg.m/2000-5200回転 | ||||
JC08モード燃費 | 18.0km/L | 13.0km/L | 12.6km/L | |||
燃費向上対策 | 電動パワーステアリング、可変バル ブタイミング、発電電圧可変制御、 自動無段変速機(CVT)、 アイドリングストップ装置 | 電動パワーステアリング、可変バル ブタイミング、発電電圧可変制御、 自動無段変速機(CVT) | ||||
燃料タンク | 52L(無鉛ギュラーガソリン) | 50L(無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様) | ||||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / リーディング・トレーリング | ベンチレーテッドディスク / ディスク | ||||
サスペンション フロント/リア | 独立懸架ストラット式 / トーションビーム式 | 独立懸架ストラット式 / 独立懸架マルチリンク式 | ||||
ホイール | 16×6.5J | 17×7J | ||||
タイヤサイズフロント/リヤ | 205/60R16 92H 備考2 | 215/55R17 94V | 215/55R17 94V |
備考1、この2モデルのみトレッド幅異なります。Personalize Packageは1525mm / 1525mm。Urban
Selectionは1530mm / 1525mmです。
備考2、この2モデルのみタイヤサイズ異なります。Personalize PackageとUrban Selectionは215/55R17 94Vです。
外観
フロントグリル周りに目が行きがちですが、サイド周りもオーバーフェンダーでガツンとパンチの効いたフォルムをしていて前から見ても横から見てもとても斬新的なフォルムをしてかっこいい外観をしています。
テール周りも小さく見せるデザインでとてもスポーティーだと思います。なので次の写真(JUKE-Rと言ってとても高価な車、全世界で4台しか販売されていません。)
JUKE-Rがつけているリアスポイラーですがとってもかっこ良くて似合います。
NISMOからもかっこいいリアスポイラー販売(F-15用です。http://www.nismo.co.jp/news_list/2013/news_flash/120008.pdf)されているので取り付けたいなと思う方はご参考までに。
他のモデルのリアスポイラーはYF15モデルならPersonalize PackageとUrban Selectionグレードでルーフスポイラーとしてディーラオプションで用意出来るそうなのでご参考までに。
内装
内装は各種グレードでかなり異なります。YF15の15RS Type Vモデルは悪くは無いのですが他のモデルと比較すると見劣りする単色でモダンなデザインとなってます。運転席助手席のシートは全車ホールド感の高いシートが採用されます。16GT Type V / 16GT FOUR Type Vも類似した内装イメージとなります。
15RX Type V/Personalize Package/Urban Selectionの内装はシート周りとコンソールボックスにワインレッドのラインが多用され独特な内装デザインとなります。
コンソールボックス周りだけでもおしゃれでテンションが高くなりそうなイメージです。
室内空間は大人5人がらくらく乗車出来る空間を確保。ロングツーリングも辛くなさそうですよね。
インパネも大きく見やすいアナログメーターを採用し、左側にタコメーターと右側にスピードメータ、真ん中の液晶に燃料情報などの表示の配置となります。ハンドルは見た目よりもかなり小さい感じです。
トランクルームですがハッジバックタイプなので広く収納することが出来ます。
後席を倒せるので大きな荷物も載せることが出来ます。
小物を収納できるスペースがありますので。小物を入れない場合は背の大きな荷物例えばお花等を載せるときここを活用できそうですよね。
足回り
フロントの足回りはフェード現象に強い冷却能力が高いベンチレーテッドディスクブレーキが採用され、サスペンションはストラット式+高剛性井桁サブフレームを採用。
ホイールですが15RS Type V,15RX Type Vはスチールホイールとなります。
Personalize Package/Urban Selectionはクールブラックアルミホイールとなります。
16GT Type V、16GT FOUR Type Vはワイドタイヤ用17インチアルミホイールが装着されますS。
ドライバーアシスト機能
全車にVDC(ビークルダイナミクスコントロール、キャンセルスイッチ〔TCS機能含む〕)+ブレーキLSDを標準装備。もし万が一車のコントロールを失いそうになった場合、各種センサーによって車の姿勢制御を自動的に行なってくれるシステムを全車標準装備します。例えば急ハンドル車線変更や過度な速度でのカーブへの侵入でオーバーステア気味に陥った場合は自動的にブレーキ及び姿勢制御するシステムです。
JUKEの感想
この車は持っているだけでも楽しめる車で日産から色んなドレスアップアクセサリーが販売されていました。ただグレード別で微妙に差別化されているので選ぶグレードは可能ならパーソナライズパッケージが色々カスタムパーツ手に入りやすいかなと思います。このストライプステッカーはパーソナライズモデルオプションとされています。お勧めオプションのステッカーキットです。
同グレードであればDare To Differと言うのでしょうかホイールにサイドステップにミラーとスポイラーをインパクトのあるデザインにドレスアップできるオプションもあります。
走り屋じゃないけど車が好きと言う方のニーズをバッチリ捉えた感じのスポーツSUVですよね。ドライブにツーリングにカスタムカードレスアップと色々楽しむことが出来そうです。市販エアロも沢山かっこいいのもあります。写真はIMPUL JUKEです。大型リアスポイラーもバッチリ似合います。
最後にターボモデルに付いて、16GTターボモデルは2284200円と意外とリーズナブルな価格となっております。ただよく走る以外はメリットはなくはっきり申し上げて燃費は悪いです。ターボ特有のブローオフの音とかもMTではなくATなのでどうなんでしょうアクセル抜いた時は楽しめるのでしょうか。何れにしてもエアクリーナー変えればバックタービンとかのターボサウンドは楽しめると思いますが、1.5L(NA)は114馬力、1.6ターボは190馬力とかなり違いますので、急勾配の道をよく利用するならターボモデルもありではないでしょうか。1.5Lモデルは1200kgとライトウェイトなのでNAエンジンでもそこそこ急勾配はバッチリ登っていく力は持つと思います。