2015年ラスベガスで開催されているSEMAショーで北米トヨタの「カローラ(北米トヨタのサイトです)」にTRDチューニングされたマニュアル6速トランスミッションモデルが発表されました。
北米仕様のカローラ4ドアセダン。
今回発表されたモデル「SEMAエディションTRD」。ベースモデルは1.8リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載する「LE ECO」モデル、純正仕様のエンジンスペックは最高出力141ps/6100回転、最大トルク17.4kg.m/4000回転。TRDエディションのチューニングが施されパワーアップが図られていると思われるのですが、チューニング後の具体的なエンジンスペックは公開されておらず確認が取れていません。
ミッションはCVTからTRD製の6速トランスミッションとなります、クラッチは強化クラッチと軽量フライホイールが入るものと思われるので、エンジンレスポンスはレーシングカーの様に「ファン!ファン!」とアクセルレスポンス軽快なはずです。
エンジンルームは至って普通。蛇腹のパオプの先に見えるエアフロセンサーに取り付けられているエアークリーナーボックスにTRDのラベルが貼り付けされています。純正交換タイプのエアークリーナーに取り替えられていると言う意味なのかも。タワーバーも無しなので余りやる気度が見えない様な気も伺い知れます。
これがタワーバーです。ダンパーのトップにかぶせるだけの剛性アップパーツです。
その他公開されているカスタマイズパーツは、専用マフラーとデュフューザーは交換されている事がわかります。ホイールが面一でとてもかっこいいのですが製品名は不明。ホイールサイズは19インチ、タイヤサイズは255/30R19。
写真のアルミホイールはTRDには掲載されておらず、見た目はBBSの様な感じですがナットを止める形状がBBSはもっとエレガントな作りなので海外メーカーのホイールなのかデーモンツイークスのホイールページを探したのですが類似する製品は無かったです。
こうして横から見ると全体的にスポーティーなセダンに仕上がっているので、日本販売のカローラにも同じサイズのホイールを入れるとさらにエクステリアが引き締まりそうです。
北米カローラ(LE ECO)の車両サイズは全長4638mm、全幅1775mm、全高1455mm。ホイールベースは2700mm。
アメリカ仕様のカローラにはロアグリルにバンパーが付属。アンダースポイラーもTRD製です。
因みにバンパーはあるものの全体的にエアーインテークに仕様となっている日本のカローラアクシオ。フロントデザインは上の北米仕様の方がかっこいいと思えるのは私だけでしょうか。