ボルボと言えば「あなたの命を守ります」のキャッチフレーズで万が一の事故の時もキャビン内の人命の保護率がヨーロッパで最も高いと言うCMで有名ではあったのですが、21世紀ではそのキャッチフレーズも何処へやらとすっかり忘れてたのですがこの新型のVOLVO V40 T5 R-DESIGNのCMで昔のボルボの印象を改めて思い出しました。実際の安全性に付きましては私の妹夫婦がずっとボルボを所有していて購入当初一年目で高速道路で追突事故されて廃車になる程の事故に巻き込まれたのですが一家4人全員怪我が無かったと言うエピソードがあるくらいボルボの人命保護率が高い事を思い知らされました。妹夫婦はその一件もあってずっとボルボを所有してます。
新型T5 R-DESIGN発売
V40シリーズで新型低燃費パワフルT5エンジンを搭載した「T5 R-DESIGN」が発売されました。DRIVE-Eから生み出された2リッター4気筒直噴ターボエンジンは最高出力従来比+32馬力、最大トルクは+5.1kg/mとパワーアップを成し遂げつつも燃費はさらに低燃費を実現従来エンジンよりも14%燃費を向上に成功したとの事です。
主要諸元表
http://www.volvocars.com/jp/all-cars/Documents/PDF/full/V40_T5_R-DESIGN_FULL_MY15.pdf
- 全長x全幅x全高 4370×1800×1440mm
- ホイールベース 2645mm
- トレッド幅 フロント/リア 1545/1535mm
- 地上最低高 135mm
- ドア数 5
- 定員 5名
- ハンドル 右
- 最小半径 5.7m
- 重量 1510kg
- エンジン B420
- インタークーラー付ターボチャージャーDOHC水冷直列4気筒横置き・16バルブ
- 総排気量 1968cc
- 圧縮比 10.8
- 内径x行程 82.0x93.2
- 最高出力 180Kw(245馬力)/5500回転
- 最大トルク 350Nm(35.7kg.m)/1500-4800回転
- 燃料供給装置 電子燃料噴射式
- 駆動方式 FF
- 燃料 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様
- タンク容量 62L
- トランスミッション 8速オートマチック
- 純正タイヤサイズ 225/40R18
- ホイールサイズ 7.5J 18インチ
写真で見る限り若干コンパクトに見えるのですがGV#の1795mmよりも5mm幅が広い1800mmワイドボディーです。ノーズが長く丸みを帯びたフロントフォルムなので見た目はスポーティでかっこいいのですが最初ノーズの感覚がつかみにくいかも。
テールフォルムは昔のボルボフォルムからは想像できないスポーティーなテールフォルムでアンダーにはディフューザー標準となる様です。
サイドから見ると結構戦闘的なスタイル。タイヤハウスの隙間をもう少し少なくしてくれるともっとスポーティーに見えますよね。後部座席のウィンドーはヨーロパのはやりなのでしょうか小さくなってます。テールスポイラーもよく似あってます。
フロントグリルにはさり気なくRDESIGNエンブレムが装着されます。
フォグの代わりにLEDイルムネーションライト(ドライビングライトでエンジン始動すると自動的に点灯)が標準装備。
RDESIGN専用18インチアルミホイール装着。とても軽そうです。
運転席は視界が広いのですがノーズがやっぱり把握できない。なれるまで若干車庫入れとか辛いかも。
インパネがまたインパクトが高くてど真ん中タコメーターの中にデジタル式スピードメーター。
RDESIGN専用シート。見た目よりも深く座れるのでホールド感は高い。
ワゴンなので後部座席も広々。
一番の魅力は実用性。ワゴンなので6:4分割シート倒さなくても十二分なラゲッジスペースを確保。
リアシートを倒すと更に沢山の荷物を載せられます。ハッチバックなので荷物の出し入れがとても便利。
その他最大の売りはやっぱり安全性インテリセーフ10が標準装備。キャビンの安全性はもちろん、歩行者をも守りつつ最適なドライバーアシストを提供する装備が付属します。
車両販売価格は436万円(8%消費税込み、諸費用別)と若干高価ではあるものの同乗者の安全性を考慮すればお買い得感は高いものと思います。