先日スポーツカートで仲間とレースをしてきた帰りに車が集まるスポットで有名な大阪市港区にある第七岸壁へ行ってカートの井戸端会議をしていたら、マークXのオフ会の一団の中にものすごいオーラを放つスポーツカーが入って行きました。仲間が「アールエイト」と連呼していたので「あれが噂のアウディR8クーペ」だと初めて目にしてとても感動した次第です。今日はR8ってすごい車だと言うことはCSテレビのレビューを見て知っては居たのですが詳しい事は知らないのでピックアップしてみたいと思います。
当日の様子を撮影したドライブレコーダーの映像です。R8は映ってないのですが、当日の帰り際にマークXのオフ会が集まっている様子が映ってます。
私が目にしたR8はホワイトボディーカラーにCピラー部分からリヤフェンダーのエアーインテーク部分が黒く塗装されたモデルでした。停車している時の音は静かなのですが、アクセル開度を開くと「ファン!ファン!」(軽量フライホイールに交換した車見たくエンジンの回転が落ちるのがものすごい速い)とすっごいアクセルレスポンスと唸るようなマフラーサウンドを奏でており、一見派手さは無いけどなんか持っている雰囲気を持ち見た目とても全高が低くてアイドリングで停車しているときは静かで動くとGTカーサウンドを奏でる。
R8には2つのグレードがあり、クーペモデルとコンバーチブルであるSpiderモデルが設定されていて、車両価格はアウディー日本代理店販売だと、クーペモデルで19.320.000円~、Spiderモデルで25.120.000円となります。(2015年1月にモデルチェンジされた価格。)
クーペモデルは二種類のパワーユニットが設定されています。一つは4.2リッターV型8気筒DOHCエンジン、最高出力430ps/7900回転、最大トルク43.8kg.m/4500-6000回転を発生。もう一つのパワーユニットは5.2リッターV型10気筒DOHエンジン、最高出力525ps/8000回転、最大トルク54.0kg.m/6500回転を発生。
駆動方式はアウディー自慢のquattro駆動方式(AWD)、トランスミッションはクーペモデルのみ6MTと7速S-tronicの設定があります。
Spiderモデルは1種類のみで、パワートレーンは5.2リッターV型10気筒DOHエンジン、駆動方式quattro、トランスミッション7速S-tronic。
コンバーチブルのルーフトップは自動開閉式で、時速50km/h未満の速度なら開閉を可能としています。
R8は2シーターでステアリング位置は左も右も好みのタイプを選ぶことが出来ます。車両サイズは全長4440mm、全幅1905mm、全高1250mm(Spiderは1245mm)、ホイールベースは2650mm。2シータークーペにしては車両サイズは大きいです。TTクーペの4180×1830×1380mmと比較すると一回り大きい印象。
車両重量は大排気量+AWD駆動方式にも関わらず意外と軽量で、クーペモデルの7速S-Tronicトランスミッションの4.2リッターパワーユニットモデルで1660kg、5.2リッターパワーユニットモデルで1710kg。6MTトランスミッションモデルはそれぞれ20kg軽量となります。Spiderモデルの車両重量は1810kgと剛性補強の為クーペよりも100kg重たくなります。
このクラスになるとスペシャルなボディー剛性と軽量化パーツ及び強化サスペンション&ブレーキ装置が取り入れれています。ブレーキはアウディーウルトラブレーキシステムが採用されウェーブドリルドディスクローターで軽量化される他、ディスクをスチールピンでアルミニウムのロー ターカバーに固定することで、回転部分の重量が約2kgも軽減されているそうです。
5.2リッターパワーユニットを持つパフォーマンススペックとしては、時速0km/h-100km/hまでの加速時間はたったの3.6秒、最高速度は時速314km/hと驚異的。ニュルブルクリンク北コースのタイムは2009年の5.2リッターモデルで7分4秒のタイムを持ちます。List of Nürburgring Nordschleife lap timesより。
4.2リッターのパワーユニットを持つパフォーマンススペックは、時速0km/h-100km/hまでの加速時間は4.3秒、最高速度は時速302km/hとこちらも驚異的。
ショックダンパーには「Audi magnetic ride」が採用されており、スポーツチューニングされたタンパーに磁石のコイルが入ったピストンと磁性流体フルード、磁気に反応するダンパーオイルを使用。ダンパー内に電圧をかけると事で減衰力をコントロール。わずか1,000分の1 秒で瞬時にダンピング特性を変化させることを可能としているそうです。
車両価格が高価ですので富裕層でしか保有する事は出来ませんが、如何にもスーパーカーと言う印象は無く「こいつは走るぞ」と言うオーラを放ち一体どこのメーカーの車なのかよく見るとエンブレムに暴れ牛や跳ね馬は無く、丸い輪っか4つのエンブレムで停車していると静かで走りだすととてつもなく回転が上がる速度に下がる速度が速く圧巻のエキゾーストサウンドを奏でる。エンジンかけると爆音、見た目は如何にもスーパーカーと言う車では無くて、エクステリアは上品且つエレガントで、中身はスーパーカーと言う車をお探しならアウディーのR8はお勧めだと思います。