新型 BMW 3シリーズ 2018年10月4日パリモーターショー初披露
BMWは新型3シリーズをニュルブルクリンクで最終テスト中、2018年10月4日より開催されるパリモーターショーで発表するとの事。
エンジンや車両サイズ等の詳細な情報確認次第追記致します。
新型3シリーズの特徴
次期3シリーズはボディ剛性を大幅に強化、前後の重量を完全に50:50となるよう設計されているそうです。
また現行3シリーズよりも全高を10mm低くワイドトレッド幅化とキャンバー角度を増加させている事に加えサスペンション性能を大幅に向上させていると言う。
写真資料はありませんがBMWによるとサスペンションはMスポーツサスペンションの一部を流用しMスポーツサスペンションよりも剛性の高いベアリングとスタビライザーと硬いバネレートを採用し初の「lift related dampers」と言う部品を3シリーズに装着。
lift related dampersの特徴は凸凹やコーナーリング中に発生する挙動の乱れを丁寧に打ち消しストロークの短いサスペンションの乗り心地と挙動を安定させる
進化したこだわりの足に加え可変スポーツステアリングの見直しも加えられさらに制度の高いコーナーワークを実現。
BMW 3シリーズ 2015年8月日本発売
BMWは2015年5月に発表した新型3シリーズセダンとツーリング(ワゴン)を8月20日に日本国内にても販売を開始しました。新型3シリーズの主なマイナーチェンジ内容は、セダングレードではイカリングを内蔵する丸目4灯ヘッドライトユニットがホンダがS660やNSXで採用する様な角型のヘッドライトユニット4灯とライトの周りのリングが光りキドニーグリルにまで伸びるやや鷹目チックなデザインに変更。フロントグリルとエアロに凹凸がくっきりとしたレーシーなエクステリアに仕上がっています。
3シリーズ パワーユニットの種類
パワートレインは全部で大分類すると4種類が用意されています。基本的にトランスミッションは8速ATですが320iシリーズでは6MTを選ぶことが出来、ステアリングは340i(右/左を選べる仕様)を除き全て右ハンドルです。
320iシリーズのB48B20A型2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力184ps、最大トルク27.5kg,m、駆動方式はFRとxDriveの4WD、トランスミッションは8速ATとFR駆動方式のSportグレードで6MTが設定されます。JC08モード燃費は15.4km/L(8AT)、15.7km/L(6MT)、14.9km/L(xDrive)
320dシリーズのN47D20C型2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力184ps、最大トルク38.7kg.m、駆動方式はFRでトランスミッションは8速ATの設定のみ。JC08モード燃費は19.4km/L。
330iシリーズのB48B20B型2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力252ps、最大トルク37.5kg.m、駆動方式はFRでトランスミッションは8速ATの設定のみ。JC08モード燃費は15.4km/L。
340iシリーズのB58B30A型3.0リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力326ps、最大トルク45.9kg.m、駆動方式はFRでトランスミッションは8速ATの設定のみ。JC08モード燃費は13.5km/L。
JC08モード燃費補足事項、セダンモデルとワゴンモデルのツーリングそれぞれ燃費は共通です。
今回N47D20C型ディーゼルエンジン搭載グレードが存在するのですが、このエンジンの排気触媒には「BMW Blue Performance Technology」が採用されアドブルーを使いディーゼルの排気ガスを綺麗にする、NOx吸蔵還元触媒/DPF(粒子状物質除去フィルター)方式が導入されます。
3シリーズのグレード別価格表
3シリーズ 外観
M・Sportグレードはロアグリル周りがレーシーでキドニーグリルのカバーが細くてエアーインテーク面積がとても広い。
M・Sportグレード以外はモデルチェンジ前のフロントバンパーと殆ど類似するものの、ヘッドライトユニット及びレンズはセダンと同じ六角形LEDが採用されます。ヘッドライト下にメッキガーニッシュが施されるのが前モデルとの違いにもなります。写真はツーリング(ワゴン)です。
こちらがモデルチェンジ前のエクステリアです。
新型のリアエクステリアです。セダングレードはマフラー二本出し、ツーリングはデュアルフィニッシャーデザインを採用します。
ツーリングのリアエクステリアです。ルーフスポイラー以外はテールライトのデザインは同じ。両グレード共流行りのジャーク型アンテナ標準装備です。
3シリーズ 内装
インテリアはシートを中心にホワイト系カラー中心のデザインで、高級車をアピールするエレガントな感じが満載です。
ドライバーが操作しやすい位置に配置されたエアコン及びオーディオスイッチ類にダッシュボード真ん中には8.8インチインフォメーションパネルを標準装備します。
ステアリングの大きさがスポーツカー並みに小さい、シフトノブは8速AT電子制御式なのでショートストローク感覚でシフトチェンジ操作を行えます。
インパネはデジタル式メーターでは無くあえてアナログメーターのみを配置する事で高級車感がよく出ています。
セカンドシートもすごく素敵で清潔感が高い。同乗してもらうゲストに自慢できる車です。
2016 3シリーズ セダン 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4645×1800×1440(mm) *1
- ホイールベース 2810mm
- 駆動方式 FR / 4WD
- トランスミッション 8速AT / 6MT
- トランクルーム 480L *2
*1の全高ですが、M・Sport セダンは1430mm。xDrive駆動方式のセダンは1445mm。ツールングが1460mm。M・Sportツーリングが1450mm。xDrive駆動方式ツーリングが1465mmとなります。
*2、ツーリングのトランクルーム容量は495Lでセカンドシートを倒すと最大1500L。