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180SX 日産スリードアクーペFRスポーツ

86レビンの人気も陰りシビックSi/SiR全盛期の後に確か日産180SX(RS13)なる3ドアクーペFRスポーツが登場したような記憶があるのですが、2014年以降もしも現在この車を選ぶとするならドリフトして遊ぶことを目的としてしか買わないと思います。ただ程度の良い車両はすくないかもしれないのですが、足回りをカスタマイズ(車高調入れ替えしたばかり等)して直ぐに手放した状態の車も多いと思うので峠で遊ぶ事を目的とするなら程度によっては狙い目かもしれません。1.2t前後の重量で軽量ですし峠の下りはめっぽう強いと思います。

日産180SX写真1

180SXの年代別スペック日産で生産販売されていた時期は1989年から1998年12月までとなる様子です。

1989年3月発売モデル

その名の通り総排気量1800ccで直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンを採用。タイプⅠタイプⅡ共通の情報でタイプⅡは当時純正仕様でフロントとリアスポイラーを装備した上位モデルとなります。現状では原型を留めた車種は存在しないので中古購入の際はタイプは気にする必要は無いと思われます。また1990年1月発売モデルのレザーセレクションも殆ど同等のスペックでシートとステアリング類に本皮を使用したモデルとなるのですが、概ね改造されているので(バケットへの交換、パイ数の小さいハンドルへの交換などで)レザーセレクションモデルの意味も余り関係ないと思われます。

エンジン形式CA18DET/直列4気筒DOHC16バルブICターボ

最高出力175馬力/6400回転、最大トルク23kg.m/4000回転。

車両サイズ4540×1690×1290mm(全長×全幅×全高)

タイヤサイズフロント/リア共通205/60R15 89H。ホイールベースは2475mm、トレッド幅フロント1465mm/リア1460mm

車両重量タイプIが1170kg、タイプⅡが1190kg(純正仕様時の重量です)

シフトはAT/5MTモデルが用意されています。その他特筆点としましてはプレリュード(4WS)にも採用されていた後輪が動くシステムHICAS-Ⅱ(タイプⅡ)を採用しています。

180SX初期型タイプⅠ写真

 

 

1991年1月発売モデル

エンジンが2000ccへとボアアップされたエンジンを搭載します。馬力とトルクアップも若干重量増となります。

エンジン形式SR20DET/直列4気筒DOHC16バルブICターボ

最高出力205馬力/6000回転、最大トルク28kg.m/4000回転。

車両サイズ4540×1690×1290mm(全長×全幅×全高)

タイヤサイズフロント/リア共通205/60R15 89H。ホイールベースは2475mm、トレッド幅フロント1465mm/リア1460mm

車両重量タイプI/Ⅱ共1190kg、スーパーハイキャスパッケージは1230kgとなります。(純正仕様時の重量です)

180SX写真3

 

1992年1月発売モデル

2000ccエンジンのまま最上級モデルのタイプⅢが投入されます。タイプⅢはエアロとか足回りが強化ではなくオートエアコンとCDとオーディオが充実したパッケージになりますので中古購入時特に目安とはなりません。

エンジン形式SR20DET/直列4気筒DOHC16バルブICターボ

最高出力205馬力/6000回転、最大トルク28kg.m/4000回転。

車両サイズ4540×1690×1290mm(全長×全幅×全高)

タイヤサイズフロント/リア共通205/60R15 89H。ホイールベースは2475mm、トレッド幅フロント1465mm/リア1460mm

車両重量タイプI/Ⅱ共1190kg、スーパーハイキャスパッケージは1230kgとなります。タイプⅢ1210kg、スーパーハイキャスパッケージは1250kg。(純正仕様時の重量です)

180SX写真4

 

1994年1月発売モデル

グレード名称がタイプⅠ/ⅡからタイプR/タイプXとモデルナンバーの呼び名が変更となり大幅な変更点はありません。タイプXにはエアコンとCDと本皮ステアリング及びシフトノブが採用され、リアスポイラーが実装されるマイナーチェンジとなります。

車両の大きさとエンジンスペックとマニュアルとAT仕様の変更ありません。重量は車両重量タイプR/X共1190kg、スーパーハイキャスパッケージはタイプRが1210kg/タイプXは1230kg

180SX写真5

 

1995年5月発売モデル

タイプR及びタイプX両モデルのマイナーチェンジで新デザインの5本スポークアルミホイールが実装。運転席SRSエアバックが採用されるのですが、中古でこの原型を保っているものは無いと思われますのでここの年式も購入の指標にはならないです。タイヤのインチ数扁平数と幅の変更は無いのですがタイヤの負荷能力が高いものが実装(205/60R15 91H)される様になっております。

180SX写真6

 

1996年1月NISMO特別仕様車

タイプX NISMO特別仕様車です。NISMO製のストラットタワーバーとマフラー及びサイドステップとリアアンダースポイラーを実装。車両重量は1210kg/1230kgと二種類存在するのですがハイキャス有無の違いだと思いますしかなり古い情報ですので実際NISMOのマフラーを実装しているならマフラー重量が軽くなっているはずなのですが細かい点は割り引いて参照ください。申し訳ないです。

180SXNISMO特別仕様

 

1996年8月モデル

ドルフとでビシバシ遊びたい方に最適なNAモデル(ノンターボ)タイプSが登場します。既存のタイプR/Xはマイナーチェンジなのですが全モデル全長が短くなってます。車両サイズ4520×1690×1290mm(全長×全幅×全高)と20mm全長が短くなっております。ホイールベースは変わらず2475mmです。

タイプSエンジン形式SR20DET/直列4気筒DOHC16バルブ(NA)

最大出力140馬力/6400回転、最大トルク18.2kg.m/4000回転。

車両重量は1200kgとなります。NAの特筆としてはレギュラーガソリンで走るのでビシビシ峠をドライブしたい方にはお財布にも優しいものと思います。

180SXタイプS NAモデル

1997年10月モデル

タイプR/Xのスペックは変わらずでマイナーチェンジ仕様となり基本的スペックは歴代のものと同じ。ノンターボ(NA仕様)モデルタイプSに加えてタイプGがリリースされます。

タイプR/Xのエンジンスペック車両重量は変わらずです。

タイプS/Gのエンジン形式はSR20DET/直列4気筒DOHC16バルブ(NA)

最大出力140馬力/6400回転、最大トルク18.2kg.m/4000回転。

車両重量は1200kgまたは1220kg(エアロの有無なのかハイキャスの有無なのか20kg増量となる件は不明)となります。NAの特筆としてはレギュラーガソリンで走るのでビシビシ峠をドライブしたい方にはお財布にも優しいものと思います。

108SXタイプG

 

180SXを買う利点

中古でこの車を買う利点としましては、大量の中古パーツが出回っていると思いますので安くドレスアップする事やカスタマイズする事が出来るので余りお金を掛けられないがスポーツに乗りたいと言う方にはお勧めだと思います。パーツはヤフーオークションにも大量にあると思いますしアップガレージにも大量に中古パーツの在庫あると思います。またタイヤサイズが15インチで205/60と価格が一番リーズナブルなタイヤサイズをチョイスできることを思うとタイヤの事を気にせずドリフトもありかもしれないですよね。

「180SX 日産スリードアクーペFRスポーツ」への2件のフィードバック

  1. 私の近所にも、180SXやシルエイティを所有している方々がいます。もうクラシックカーの領域ですが状態は良く、同じくクラシックカーであるGC8を所有している私としては励みになります。「軽量」はコーナリングや峠道の走破で、最大の武器になりますよね。180SXには及びませんが、やはり軽量のGC8(1270Kg)で実感します。特に下りでは、その強みを痛切します(登りは280馬力あるだけに言うまでもない)。比較的軽量なGDAを所有していたかげまるさんも、「軽車重」の強みはかなり実感されていたのではないでしょうか?

    1. こんにちは(^^)
      山では結構180SXを見かけますので未だ現役スポーツ・カーとしての魅力は非常に高いと思います。GC8もそうなのですが軽量は一番の武器ですよね、GDAに乗っていた時は感じなかったのですがコーナー速度はやっぱり軽量の方が早いです。スバルの営業の方もGDAは軽量が武器ですよとアドバイスしてくれて予算の関係で購入したのですが。しかしGC8はその重量で4WDなんですものねすごいです。(^^)

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