日産INFINITEブランドミドルクラス高級SUV「QX50」に自動運転機能に新開発可変圧縮比ターボエンジンVC-Tエンジンを搭載した新型モデルを2017年1月開催されるデトロイトモーターショー発表。
デザインコンセプトは「キャビン フォワード」と言う筋肉の美しい流れをイメージ。現行型QX50よりもグリルの角度が無くなり補足切れ長な鷹の目の様なヘッドライトデザインが採用されSUVらしく仕上がり高級感がアップグレード。
世界初となる可変圧縮比ターボエンジン「VC-T」。2.0L直列4気筒ターボエンジンで圧縮比を8:1~14:1までシームレスに変更する事を可能とし、最高出力は270ps 最大トルク93.8kg.mを発生。
2015年4月発表記事
日産が2015年4月にニューヨーク国際モーターショーにて発表したラグジュアリーSUV「インフィニティ QX50」は、次の日産スカイラインクロスオーバーとして発売を予定しています。
次期新型はVモーショングリルでは無くて、インフィニティーエクステリアとなるのでダブルアーチグリルとなりエンブレムもパックマンの口が下を向いたようなインフィニティーエンブレムがフロントグリルのメッシュカバーの真ん中とリアのトランクガーニッシュの上に取り付けられます。シルバーカラーのフロントアンダーに取り付けられているスキッドプレートがクロスカントリーらしさを引き出し、サイドからリアに流れるような控えめではあるのものデュアルウェーブラインが施されています。
新型Q50は左、右は現行型スカイラインクロスオーバーです。現行V37スカイラインと同じフロントエクステリアに切り替わるだけなので全体的な違和感は無いと思います。
現行モデルは地上最低高165mmとなるのですが新型QX50はFRモデルが+10mmの地上最低高175mm、4WDモデルが+20mmのち上最低高185mmとなります。車両サイズも全長が+114mmの4749mmでホイールベースも+81mmの2881mmとされ、車内の後部座席の空間が広くなります。
リアデザインも大きな変更は無いもののリアのスキッドプレートが大型化になりリアバンパーのウインカーランプ+リフレクターが大きなデザインを採用しています。
ヘッドライトは2灯でロービーム/ハイビームに分かれていてプロジェクターレンズ+HIDが採用され、フロントライティングシステムと言うドライバーが見た方向を車の向いている方向を自動判別してライトを照らしてくれるシステムを装備します。
マフラーは二本出しもリアバンパー一体型風スキッドプレートにマフラーフィニッシャーが埋め込まれる形のデザインを採用。
インテリアは清潔感の高いモダンで落ち着くデザインでAVパネルはウッド調のデザインが採用されています。またオプションとなると思われるのですが「音声認識システム」の導入も図られていて、ナビゲーションに運転中音声で問い合わせをする事で欲しい情報をナビゲーション画面に表示させる事が出来ます。この辺はスマートフォンの音声認識機能iPhoneの「siri」とAndroidの「Google Now」でも代替出来るのでどちらが優れているのか気になるところであります。
その他、安全面ではインテリジェントブレーキアシストを含めるレーダー自動ブレーキサポートに車線逸脱防止及び、前方の車両を認識して自動的に速度をコントロールし一定の車間距離を保ったまま走行する事が出来るインテリジェントクルーズコントロールを搭載する事も出来るとの事。
新型 スカイラインクロスオーバー 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4749×1800×1590(mm)
- ホイールベース 2881mm
- 地上最低高 175mm(2WD) 185mm(4WD)
- 3.7リッターV型6気筒DOCHエンジン
- 排気量 3696cc
- 最大出力 243kW(330ps)/7000回転
- 最大トルク 361Nm(36.8kg.m)/5200回転
- 駆動方式 2WD / 4WD
- トランスミッション 7M-ATx
- 使用燃料 無鉛プレミアムハイオクガソリン