2017年3月ジュネーブ・モーターショー世界初公開された三菱自走車独自開発最後のSUVエクリプス クロスは10月25日東京モーターショー発表。発売日は2018年3月1日。
エクリプスクロスの市販車仕様変更
エクリプスクロスは2.2Lディーゼルエンジンを搭載し発売の予定だったのが1.5Lガソリンターボエンジン搭載へと仕様変更。発売は2018年3月の予定。
エクリプス クロス 特徴 S-AWCが更によくなっている
エクリプスクロスの特徴はスタイリッシュなデザイン性はもちろん、ランサーエボリューションで培った三菱が開発した四輪駆動システムS-AWCを装備する点。
ソーシャルネットワークに試乗された感想が多数掲載されており、エクリプスクロスのラフロード走破性はもちろん、オンロードの旋回性能もさらに良くなっていると言う。
三菱のS-AWCは車種別に最適化されていて、エクリプスクロスに装備されるS-AWCはデリカD:5と同じタイプで「自動 / グラベル(未舗装) / スノー」の3つのモードを備え、アクティブヨーコントロール(AYC)ブレーキコントロールを採用する。
デリカD:5以外の車種に搭載されるS-AWCの内容。ランサーエボリューションは2015年に販売終了している。
エクリプスクロスのS-AWCはパジェロ・デリカD:5同様45度登坂能力を持つ。
エクリプスクロスのS-AWC切り替えスイッチ、デフロックスイッチは見当たらない。三菱の四輪駆動は優れたラフロード走破能力に加え素早くコーナーリングできるAYC等ドライバーの評判は高い。
地上最低高は190mm、アプローチアングルとデパーチャーアングルが大きのも特徴でオフロード走行も楽しめる。
エンジンラインナップは「2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジン」と「1.5リッター直噴ターボエンジン」の2種類。
2.2リッターディーゼルターボはデリカD:5と同じエンジン改良型でトランスミッションにはパジェロスポーツと同じ8速ATを組み合わせ走行パフォーマンスと低燃費を両立。
車両サイズは全長4405 × 全幅1805 × 全高1685mm ホイールベース2670mm。トヨタの人気SUV「C-HR(全長4360×全幅1795×全高1565mm)」より一回り大きい車格。
エクリプスクロス販売と発売日
エクリプスクロスの発売日は2018年3月ですが、2月ごろから予約販売可能だと思われます。
ソーシャルネットワーク上に日本国内向けエクリプス・クロスのグレードと設定価格情報が掲載されていました。確定情報ではないかもしれないのでご参考までに。
- エクリプスクロス M 2,532,000円(FF) / 2,748,600円(4WD)
- エクリプスクロス G 2,706,000円(FF) / 2,922,000円(4WD)
- エクリプスクロス Gプラスパッケージ 2,879,000円(FF) / 3,095,000円(4WD)
エクリプスクロスの販売価格はイギリスでは以下の価格設定(日本円参考価格は2017年11月時点のものです)
エクリプスクロス 2 販売価格と仕様
駆動方式FF マニュアルトランスミッション 販売価格 £21,275.00 / 日本円で約3,223,485円
仕様内容
バックカメラ
スマートフォンディスプレイ・オーディオ タッチパッドコントローラ
オートマチックハイビームアシスト
エクリプスクロス 3 販売価格と仕様
駆動方式FF マニュアルトランスミッション 販売価格 £22,575.00 / 日本円で約3,420,455円
駆動方式FF ATトランスミッション 販売価格 £23,850.00 / 日本円で約3,613,636円
駆動方式4WD ATトランスミッション 販売価格 £25,350.00 / 日本円で約3,840,909円
仕様内容はエクリプスクロス2に加え
ヘッドアップディスプレイ
フロント&リアパーキングセンサー
18インチブラック/シルバー合ホイール
フロントシートヒーター
デュアルゾーンエアコン
加熱式、折畳み式ドアミラー
ヘッドアップディスプレイはウィンドウに車速情報等を映し出す流行りのインテリア。
エクリプスクロス 4 販売価格と仕様
駆動方式4WD ATトランスミッション 販売価格 £27,900.00 / 日本円で約4,227,273円
駆動方式FF マニュアルトランスミッション 販売価格 £24,975.00 / 日本円で約3,784,091円
仕様内容はエクリプスクロス3に加え
パワーパノラマサンルーフ
Rockford Fosgateプレミアムスピーカーシステム
360°車庫入れ支援カメラ
車線変更支援システム(ブラインドスポットアラート)
リアクロストラフィックアラート(リバース時に後ろに障害物があると警告してくれるレーダーシステム)
脇見警告
ROCKFORD FOSGATE SOUND SYSTEMの構成は高出力アンプに加え1ウーハーと4ツイーターと7スピーカーの大迫力カーステレオシステム。
エクリプスクロス First Edition 販売価格と仕様
駆動方式4WD ATトランスミッション 販売価格 £29,750.00 / 日本円で約4,507,576円
駆動方式FF マニュアルトランスミッション 販売価格 £26,825.00 / 日本円で約4,064,394円
仕様内容はエクリプスクロス4に加え
プレミアムレッドダイヤモンドペイント
レッドトリムファストモデルマットセット
レッドアクセントラインのフロント、リア、サイドのスタイリングキット
初期型FirstEditionオーナメント
シルバーフロントバンパースタイリングエレメント
シルバーリアバンパースタイリングエレメント
外観デザイン
ダイナミックシールドデザインが採用されているもののアウトランダーとはまた少し違った顔つきでシンプルでスポーティーな感じのデザイン。
サイドもスタイリッシュだけどノーズが結構長い。運転する時にフロントバンパーの感覚がわかりにくいかもしれない。
サイドはルーフがCピラーに掛けて低く見せるデザインが採用されている。実際にルーフは低くなっていないのでクーペの用にセカンドシートのルーフトップが低いと言う事はないと思われる。
リヤ側もいい感じでリヤゲートの一部が透けてリヤウィングにも見えるようなデザインが取り入れられている。スキッドプレートもWデザインが採用されていて斬新。
グラストップルーフ。C-RXも取り入れられていた事があるのですが開放感はあるが重たいし夏場は熱いと余り評判はよくない。
ポジションランプ点灯時の写真。リヤコンビネーションランプがかっこいい。ヘッドライトのLEDイルミネーションランプも青白っぽい感じで非常に綺麗。
内装
エクリプスクロスの公開されている内装デザインは海外向けのものなので日本仕様は変更があるかもしれない。
センターレイアウトのマルチファンクションモニター。ちょうどインパネのメーター類の横にあるので目線を移動するだけで見られるので使い勝手が良さそう。
運転席で少しきになるのはタコメーターが4000回転からレッドゾーンになっている点。ディーゼルエンジン+8速ATなので回転数を上げて走る必要性は無いことはわかるのだけどもうちょっと回っても良さそう。
エクリプス クロス エボリューション 発売
三菱自動車最後の独自開発車にエボリューションモデルを発売。マニュアルでは無くCVTトランスミッションだが、ランサーエボリューション譲りのいかついフロントフェイスにスタイリッシュなエアロパーツを装着。
エンジンは1.5L直列4気筒ターボエンジン 最高出力180ps 最大トルク23.0kgf.m。予想販売価格380万円。
エクリプスクロス 主要諸元
- 全長x全幅x全高 4405×1805×1685mm
- ホイールベース 2670mm
- エンジン 1.5直噴ターボエンジン
- 駆動方式 S-AWC 電子制御式4WD
- トランスミッション CVT