マツダは2017年9月12日から開催しているフランクフルトモーターショーに人気SUV「CX-5」と新開発気筒休止エンジンSKYACTIV-Gエンジンを発表。
CX-5 2018年 モデルチェンジ情報
次期CX-5はSKYACTIV2技術の導入とフランクフルトモーターショーで発表した気筒休止エンジンとコーナーリングをよりスムーズに曲る事をアシストする自動荷重移動システム「G-ベクタリングコントロール」を搭載し2018年8月頃モデルチェンジ。
新しい2.5リッターSKYACTIV-G気筒休止エンジンは、一定の速度で走行時に4気筒中2気筒を停止させるシステムを持ち時速80km/L走行時従来のSKYACTIV-Gエンジンよりも20%燃費が向上。
ハイパワー「SKYACTIV-G 2.5T」2.5リッター直噴ガソリンターボエンジンの搭載は期待薄。
次期CX-5はRX-Visionデザインが採用され、超かっこよく生まれ変わる。
カースクープ掲載の予想写真。スタイリッシュなエアロバンパーとサイドのキャラクターラインがフロントフェンダーからノーズまでラインが続く綺麗なデザイン。
エクステリアはこの春北米で発売されるCX-4に取り入れられるデザインコンセプト「KOERU」が採用され、さらに存在感の高いSUVデザインに仕上がりそうです。
フロントグリルのメッキトリムが太くヘッドライトまで伸び、LEDシグネチャーウィングイルミネーションデザインの変更とフォグランプ周りのデザイン変更が加わると予想される。
CX-5 2017モデル。グリルトリムの凹凸が強調されヘッドライトレンスは細い目をしている。
リヤコンビネーションランプとバンパー左右のリフレクターも細長いデザインに変更。ルーフスポイラー&シャークフィンアンテナは同じ。
こちらがCX-9です。フロントデザインはグリルは流行りの立体的なエアロにロングノーズと言うのでしょうかスバルもこのデザインが多様されています。
メッキパーツが多用されていて上質感も高くスタイリッシュ。ヘッドライトレンスは小さいデザインのものが採用されているもののシグネチャーウイングが取り入れられている。
リヤ側のエクステリアは余り大きな変更は加えられないと思うのですがコンビネーションランプはフロントヘッドライトデザインに併せた細いレンズのデザインのものに切り替わる。全体的にエッジの効いたフォルムとなり現行の見た目5ドアハッチバックからややスポーツワゴンの様なデザインとなるかも知れないですよね。
次期モデルの車両サイズは現行モデルよりも全長が少し大きくなりそう、予想は全長4560x全幅1840x全高1700mm。
パワーユニットのラインナップは現行の2.0リッター自然吸気式ガソリンエンジンと2.2リッターディーゼルターボに加えて新しい2.5リッターターガソリンボエンジン(SKYACTIV-G 2.5T)、最高出力230ps/5000回転、42.8kg.m/2000回転を発生、駆動方式はFF/4WD、トランスミッションは6AT。
インテリアはBluetooth接続によるスマートフォンと連携可能な7インチのタッチスクリーン液晶がダッシュボード上にむき出し取り付けでは無くオーディオパネル内取り付けに切り替わる可能性あるとの事。ステアリングもDシェイプ型の採用やスポーティーなフロアシフトの採用も期待したい。
安全面ではグレード別で自動ブレーキレーダーサポート含む総合安全運転アシスト機能を持つ「i-ACTIVSENSE」を装備可能。
ミリ波レーダーとカメラによる対車両衝突防止軽減自動ブレーキ(FOW)の他にオートハイビームロービーム(HBC)、夜間進行方向を自動的に照射するヘッドライト(AFS)、高速道路走行中接近車両を知らせる(RVM)、脇見運転居眠り運転を予防する車線逸脱感知システム(LDWS)。その他先行車の速度に併せて追随クルーズコントロールしてくれる(MRCC)からの構成となります。今の所対歩行者のレーダーブレーキアシストはマツダからはリリースされていないので是非歩行者にも対応した自動ブレーキアシストの装備も期待したいです。
SKYACTIV・GEN2採用の可能性も
ガソリンとディーゼルエンジンで開発されているSKYACTIV・GEN2の一部が採用される可能性も。
圧縮比率を高め希薄燃焼を高度に組み合わせた高度な技術を用いて、燃費の向上と高出力を実現。
SKYACTIV GEN2の採用による全社平均燃費の目標値 マツダより。
2017年8月マイナーチェンジ
CX-5の主な改良内容は安全アシスト機能の向上、先進ライトと車線逸脱警報システムに加え人気のブラインドスポットモニタリングにリヤクロストラフィックアラートも標準装備しました。
ブラインドスポットモニタリングとリヤクロストラフィックアラート機能は、CX-5の後方の四角に車両が接近するとドアミラーに警告アラートを表示する機能。より安全に車線変更や車庫入れや車庫出し可能に。
北米仕様のCX-5インテリアデザイン。センターコンソールの幅が広くゆったりとした室内。
フロアコンソールを現行型よりも高くレイアウトされておりフロアシフ位置が60mm高くなりシフト操作性がアップ。
主な改良内容
外観と内装デザインの変更と質感の向上。話題のコーナーリングアシストシステム「G-ベクタリング コントロール」の装備。
マツダの新しい技術「HCCI」と言う燃焼方式の採用は不明。
2017 CX-5 主要諸元
- 全長x全幅x全高 4545x1690x1840(mm)
- ホイールベース 2700mm
- トランスミッション 6AT
- 駆動方式 FF / 4WD
エンジンラインナップ
出力スペックは現行CX-5のものです。2.2リッターディーゼルターボエンジンは尿素を使う触媒へと変更となる為若干出力特性が異なる可能性があります。
- エンジン 2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力 155ps
- 最大トルク 20.0kg.m
- エンジン 2.5リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力 184ps
- 最大トルク 25.0kg.m
- エンジン 2.2リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力 175ps
- 最大トルク 42.8kg.m
かげまるさんこんにちは!
ついにマツダさんからもガソリンターボのSUVが発売されるのですね!
CX-5のディーゼルターボも、分厚いトルクのおかげでかなり加速が良いと言われていましたが、その反面、フォレスターSJ型のXTと比較されてしまうこともしばしばあり、結局のところフォレスターには勝てないんだ、という風な書き込みをネットの掲示板等でよく見かけます。
燃費と低速トルクの扱いやすさを重視したマツダのディーゼルターボと、高回転での走行も視野に入れて開発されたスバルのFA20ターボとでは、本来比較対象ではないのですが、やはりSUV業界全体から見るとこの二台は対抗馬として位置づけされる機会も多いため、マツダさんも気になっていたところなのではと推測します。
なので、今回マツダさんがガソリンターボのSUVを発売したのも、少からずフォレスターの影響を受けてのものなのではないかと考えています。
なので今回フォレスターやカイエン等のような「速いSUV」という、というカテゴリーの中に新たに次期CX-5が参入することで、どのような感じで競争が起こっていくのか、というのがとても楽しみです。
マツダさんの直列型ガソリンターボエンジンといえば、以前スピードアクセラやスピードアテンザなどが、ありましたし、これもかなり速かったです。これらのエンジンは2.3リッターのターボでしたが、今回は2.5リッターターボということで、SUVらしいトルクの太さと高回転域での粘り強さを発揮してくれるかなり良いエンジンなんだろうと確信しています。
如何せん、私自身がフォレスター大好きなため、今回新たにライバルが現れてくれるというのは、とても嬉しいです。
そのうち、アテンザに同型の2.5リッターガソリンターボエンジンを搭載して、WRX S4の対抗馬的な車が登場してくれれば、もっと自動車業界が賑わっていくのになと考えている次第です。
自動車市場全体としては、ハイブリッドカーがどんどん勢力を高めていっていますが、業界の隅っこの方でもいいので、今回のようなスポーツ志向の車の競争が存続していけばいいなと思いました٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪
まだ確定はしていないのですが、2.5ターボ濃厚という事です。フォレスターの他にも選択肢ができるのは良いことですよね。
自動車業界全体的に大排気量を避ける流れになっているのですが、マツダが2.5ターボ搭載モデルをリリースする事で大排気量が流行る流れになる事を願ってます。
CX9も日本発売ができるようにお願いいたします。