日本逆輸入モデルでイギリスのトヨタモーターマニュファクトリー社のバーナストン工場で生産されている「アベンシス」が2016年5月18日一部改良が発表されました。大きな変更は無くXiグレードのアルミホイールデザインを切削加工を施した16インチアルミホイールへ変更。
販売価格
Xiグレード 2,749,091円。
Liグレード 2,983,745円
2015年10月フルモデルチェンジ
トヨタのハイブリッドカーSAIのガソリン車ステーションワゴンモデルである「アベンシス」が2015年10月5日エクステリアに大幅な変更が加えられフルモデルチェンジされます。大きな特徴としては、トヨタのフロントフェイスブランドである「キーンルック」デザインが採用されています。新型のプリウスやSAIとフロントフェイスは似ているのですが、マツダ車の様にそのまま部品共有化したものではなく各モデルにオリジナリティーをもたせたキーンルックデザインが取り入れられています。特に新型アベンシスではヘッドライトユニットが大型ブーメランタイプが採用され、大きな1灯タイプのプロジェクターレンズむき出しとなりヘッドライトレンズに沿ってLEDデイライトランプが施されています。
現行T270型と比較すると、ノーズの先端がより突き出した感じでアッパーグリルにはエアーインテークが少なくロアグリルが大きな口が開いている様なデザインが取り入れられています。ライセンスプレート取り付け場所のバンパーがブラックカラーリングされていたりフォグライトにはブラックカラーのガーニッシュが施されていたりとぱっと見のインパクトが高いです。
ヘッドライトの下にウォッシャーが装備されます。雪国の方にはありがたい装備です(HIDやLEDラインプだと付着した雪が溶けないそうです)。アベンシスのヘッドライトはハイビームとロービームを兼ねる1灯タイプのLEDヘッドライトが採用されます。
今回の新型アベンシスも生産は英国拠点で海外ではステーションワゴンとセダングレードが用意されるのですが、日本ではステーションワゴンのみの販売となるそうです。
パワートレーンは日本向は2.0リッター直列4気筒DOHCエンジンで駆動方式はFF、トランスミッションはCVTとなります。ヨーロッパ向けモデルは主に2.0リッターディーゼルターボエンジン「D-4D」、EURO6排気ガス規制をクリアし最高出力145ps、最大トルク32.6kg.mを発生するパワーユニットを搭載します。日本ではAdBlueを使うSCR触媒対応では無いとディーゼルの排気ガス規制をクリア出来ないのでアベンシスのディーゼルターボの販売は難しい。
サイド側のエクステリアは大きな変更は無くサイドモール下のプレスラインのデザインも現行モデルと余り変更が加えられていない。
テールゲート上のアンテナはショートタイプからシャーク型とリアのコンビネーションプのデザインが変更されています。
マフラーフィニッシャーが下を向いているのでドルフィンタイプのフィニッシャーだと思ったのですが、ただ単に下に向けられているだけの様です。フィニッシャーがドルフィンなら嬉しかったのにですよね。
インテリアです、ステーションワゴンなのに深いホールド性のあるシートが採用されています。ステアリングも比較的小さくスポーツワゴンの様なインテリアを持ちます。
二眼レイアウトのインパネと真ん中に4.2インチ液晶が装着されます。オプションで装備できる「セーフティーセンスC」関連の情報がインパネの4.2インチに表示されるものと思われます。トランスミッションはフロアシフトMTの様ですが日本国内では「セーフティーセンスC」は必ずCVTでなければならない側面を持つのでMTの設定は難しい。
全体的なインテリアのデザインは余り現行モデルから大きな変更点は無い模様。Aピラーの位置も変わらない。
2015 アベンシス 予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4820×1810×1480(mm)
- ホイールベース 2700mm
- 2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最大出力 112kW(152ps)/6200回転
- 最大トルク 196Nm(20.0kg.m)/4000回転
- 駆動方式 FF
- トランスミッション CVT