ダイハツ 新型

ミラTR-XX 通称ミラターボ 20世紀を代表する当時軽四人気ナンバーワンモデル2019年復活

ミラTR-XX 2019年 復活へ向けて現在開発中

2016年9月にムーヴキャンバス発売の以来斬新な自動車をリリースしていないダイハツはビッグネーム「ミラTR-XX」を2019年復活に向け現在開発中、ライバルはもちろんスズキアルトワークス。

エンジンはもちろん0.66リッター直列3気筒ターボ KF型エンジン中間トルクを太く専用セッティングしたものを搭載。

最高出力64ps(自主規制上限出力) 最大トルク9.4kg.m。

トランスミッションはCVT5速マニュアルの二種類が設定される可能性が高いと言う。

新型ミラTR-XX予想車両サイズ 全長3395 x 全幅1475 x 全高1500(mm) ホイールベース2455mm。

新型ミラTR-XXはスポーティなエアロの他にブレーキ周りとサスペンション&剛性強化が施されそのままサーキット走行も楽しめる仕様。

新型 ミラTR-XX 予想諸元表

  • 全長x全幅x全高 3395x1475x1500(mm)
  • 0.66リッター直列3気筒ターボ KF型
  • 最高出力 64ps/6400回転
  • 最大トルク 9.4kg.m/3200回転
  • 駆動方式 FF
  • トランスミッション 5MT
  • 予想販売価格 150万円

PROVILEからトコットベース TR-XX アバンツァートR発売

兵庫県の(株)プロバイル自動車販売会社より、ダイハツミラトコットベース0.66Lターボエンジン+5MT仕様にカスタムした「TR-XX アバンツァートR」を2019年5月受注開始

早ければ年内納車を予定しているとの事。

写真「http://www.provile.co.jp」より

PROVILE 発売 TR-XX アバンツァートR 販売価格

ミラ・トコットベースの「TR-XX アバンツァートR」は3種類グレードが用意されていて販売価格はそれぞれ次の通り。

  • KF
    • 2WD 225万円~
    • 4WD 237万円~
  • JB
    • 2WD 250万円~
    • 4WD 262万円~
  • K3
    • 2WD 258万円~
    • 4WD 270万円~

ミラターボが登場した年代

ミラwikiによるとミラターボ初期型が登場したのは1985年ですが当時は排気量は550ccでした。この後軽自動車の規格の法律が変更となり660ccへとボアアップされたモデルが登場する事になります。そこからミラターボ伝説が始まるわけです。

ミラターボ初期型

 

660ccへボアアップされたモデルが登場したのは1990年3月で、先輩の一人がミラターボを新車で買うと言って大阪中のダイハツのディーラショップ回ったことを思い出します。どこのお店でも人気車種なので割引が殆ど無く良くて5万円前後の割引しか引き出せませんでした。グレードはTR-XXベース車両に加えてキャブレターモデルとインジェクションモデルに別れて販売されてました。車重はベース車両650kg(グレードによって加重はあります。)とライトウェイト仕様です。基本仕様は3ドア4人乗りで駆動方式はFFとなりAT/5MTモデルの取り揃えが有ります。エンジンスペックは次の通りです。その他の詳しい資料に付きましてはGooのミラTR-XXカタログスペックが参考になります。

660ccミラターボ写真

EFI(インジェクション)モデル キャブレターモデル
エンジン形式 EF-JL EF-XL
エンジンタイプ 水冷直列3気筒SOHCターボ
燃料供給装置 EFI キャブレター
排気量 排気量660cc(659cc)
最大馬力 64馬力/7500回転 61馬力/7500回転
最大トルク 9.4kg.m/4000回転 8.6kg.m/4000回転
内径×行程 68.0x60.5mm
圧縮比 8.0 8.3
ガソリンタイプ 無鉛レギュラーガソリン仕様
タンク容量 32リットル

ミラターボを買うとしたら

最終モデル1997年5月発売モデルでも2014年現在で既に17年落ちになってしまうのですが大丈夫だと思いますので紹介してみたいと思います。販売されるグレードは3種類で3ドア4人乗りベースとなり、5MTと4ATミッション別で駆動方式FFと4WDモデルがあります。車両型式はE-L500Sです。

ミラターボE-L500S写真

アバンツァート アバンツァートR アバンツァートR4
サイズ全長×全幅×全高 3295×1395×1430mm 3295×1395×1455mm
室内全長×全幅×全高 1710×1205×1175mm
ホイールベース 2300mm
フロントトレッド幅 1225mm
リアトレッド幅 1210mm 1205mm
駆動方式 FF(前輪駆動) 4WD(4輪駆動)
重量 700kg/5MT 710kg/4AT 740kg/5MT 750kg/4AT
エンジン型式 EF-RL
エンジンタイプ 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
燃料供給装置 EFI(インジェクション)
排気量 660cc(659cc)
最大馬力 64ps/6800回転 64ps/7500回転
最大トルク 10.7kg.m/4000回転 10.2kg.m/4000回転
内径×行程 68.0x60.5mm 61.0x56.4mm
圧縮比 8.5 8.7
ガソリンタイプ 無鉛レギュラーガソリン仕様
燃料タンク容量 32L 30L
10モード/10・15モード燃費 21.0km/L(5MT) 17.0km/L(4AT) 19.4km/L(5MT) 16.0km/L(4AT) 18.2km/L(5MT) 15.2km/L(4AT)
ブレーキシステム フロント/リア ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング ベンチレーテッドディスク/ディスク ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング
サスペンション フロント/リア ストラット式/セミトレーリングアーム式
タイヤサイズ 155/60R13 70H 155/65R13 73H

中古市場を見るとやはり14年落ちとなると10万円前後と低予算で購入できる形になっておりますので、ワインディング目的以外ならMTの練習や車庫入れ縦列駐車の練習様にも最適かもしれません。ある程度練習してから新車を買えばぶつけること無く新車を楽しく気兼ねなしにドライブできるようになりますし。

アバンツァートフロントグリルの写真

アバンツァートフロントグリル

 

サイドの写真、リアスポイラー付きの物が結構見栄えしてかっこいいです。

アバンツァートサイドの写真

テールの写真です。テールデザインはちょっと時代を感じさせる感じです。ぶっといマフラーを付けて圧倒するのも良いかもしれないですよね。

アバンツァートテールの写真

 

運転席インパネ周りです。ハンドルがちょっと大きいですが運転の練習ならこれくらいが丁度良いと思います。メーター類は左が燃料計と水温計、真ん中はスピードメーター、右がタコメーターです。レッドゾーンは8000回転からになる様子。

 

アバンツァートテール運転席とインパネ

 

シートはホールド感の低い昔の軽四輪に採用されるシートです。通常の運転では悪くはないのですがこれでワインディングを走るにはドライブポジションがずれるので余り良くないです。

 

アバンツァート運転席シート

 

最後にトランクルームです。後席を倒しこむことが出来軽四輪でもかなりの大きな荷物を収納することが出来ます。

 

アバンツァートテールのトランクルーム

 

中古ミラターボは買か?

一応ターボ車なのでブローオフバルブやバックタービン音等を楽しめる要素を持ってます。中古ならかなり安くそれらのパーツも手に入るのですが何分古いのでもし本気で購入をお考えなら(車に詳しい方に付いて行ってもらったほうが望ましいです。)走行距離とタイミングベルトと後は最低ブレーキの効きと後はクラッチが滑ってないか等を確認して買ったほうがベストです。全部大丈夫なら問題無いですがブレーキ周りクラッチまわり等の交換となると数十万単位かかってしまいます。

660ccミラターボ写真2

ミラターボ ほんとに速いの?

1990年台ダイハツを超有名にした軽四ミラターボに付いて書きたいと思います。この頃ダイハツと言えば商用車のイメージしかなかったのですがこのミラターボで若者に絶大な人気の車メーカーとなり平成に入りMOVE等の人気ワゴンスポーツ的な車をリリースしそれもまた大ヒットの軽四となった経緯を持ちます。

アルトワークスの記事にも書きましたが軽四輪の方がコーナー速度が圧倒的に上なので、状態の良いミラターボなら十二分に道路状況にもよりまずがワインディングを選べば最速を目指すことが出来ます。どこかの知恵袋にエボとミラターボどっちが早いか訪ねてましたが(回答者はエボと言ってましたが間違いです。)ワインディングの下りで時速100km出せない道路ならアルトワークスとミラターボが最速です。ブレーキング、コーナー速度、100kmまでの立ち上がりなら両者の方が上です。

ただ、今からミラターボを買うとなるとまた話は別で中古でも最終販売された年代が1997年5月となるので、軽四輪で10年以上落ちの車でワインディングを走行目的に買うのは変な話命取りになりかねないので個人的には参考程度に見てもらいたいと願う次第です。余りにも古いとブレーキやショックそれにクラッチまわりもやり替える必要があるので実質中古価格よりも大幅なコストが掛かりますし。

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