クラウン 3.5Lハイブリッド 2018年6月~
GWS204型オーナーのお友達が2018年6月にフルモデルチェンジを遂げた新型クラウンGWS224型「G-エグゼクティブ」グレードを即注文、2018年8月1日に納車したので早速試乗させて頂きました。
GWS224型クラウンはクーペの様な外観
キープコンセプトだが、エッジのきいたヘッドライトにCピラーにかけてルーフが低く落ち込んでいるクーペの様な外観をしている。
全高はGWS204型の1470mmよりも15mm低い1455mmだが、全体的に低く見えどちらかと言うとスポーツセダン寄りの外観です。
真後ろから見るとルーフトップ全体が見える。
アクセルを踏んだ時の第一印象 重量によるダウンフォースがすごい?
今度のクラウンのモーターパワーは180psものパワーと30.6kgmものトルクがあるのでアクセルを踏むとどっかんと加速する印象があったのですが
車重が1900kgもあるのでクラウンハイブリッドは軽めにアクセルを踏むとびくともしない印象。
アクセル割とを踏み込むことで軽やかな発進スタートとなる感じでした。
運転はとてもしやすい
納車日に試乗させて頂いたので、ぶつけたりしたら大変だと言うことでド緊張してたのですが
全幅1800mもあるけどすごいノーズと車幅感覚がわかりやすくとても運転しやすかったです。
乗り心地は最高
一体どんなサスペンションセッティング仕様なのか不明だけど
サスペンションはしっかりしていて乗り心地が良いという仕上がりです。
乗り心地は最高です。凸凹道をそこそこの速度で走っても不快な振動は皆無、ややふわふわカンはあるけど居心地の良いふわふわした感じです(車酔いするふわふわでは無い)。
第七岸壁の裏側の凸凹の道路をクラウンで走った動画です。
ウェラブルカメラが結構左右に揺れているけど突き上げは皆無でした。
https://www.facebook.com/gdbgvbvab/videos/2018014921812990/?t=0
ふわふわだけどロールが少なくてサスペンションはやや硬め
心地いいふわふわとした乗り心地だけど、カーブではロールが異様に少なくサスペンションはしっかりと粘ってくれる。
https://www.facebook.com/gdbgvbvab/videos/2018017101812772/?t=0
バックする時は車を真上から見た360度ビュートとバックカメラでアシスト
ATレバーをリバース「R」にシフトチェンジするとダッシュボードセンターに取り付けされているナビ画面に車を真上から見た360度ビューとバックカメラの映像に切り替わる。
長くバックするには向いていないが、駐車場では大助かりです。
右側のドアミラーが自動的に下方向に動いて、右側バンパーの後ろを見やすくしてくれる。
狭い道ではセンサーが障害物を検知して知らせてくれる機能を搭載
狭い道路や車庫入れの際にクラウンに搭載されているセンサーが障害物を検知すると
「右側方です」や「左側方です」等、女性の声でアラート音を流してくれ同時に車を360度上から見たカメラに切り替えてくれる。
https://www.facebook.com/gdbgvbvab/videos/2018044391810043/?t=1
GWS224型クラウン3.5Lハイブリッドの加速力はGWS204型以上
夜の試乗だったので内装はレビューできなかったです。今度昼間にまた色々見せて頂くことができるので内装の写真や動画を撮影させて頂き次第更新致します。
さて、気になるのがGWS224型の加速能力ですが
今度のクラウン3.5Lハイブリッドの加速力はエグいです。
オーナー様運転で横に乗っている時に少しアクセルをベタ踏みしてもらうと、ホイールスピンして(制御でスピンはすぐに止まるが)あっという間に時速100km/hに達する。
インテリジェントモードでこの加速力なので
WRXでは考えられないくらいの速さです(0-100加速力は完璧にWRXは負けている)。
GWS204型も速かったけど、GWS224型はそれを凌ぐ速さです。
0-60km/h加速を試させて頂いた動画です。
シートに食い込むと言う次元では無くて、クラウンハイブリッド加速を言葉で表現するとジェットコースターで落下しているような印象です。
https://www.facebook.com/gdbgvbvab/videos/2018056081808874/?t=1
クラウン 3.5Lハイブリッド GWS204型 2008年ー2010年
激速クラウンに2016年3月23日に試乗させて頂きました。激速クラウンハイブリッドの形式は「GWS204」、発売時期は2008年から2010年。パワートレーンは3.5リッターV型6気筒エンジン+モーター、駆動方式はFR、トランスミッションは電気式無段変速機。
GWS204型に乗った感想
まず乗用車の王様クラウンなのでインテリアは超豪華。ディーラーオプションですがリバースにギアを入れるとリヤウィンドウのサンシェードが自動的に降りる等、高級セダンを買ったことが無いのでまずそれに感動します。
シートは高級な応接間にあるようなゴージャスな革シートで、乗車するとなんだか自分がどこかの会社の重役の様な気分になります。
噂の加速力はどんなもんなの?
クラウンハイブリッドのオーナー(かなりセレブな人です)からずっと聞かされてましたが、ありえない加速力を持つと常日頃聞いてました。実際に私も乗って加速力を体験してみると私も「なんだこれわ!」と笑いが止まらなくなる程の加速力を体験させて頂いた次第です。
例えて言うと、ジェットコースターの一番高い場所から落下する場面がありますよね、あの感覚がずっとリミッター上限の190km/hまで続きます(公道で出しては行けません。)。
何がどう速いのかと言うと全部です。トラクションコントローラーに息継ぎしないCVT、これに巨大なパワーを持つエンジン(296ps)に、巨大なパワーを発生するモーター(200ps)の組み合わせにより、インプレッサのシートに食い込む様な加速とかそんな甘いモノではなく、まるで落下しているようにも思える程の加速力を持ちそれでいて安定しているのです。
ある意味無敵のスーパーカーですよね。しかし優れたトラクションコントロール機能を持つので安全なんです。巨大なパワーを持つもののコーナー途中で加速しても滑らないしブレーキもしっかりと効く。車重1800kgもあるので重さによるダウンフォースが効いているので直進安定性も抜群。
まさかこんなモンスターカーがクラウンに設定されているなんて本当にびっくりで、加速力ならR34でも勝てない意味を体験できて本当に嬉しかったです。
GWS204 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4870×1795×1470mm
- ホイールベース 2850mm
- 3.5リッターV型6気筒DOHCエンジン (2GR-FSE型)
- 最大出力 296ps/6400回転
- 最大トルク 37.5kg.m/4800回転
- モーター最高出力 200ps/5615-13000回転
- モーター最大トルク 28.0kg.m/0-3840回転
- 駆動方式 FR
- トランスミッション 電気式無段変速機
- JC08モード燃費 14.0km/L
クラウン2.5Lハイブリッドも速い
YOUTUBEとこのブログの読者様で、所有する自動車はスバルの2.0リッター水平対向ターボエンジンを搭載するインプレッサ(GC-8型)のオーナーさんでも居らっしゃるのですが、先日メールを下さり(何時も情報ありがとうございます)今年一年の印象に残った他メーカーの自動車の感想をご連絡頂きました。
その中で気になる情報がありまして、クラウンアスリートに加速力で勝てないと言う情報でした。
どんな競い方と言うと余り無茶な競技内容ではなくって、皆様もあると思うのですが交差点の先頭で信号待ちしている時に似たような排気量を持つスポーツセダンやスポーツカーが並んでいた時や真後ろや目の前に停車している場面で、時々信号から0発進で次の信号位までどちらが速いか0km/h発進するプチ競争。
この時ハイブリッドとは仰ってなかったのですが、クラウンアスリートの次に第二位にGT-R(34型)が速いとご連絡を頂いたのですが第三位がフォレスター(EJ20ターボ)、第四位がGVBで第五位がコルトラリーアートだとご感想を頂戴しました。
また第二位から第五位の自動車に関しては何とか追いつけると仰ってたのですが、第一位のクラウンアスリートは全く追いつけなかったと仰ってたので。どのクラス(2.0リッターターボなのか3.5リッター)かはわからないですが加速力ならハイブリッドモデルだろうなと思った次第です。
以前からハイブリッドは速いと言う噂を耳にしますし、確かにモーターのトルクはターボに勝るスペックを持つ事は知ってますが、ハイブリッドで峠で速いと言っても私のGVBにとってはヒルクライムもダウンヒルも脅威となる存在だとはまったく思えずましては重たいので峠ではハイブリッドは不利な事も周知。
しかし先日知り合いで、元レース活動をしていて名前は明かせないですが神業的なドライビングテクニックと知識を持つ方が「ちょっと湾岸行ってみる?」的な乗りでMAXSPEEDATTACKを見せて頂いたのです。
その方も私と同じGVBオーナーなのですが限定モデルの「ts typeRA」なので私のGVBよりも加速力が違うのですが、それに同乗して湾岸線に。途中パーキングでR34の方と知り合いになり、何時もみんなが集まっている場所まで一緒に行くことになり、軽くR34とも湾岸バトルになったのですが。その時にポソッと「やっぱりインプレッサも速いけどGT-Rも速いですね~」と言うと、その元レース活動しているクラウンアスリートハイブリッドオーナーでもあるドライバーさんが「いや加速ならクラウンアスリートハイブリッドがもっと速いですよ。気持ち悪いくらい速いです」と。
インプレッサGVB(特別限定販売モデルts typeRA)、2.0リッター水平対向四気筒ターボエンジン。最高出力307ps。
スカイラインGT-R(34型)、2.6リッター直列6気筒DOHCツインターボエンジン。最高出力280psですが中古市場で出回っているチューニングモデルだと300psは軽くオーバー。
クラウンアスリートハイブリッドモデル、2.5リッター直列4気筒DOHCエンジン自然吸気式。最高出力178ps。モーター1KM型、最高出力143ps。
この時にふと思い出したのです、そういえば以前連絡頂いた時に「クラウンアスリートに勝てないって」やっぱりハイブリッドの事なのだと。
補足事項として、インプレッサやGT-Rよりも速いと言っても普段はパワフルだけどスムーズでしっかりとした走りでスポーツカーと競争する様なピーキーなアクセルレスポンスでは無いのでご安心ください。とても上品で安全なアクセルレスポンスとステアリング操作性です。
もしクラウンアスリートで直線加速にてスポーツカーを倒すセッティングにするならばトラクションコントローラーであるVDIMをOFFにする。これで一般的な道路で加速競争になれば他に敵うもの無し。ハイグリップタイヤ(YOKOHAMAのネオバ、ブリジストンのポテンツァ、クムホのV700か720/クラウンアスリートハイブリッドオーナーお勧めです。)を入れるとワインディングでも可成りいい走りが出来る。
クラウンアスリート 2.5Lハイブリッド 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4895×1800×1450mm 4WDは全高1465mm
- ホイールベース 2850mm
- 直列4気筒DOHCエンジン(2AR-FSE型)
- 最大出力 178ps/6000回転
- 最大トルク 22.5kg.m/4200-4800回転
- モーター 1KM型
- モーター最高出力 143ps
- モーター最大トルク 30.6kgm
- 駆動方式 FR / 4WD
- トランスミッション 電気式無段変速機