車も歩行者も自転車も年末は交通事故に注意しよう
年末は自動車も自転車も歩行者も慌ただしく動いていて、身勝手どうしが路上でぶつかったりする事故が多発しています。
また路上イルミネーションイベントを行っている道路では、脇見運転による追突事故(おかま)も多発しているので、車を運転するドライバーは特に集中しなければならないです。
幾つか事故しているシーン・または事故につながるシーンを動画でまとめたので、事故に繋がらないように安全運転イメージトレーニングに使って下さい。
イルミネーション道路で追突事故
御堂筋のイルミネーションイベントで脇見による追突事故、一回目の後にすぐ二回目の追突事故が発生していました。
渋滞している道路をすり抜ける自転車
自転車は交通渋滞している交差点を信号無視+すり抜けしたり、交差点で一時停止せずに歩行者や車と接触事故を多発させています。
まさかこんな場所で停車
自動車専用道路を間違えて突然急ブレーキして進路を変更。完全に気を抜いていたので危うく追突するところでした。
一時停止しないミニバン
左側ばかりに気を取られて、反対側の車線を直進する車を確認と一時停止して飛び出してくるミニバン。
事故に繋がりやすい交差点の解説
自動車の運転歴は1986年に初めて自動車の免許を習得してから2016年現在で約30年、バイクの免許は1983年に取得して走り回っていたので実質33年の運転歴があり一時期は自動車でご飯を食べさせて頂いた時期があります。
仕出し弁当の配達や佐川急便で働いてたことがあるので安全運転には結構な自信はあったのですが、久しぶりに交差点で大型トラックと衝突事故となる場面に遭遇してしまった次第です。やはり安全運転は集中力が大切だなと思い、今日は自分の安全運転復習の意味も含めて事故が発生しそうな「交差点」の場面やシチュエーション等を解説させて頂きたいと思います。
交差点死角からの飛び出し
このシーンがトラックと衝突しそうになった動画です。速度は余り出していないので余裕で停止は出来ましたがあと時速10km/h多く速度が出ていたらもっと冷っとした場面になっていたと思われます。
何故トラックと衝突しそうになった原因を自己分析すると。右折しようとしている大型トラックが停車していて対向は殆ど死角でしたので私の車速は時速30km/h少々だったと思いますが「危ないから徐行しなくては~」なんて思いながら左手でカーステレオの選曲ボタンを操作して注意散漫な状態になっていたのです。そんな折に死角から大型トラックのキャビンが見えたので危ないと思い急ブレーキ。でもトラックも止まってくれたのでそのまま直進通過した次第です。
補足、録画日が2014年となっていますが先日購入したユピテルのドライブレコーダーの日時設定が頻繁に初期化されてしまう事が原因ですのでご了承願います。撮影日は2016年2月10日の朝8時前後です。
トラックは止まってくれたものの、この交差点上には未だ最低2つの危険が待ち構えているのです。それは一体何でしょうか?
1番目答えは後続バイクのすり抜け追い越し(交差点手前30mは道路交通法により追い越しは禁止されています)があるので、自動車を左右にステアリングを切らない事。私は切ってしまいましたが後ろからバイクが来ていたら衝突していた可能性は高い。
2番目の答えはトラックをやり過ごして先に直進したは良いけど、今度は停車している突っ込んで来た大型トラックの陰から信号無視して横断する自転車や歩行者にも注意しなければならないと言う点です。
スクランブル交差点での左折
スクランブル交差点で大きな道路から細い道路へ入る時の左折でのシーン。
自動車は基本的に青色信号なので直進及び左折出来るのですが、4mから6mの範囲の小さな道路では基本的に歩行者用信号が赤でも、歩行者や自転車が停車せずに交差点に入ってくる危険があります。
この時注意しなければならないのが、動画では赤信号から青信号に切り替わるので後続車両を気にする必要はありませんが、ずっと青信号で比較的速度が出ている時の左折時は「自転車や歩行者が信号無視するだろうと」停車すると追突される事もあるので、速度が出ている時の左折はクラクションを鳴らし自転車と歩行者に左折する事をアピールしてスムーズに左折するのが望ましい。大きな道路で突然停車するのは望ましくなく(後続は先行車両が突然停車するなんて余り予想していない。)追突される懸念があります。
緩やかなカーブ
高架下の見通しが悪くスピードが乗りやすい緩やかなカーブ。動画の様な道流は速度を出すと右折車の飛び出しがあるので速度を抑えて走るのが望ましい。
動画では出てこなかったですが、時々見通しが悪いのに画面左方向に右折する車が居ます。速度が出ていると右折車が横断歩道の歩行者で停車する事もあったりするので衝突する恐れがあります。
見通しの悪い速度が出る緩やかなカーブは速度を控えめにして走るのが望ましい。
コンビニが近くにある交差点の飛び出し
動画のシーンは大きな道路を右折しようとしているのですが左右からの歩行者自転車と対向の車に注意しなければならないのですが、もう一つ注意点がありましてそれはコンビニから出てくる買い物客が突然交差点に入ってくる事があるのです。これは結構危なくてコンビニから出てくるお客さんは左右の自動車の動きにはまったくスルーの状態ですのでクラクション鳴らして注意を促しながら右折するのがベストだと思われます。
この様に買物が終わって出てきたお客さんが自転車に乗ってそのまま左右確認せずに交差点に進入する傾向が強いです。
もっと極端な例としまして。コンビニのドアを出るとすぐに交差点の様なシーンもあります。動画の交差点はドアが開いて走って交差点を渡ろうとするお客さんがとても多い。
画面向かって右折するときには、右方向と右後方とコンビニから出てくる人に注意しなければならない。こんな時アイサイトがあれば安心できるのにですよね。
運転する時は集中力を切らさないように
2019年5月8日、GW明け滋賀県で保育園児を巻き込む大事故が発生してしまいました。
事故に巻き込まれた子供さんには何ら落ち度が無く、なんともいたたまれない。ご冥福をお祈りします。
https://www.asahi.com/articles/ASM583QFXM58PTJB002.html
事故の内容は買い物を終えて帰宅する途中直進していたら右折車と接触し歩道にいた子どもたちと衝突してしまったと言う。
帰宅する時(特に自宅付近)は大きく集中力と判断が鈍るので車を運転する全員に気をつけていただきたく願います。
自動車の運転は集中力がすべて、途切れると事故する確率が上がる
自動車の運転は基本的に集中力が大切です。
記事タイトルにある「気が抜ける瞬間」と言うのは自動車を運転すると言う集中力が著しく低下しどこか気が抜ける瞬間です。
つい先日子供を学校まで送った帰り(無事学校まで送り届けて一服してから帰路に。)に青信号で交差点に進入しようとしたら信号無視のワンボックスに遭遇。一つタイミング間違えればワンボックスと衝突事故していた所です。
完全に気が抜けていた、しかし交差点に入る時は何時も自転車が飛び出してくるかもしれない運転しているので減速&交差点進入だったのでなんとか止まることができた。
ワンボックスが信号無視する動画
交差点を右折するのだが、道路に出ていく前には左右から自転車が飛び出してくるかもしれないと注意していたらまさかワンボックスが信号無視して飛び出して来たシーンです。
かもしれない運転をしていると未然に事故を防ぐことも可能では無い。
かもしれない運転をしていない典型的な例
地元の人なら以下のような交差点ではより一層かもしれない運転を心がける必要があるのだが
左から右方向へ直進する車が優先なのだが一時停止しないで突っ込んで来た車にぶつけられる内容です。
直進が優先であっても、一時停止しないかもしれない・自転車が飛び出してくるかもしれない運転をしていれば回避できたと思います。
集中力が低下する状況
- 配達の仕事が終わって会社に帰る途中
- 買い物を済ませた・友人を送り届けて帰宅する途中
- もうすぐ目的地や自宅に到着
- スマホでアプリを操作している
- 運転以外の考え事をしている
それ以外に道路交通法で禁止されている過労運転含む状態での運転は基本的に集中力は著しく低下している状態です。
昔に私が経験した絵に描いたような気が抜けた瞬間のエピソード。
平成6年頃に仕出し屋と言うお弁当の配達をする仕事をしていました。
配達する量は多く大阪の塚本から兵庫県伊丹にある大阪空港付近の会社までのルート配送で一日500食前後配達してました。
ある日仕出しの配達が終わって仕事が終わってから友達と遊びに行く約束があったので「仕事終わった!さて帰るぞ」と思った瞬間に走っていた道路の脇道から小学生が飛び出してきたんです。
思いっきりキューブレーキ踏んで配達で使っていたワンボックスのボンゴは真横向きに停車。
小学生のギリギリ手前で停まって事故をしなくて済みましたが、典型的な気が抜けた瞬間の出来事でした。
場所は忘れもしないこの道路(こちら)。ちょうど中央に遊歩道があるので午後は子どもたちの遊び場なのに気をつけて走らなければならないのだが気が緩んでいた。
運転に集中するには
運転に集中する一番良い方法は「シュミレーションしながら運転する」のが集中できると思います。
例えば次の交差点で左から自転車が飛び出してくるかも等とかもしれない運転+予想を立てる。
右折する時に右後方から人や自転車が横断してくるかも。
直進中に左側に駐車している車が居るので前を走る走行車線の自動車は右車線に進路変更するかも。
等など、先々の事を予想&シュミレーションしながら運転する事で集中力が高まります。
予想やシュミレーション(かもしれない)運転
予想やかもしれない運転をほんの少しでも心がけると体が勝手に反応してれて事故する確率を大幅に軽減する事ができます。
例えば動画の赤いレクサスですが、なんとなく左に寄りたそうな感じがしますよね。恐らくこの赤いレクサスは左車線に入り左折するのではないかとシュミレーション。直視するのでは無く全体的に状況を把握して頭で考えると集中力が高まります。
死角だらけの交差点
コンビニの周りでは飛び出してくるかもしれない運転を心がけると集中力が高まります。
大型トラック・バスの後ろ
トラックや大型バスとすれ違うとすぐ後ろの死角になにかいるかもしれない。
ご老人の予測不能な行動
小さな子どもさんもそうですが、ご老人も予測不能な行動を取ります。
運転中集中力を高めるには
次の運転スタイルでも集中力が高まるのでお試しください。
- スマホや携帯電話の電源を切る
- ハンドルは16時40分又は15時45分の位置で両手で握る(近年ではエアバックによる事故がある為10時10分の持ち方は推奨されない)
- シート位置はなるべくハンドル近くに調節する
- テレビは切る(気を取られる場合がある為)
- 運転席側の窓を少し開いて外の音にも注意を払う(音のインフォメーション)
- 基本的に歩行者と自転車は周囲を走る自動車を気にしていないと決めつけて運転する
ステアリングの持ち方とシートポジション。日産の「正しい運転姿勢とシートベルト」がわかりやすいです。
注意、エアバックがステアリングに内蔵されているのでステアリングから30cm以上離れるのが無難と言う情報もある(30cm以内だとエアバックが作動する事で大怪我する可能性がある)。
歩行者と自転車は基本的に自動車なんて気にして無い。
動画は自宅車庫からでて地味ですが一番危険なポイント。交通量が多いので道路に進入するタイミングとコンビニエンスストアがあるので左右と後ろからの追い越しが結構あって確認するポイントが多くて集中力高めないと事故の元に。
任意保険には必ず入る
一度だけ私も事故した事があるのですが(プレリュードの突然のUターンでプレリュードのサイドにバイクで突っ込む衝突事故)、任意保険に加入している事で示談交渉を保険屋さんが行ってくれて後処理がとても楽でした。
仕出し屋さんの同僚が事故をしてしまったのですが任意保険に入っておらず示談交渉を運転手自身で行っていてとても苦労している事を覚えてます。示談交渉は約2年前後続いたと記憶します。
自分で示談交渉する場合は本当に難しい。弁護士を雇うか自分自身で交渉しなければならない。
自分自身で示談交渉する場合は、相手側の休業補償(納税証明が必要だが出してもらえる事は少ない)や修理費と治療費など見積もりがあって無いような補償金額を支払うケースもありました。
また言いがかりの様なクレームも多々言われ不必要な慰謝料を請求され「5万・10万」とチビリチビリ払えそうな金額の慰謝料(治療費)を要求される。
佐川急便の友人も自転車を巻き込んでしまって諸事情で自分で示談交渉していたのですが、呼び出されては毎回5万円程度請求されていた事を記憶します。
車両保険は入らずとも対人対物保証の任意保険に加入しておく事でもしも万が一の事故でも加入している保険屋さんが後処理を行ってくれるので安心です。