コンテンツへスキップ

断続クラッチ操作説明 MT車は渋滞や車庫入れのときに使うテクニック意識しなくてOK

自動車教習所へ通う方からMT車の断続クラッチについて説明を求められたので解説させて頂きます。

断続クラッチのやりかた

MT車は停車する時はクラッチを切ってフットブレーキで停車します。クラッチを繋いだまま停車するとエンジンが停まってしまい再び自動車を動かすにはエンジンを再始動する必要があるので断続クラッチと言う操作が必要になります。

断続クラッチのやり方は直ぐにブレーキを踏んで止まれるように半クラッチで自動車をほんの少し動かしてはクラッチを切ってフットブレーキの用意をして直ぐに減速もしくはすぐに停車できるようにペダル操作します。

1-ギアは基本的に1速のままシフトチェンジ操作しません

2-クラッチペダルに足を乗せたままにして半クラッチとクラッチを切るを繰り返します。アクセルは必要に応じて踏んだりしますが基本的に減速と停車を強く意識する

写真はクラッチを完全に繋いでいる状態です。

3-半クラッチで少しアクセルを踏む感じでエンストしない程度で少し自動が前に進んだらクラッチを切って惰性で走る。

教習所で断続クラッチを行う場合の速度目安は歩いているくらいの速度(時速5km/h未満)で良いと思います。

写真が半クラッチの状態(車種によって異なる)。

基本的に直ぐに止まれるようにフットブレーキに足を掛けておいても良い。この辺は慣れるので意識しなくて大丈夫です。

クラッチを切って惰性で走るのもあり。アクセルは踏まない。

止まったり少し前に進む時はまた半クラッチと軽くアクセルを踏んでと言う流れになる。エンジン回転数は意識しなくていい、エンストしない程度でアクセルを踏めば良いです。

どのようなシーンで断続クラッチを使うのか?

MT車で断続クラッチを使うシーンは沢山あります。

  1. 車庫入れ
  2. 出庫
  3. 駐車全般
  4. 渋滞
  5. 狭い道
  6. バック
  7. 歩行者の多い道路

クラッチを完全に繋いでしまうとどうしても自転車並の速度になってしまうので、歩行者程度の速度で車を前進やバック(後退)させるシーンでは断続クラッチ操作が必要になります。

渋滞で半クラ多用しても壊れない?

渋滞の時も断続クラッチを使うと書きましたが、渋滞って数分で終わらないのが殆どで短ければ2km前後(約30分未満で終わる)長ければ数時間も断続クラッチを行う渋滞もあります。

私が一番酷い渋滞を経験したのはお盆休みの時期で因島(岡山と広島の堺にある島)から大阪までずっと渋滞していて、大阪に返ってくるまで8時間ずっとほぼ断続クラッチ操作でしたが特に問題なかったです。(その代わりクラッチを踏む膝痛くてたまらなかった)

エンジン回転数が低いと半クラッチ多用でも焦げたり滑ったりはしないですが、基本的にクラッチ板は消耗品と考えなければならないので半クラッチ多用は気にする必要はありません。

渋滞でクラッチ板気にするよりも膝が痛くなったり膝を痛めたりしないかを心配した方が良いと思います。

渋滞の動画、止まったり動いたりを繰り返すので断続クラッチ操作が必要になります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です