自動車の知識

スマートキー情報を不正に取得し車を盗むリレーアタックが国内でも発生

2019年 自動車盗難が増えている様です ご注意下さい

自動車窃盗被害がテレビで取り上げてました

多数の自動車仲間から「リレーアタックに気をつけて」と注意を受けてましたがまさか本当にそんな事があるのかと調べてみたら2017年5月13日に実際にリレーアタックによる自動車盗難事件が発生(一ヶ月遅れの情報で申し訳無いです)、皆さんもくれぐれもご注意ください。

リレーアタックとはスマートキー(リモコンキー)から出る微弱電波を受信し該当自動車を盗む役割の人の所へと電波を飛ばし解錠&エンジンスタートさせて乗り去ってしまう新しい自動車を盗む手口。

リレーアタック 自動車が盗まれる流れ

盗難目的とする自動車オーナーの近くにスマートキー電波の受信役が近づきスマートキー情報を盗み、離れた場所にいる自動車を盗む仲間へスマートキー情報を送信し解錠&エンジンスタートさせ自動車を盗んでしまうと言う手口。

日本経済新聞「スマートキーの弱点突く車盗難 微弱電波中継し解錠」より

スマートキーの電波は微弱で有効な範囲は1m前後とされているので周りに変な人が近づいてきたらわかりそうな気もするのですが。

リレーアタック対策方法

家庭用のアルミ・ホイールでリモコンキーを巻くと電波を遮断できるそうです、ご心配な方はお試し下さい。

その他リレーアタックされないようにするにはスマートキーから電源(電池)を取り除いてしまうしか無さそうですが自動車メディアでは携帯やスマホ用の800円前後で販売している「電波遮断ポーチ」にスマートキーを入れておくのが有効と解説している。

近年のスバル車に限っては暗証番号設定を行いスマートキーから電池を抜いて自動車の運用ができ有効な対策方法なのでご参考までに。

https://sport-car.akakagemaru.info/car-talk/post-16514/

尚、自動車を施錠する時はリモコンキーの物理キーで施錠できますし予めドアロックしておいてアウトドアサイドハンドルを引いたままドアを閉めれば施錠できる。

スマートキーに内蔵されている物理キーを使って自動車の鍵をかける。

注意、スマートキーに電池が無く物理キーで解錠すると盗難警報が鳴ります。もしスマートキーから電池を抜くなら必ず暗証番号設定して暗証番号でドアを解錠するようにしてください。

スマートキーに内蔵されている物理キー

スマートキーに電池が無くてもスタートボタンをスマートキーで直押しすればエンジンスタートできる。

物理キーを使わないで施錠する方法

運転席にある全てのドアをロックするボタンを押します。

ガチャ!と言う音と共に全てのドアがロックされるので自動車を降りる。

アウトサイドドアハンドルを引いたままドアを閉めます。

これで全てのドアを施錠する事ができる。

RollJam / Remote Code Grabber 車上荒らしにも注意

リレーアタックを調べていたら、スマートキーから解錠と施錠情報を盗み取って簡単に自動車を解錠してしまう事ができる「RollJam」(ロールジャム)または「Remote Code Grabber」と言うクラックする製品が販売されています。

RollJamは解錠もできるのだがなんと施錠もできてしまうので、車上荒らし被害にあっても分かり難いと言う側面もある。

駐車中車両からスマートキー情報を盗み取り、オーナーが居なくなってからRollJamを使って車の鍵を開いたり閉じたりしている動画。

https://youtu.be/18Sb99-jaeo

何れにしてもスマートキー情報を意図も簡単にクラックされてしまう状況なので、自動車メーカー各社には有料でもかまわないので何らかのクラック対策スマートキーを作って頂きたい。

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