2016年6月17日に納車したスバル「WRX STI VAB-C型」ですがエアコンの効きが悪いとツイッターに呟くと、同じスバル車を所有されるオーナーからも結構同じようにエアコンの効きが悪いと言う同調意見を多数頂きました。
今までスバル車のエアコンの効きが悪いと言う事は経験した事が無かった、ましてや仲良くしている同じスバルオーナーの自動車に乗せてもらっても寒いくらいエアコンが良く効くのだが、このWRX(特にB型以降)はエアコンの効きが悪いのです。
エアコンの効きが悪くなるのは外気温33度以上
外気温が32度以下ならそう感じないのだが、外気温33度以上になると高速道路を巡航していてもエアコンの風がぬるく感じる。
通常、自動車は渋滞などで止まったり走ったりもしくは信号待ちしている時にエアコンの効きが悪くなるのだが(走ると冷たい風が出てくる)、今度のWRXでは走っていようが止まっていようが渋滞していようが外気温33度を超えるとエアコンの風がぬるいんです。
たまたま慣らし運転で名古屋まで走った帰りに西名阪自動車道で渋滞に捕まり、外気温がちょうど33度だったのでエアコンの設定を色々調べてみた。
エアコンの操作
レヴォーグが発売された時期のスバル車のエアコンは恐らく共通設定だと思われます。エアコンの操作ですが図のマルチファンクションモニターを見ながら設定する方式。設定を変更するのはナビ液晶の下にある3つの丸いダイヤルです。
エアコンダイヤル操作の説明
- MODE 送風の場所を切り替え
- DUAL 助手席側のエアコン温度セパレーターON/OFF(送風は手動で止める必要がある)
- フロントウィンドウくもり除去
- A/C エアコンOFF/ON
- AUTO フルオートエアコンOFF/ON
- リヤウィンドウ熱線OFF/ON(くもり除去)
- エアー循環OFF/ON
- エアコンOFF(送風等全停止)
赤い印「A B C」のダイヤル役割
- A 助手席側の温度コントロール(操作するとDUALが自動的にON(温度設定セパレーター)となる)
- B 送風の強弱をコントロール(運転席と助手席側共通)
- C 運転席側の温度コントロール
助手席側と運転席側のエアコン設定温度セパレーターが有効な場合は「DUAL」のインジケーターが点灯し、マルチファンクション画面に温度が2つ表示されます。
この2つの温度はエアコンのダイヤルAを回すと助手席側の温度を変更、ダイヤルCを回すと運転席側の温度を変更出来る仕組み。送風の強弱はダイヤルBで変更する仕組み。
「DUAL」のボタンを押すと、インジケーター点灯で助手席エアコン設定温度セパレーターON。もう一度押すと助手席エアコンセパレーターOFF(送風は消えない)にする事が出来る。助手席側のエアコン設定温度セパレーターがONなのかOFFなのかはマルチファンクションモニターでも確認できる。温度設定が一つしか表示されていない時は助手席側エアコンはOFF。
エアコンが一番効く設定
エアコンの温度設定は次の通り。
- LO(冷たい風)
- 18.5度(指定出来る最低温度)
- 中間設定は0.5度単位で温度設定が可能
- 31.5度(指定出来る最高温度)
- HI(温かい風)
外気温33度でとても熱く、エアコンの温度設定を私はLOにして運転していたのですが、ほんとにエアコンの風がぬるくて仕方がなかった。
なんでこんなにエアコンが効かないのか?と渋滞している時に色々試してみた結果、次の温度設定が一番エアコンが涼しくなることが判明。
温度設定はLOでは無く18.5度が一番エアコンの効きが良かった。
設定温度LOにした状態で送風を一番強い「強」の送風にしてもエアコンの効きは悪いままだが、18.5度にすると快適な冷風が出てくる。
加えて「DUAL」(助手席側のエアコン設定温度セパレーター)をONにして、設定温度を18.5度にすると助手席の方がより冷風が断続的に出てくる事を発見しました。理由は分かりませんが助手席側の方が冷風が沢山出てきます。
この設定が私のWRXでは一番エアコンが効く設定でした。
スバル車のオーナーの中には、右側のAUTOボタンを押し、エアコンをフルオート状態にして設定温度をLOまたは任意の温度に設定する事でエアコンの効きが良いと言う情報もありましたので、もしもスバル車のエアコンの効きが悪いと言うことでお困りならそちらの方もお試し下さい。また一人しか乗車していなくてもDUALを入れると結構冷えると思います。
エアコン操作ボタンで言うと
2番と5番と7番をONにした状態のフルオートエアコンにしてしまう。