自動車の知識

車のフロントにこびりついた虫は変色の原因になるのですぐに洗って下さい

7月から9月にかけて夜間自動車を運転すると「虫」がフロントバンパーやエンジンフードそれにウィンドウに当たってこびりついてしまい、特に新車は見た目が汚くなるので対処方法を解説させて頂きます。

虫がこびりついたらその日の内にバンパー周りを洗う

郊外や高速道路を夜間走ったら必ず虫が飛んできて車に当たってこびりついてます。可能であればその日の内にフロントバンパーナンバープレートだけでも洗車して頂く事が望ましい。その日の内なら家庭用中性洗剤を薄めたもので洗えば虫は簡単にきれいにとれます

ウィンドウにこびりついた虫は数日放置しても洗車時に綺麗にできます。

1日以上放置しない事

フロントウィンドウは虫がこびりついても放置して大丈夫ですが、バンパーとエンジンフード(ボンネット)に虫がこびりついている場合は1日以上放置してしまうと変色をする恐れがあるので虫がこびりついた翌日は必ず洗車して車をきれいにして下さい。

補足 その日のうちなら洗車機でも虫は綺麗にとれますが、新車を洗車機に通すと細かい洗車キズが入る恐れがあるので止めた方が良い(なるべく手洗いした方が良い)。

特にナンバープレートの白色が変色しやすいのでナンバープレートは念入りに洗って下さい。

洗車に使用するのは家庭用中性洗剤を水で薄めたものか、評判の良いシュアラスター(コーティング車対応)を薄めたものと洗車用クロス。

こびりついた虫の洗い方(1日以内)

一日以内(なるべく早朝までに)にこびりついた虫なら簡単に落ちます。十二分に水を掛けてからバケツにカーシャンプーまたは中性洗剤を十分に泡立てながら薄めたもので洗って下さい。

こんな感じ泡立てて下さい。

洗車用クロスを使って洗うのが一番良いのだが、なければなるべく柔らかいタオルを使って洗って頂くと良いでしょう。

虫の付いている箇所だけでも良いので洗って頂くと変色の恐れは無くなるので安心です。

虫のこびりつきを数日放置してしまった場合の対処

虫がこびりついて数日放置するとボディの一部が変色する恐れがあるのでなるべく早く洗車してください。

また数日放置してしまった場合の対処方法としては、市販の虫取りクリーナーを用意してください。

一匹や二匹なら水を含ませたティッシュを貼り付けて10分程度してから洗えば綺麗に洗い流すことはできますが、夏の夜に車を走らせてこびりついてしまう虫は数十匹以上。これを水を含ませたテッシュを虫の場所に貼り付けて取り除く作業は大変です。

ティッシュで虫を洗い流す場合は虫の大きさに併せて適当に切り取って水を含ませて、虫がくっついている場所に貼り付けます。

虫のくっついている場所に水を含ませたティッシュをくっつけて約5分ほどそのままにして乾かない内に濡れたクロスで拭き取って下さい。後が残っている場合はもう一度この作業を繰り返し、ソフト99のコーティング車対応「スムースエッグ」でケアすると良いでしょう。

お勧め虫取りクリーナー

注意、使用前に車の目立たない場所に少し掛けて拭き取りして変色しないかを確認してからクリナーを使って下さい。

エステー コーティング専門店の虫とりクリーナー(この時期売り切れいてる事が多いので、お盆に帰省を考えているなら先に準備しておくのも良い。)

コーティン車でも使える強力な虫とりクリーナーです。

虫取りクリーナーを使って洗う方法はYOUTUBEの動画で沢山紹介されています。

https://goo.gl/Wpd3TJ

走っている車に虫がよってこないようにするには

走っている車に虫がよってこないようにする方法は基本的にありませんが、一般道であれば走る速度を控えめにする事でこびりつく虫を大幅に軽減できると思います。高速道路はどうしても時速50~60km/h以上出てしまうので虫のこびりつきは避けられない。

もい一点、LEDヘッドライトだと虫があまりよってこないと言う事はあります。まったく無い事はありませんがHIDヘッドライトに比べると明らかに少ないと思うので大量の虫のこびりつきを裂けたいならLEDヘッドライト(ハイビーム含む)へ交換するのも良いかもしれない。

これはLEDヘッドライトを装着した自動車で夏の夜に山道を走っている写真。虫はほぼ飛んでこなかったです。

HIDヘッドライト(ハーネスがLEDソケットと合わない)を簡単にLEDへ交換することはできないが、ハロゲンヘッドライトなら同じソケットタイプなら簡単に交換できる。但し写真の様にLEDランプは冷却用ファンが付いている事が多く一部の車種ではゴムカバーを付けるとオーバーヒートで点灯しなくなる事があるのでLEDへ交換をお考えの際は専門店かディーラへご相談下さい。

 

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